防災士SK

防災士の資格を昨年秋に取得しました。 災害について多くの人に関心を持ってもらいたいし、…

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防災士の資格を昨年秋に取得しました。 災害について多くの人に関心を持ってもらいたいし、過去の災害の教訓を活かせる様に発信していきたいと思います。

記事一覧

南海トラフ地震臨時情報が発表されて

8月8日16時43分に日向灘沖で最大震度6弱を観測する地震が発生。 地震の規模がマグニチュード7.1、 震源の深さが30km その後、南海トラフ地震臨時情報(調査中) が発表され…

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12日前
1

災害警戒レベルをしっかり理解して防災対策を

今年の梅雨は、梅雨入り直後から大雨の ところが相次ぎました。また、最近は 梅雨の中休みで40℃を記録するなど猛烈な 暑さを記録してます。 過去には考えられない程の大雨…

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1か月前

風水害に対する備え

今年の梅雨入りは遅れています。 しかし、毎年どこかで必ず風水害に関する 災害は発生しています。 備えで重要になるのは、やはり自分自身!! 防災意識を持って行動するこ…

防災士SK
2か月前

災害関連死を減らすために必要なこと

令和6年1月1日に発生した能登半島地震 でも災害関連死が増加しています。 過去にも、東日本大震災や熊本地震で 災害関連死は多く出ています。 なぜ、災害関連死は増加する…

防災士SK
2か月前

災害警戒レベルを正しく理解して防災対策を!!

今年は平年以上に梅雨入りが遅れています。 風水害の被害は、毎年全国の何処かで発生 しているのです。 6月〜7月にかけての大雨の特徴は、 ・①梅雨前線が停滞しての長雨 …

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2か月前
3

災害時のトイレ問題

地震発生など災害時には、トイレが使えず 困ってしまう問題が必ず発生します。 過去の災害を振り返っても、必ずと言って いいほどトイレ問題は上がります。 なぜ改善しよう…

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2か月前

災害前に避難所運営の役割分担を明確化すべき

災害が発生すると、避難所での生活を余儀なくされることも有ります。 避難所運営は、役所の方がおこなうの ではなく、地域自治会の方々を中心にして 避難所運営をしなけれ…

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2か月前

熊本地震から8年…

2016年4月14日午後9時26分にマグニ チュード6.5の地震が発生。 その後、約28時間後の16日午前1時25分に マグニチュード7.3の本震が発生。 益城町では、震度7を2度観測して…

防災士SK
4か月前

地震災害はいつ起こるか分からない!!

地震による災害は、寒い冬、猛暑の夏など いつ起こるか分かりません。 その時期に必要な備蓄品だったり、 避難所運営に必要なことを精査しておく 必要があると思います。 …

防災士SK
4か月前

長周期地震動の恐ろしさ

今日の朝方に、岩手県北部で震度5弱の揺れによって長周期地震動階級2が観測されました。 令和6年能登半島地震でも、長周期地震動階級4が観測されています。 階級は4段階に…

防災士SK
4か月前

大地震の後の誘発地震に要注意!!

マグニチュード8クラスの大地震が発生 した後に、違う場所で比較的大きな地震 が発生する場合があります。 これを誘発地震といいます。 過去の誘発地震を見ていくと、 201…

防災士SK
5か月前

より良い避難所運営を目指すために

災害発生時に、必ず避難所が開設され 近隣の自治会を中心にして運営しなければ なりません。 特に地震災害では、事前の準備がなく 避難所運営をしなければいけないのです。…

防災士SK
5か月前
1

避難所運営の在り方

地震などの災害時、学校などに避難される 方が多いと思います。 避難所を開設されたら、運営をするのが 学校区域の自治会が行います。 しかし、自治会役員の年齢層が高く、…

防災士SK
5か月前

災害時にネギの重要性

災害が発生し、避難生活を送る上で 栄養不足により、風邪など体調を崩し やすくなります。 また、血行が悪くなりエコノミー症候群 が起こりやすくなるのも、過去の地震災害…

防災士SK
5か月前

南海トラフ地震臨時情報の種類について

南海トラフ地震の想定震源域で大きな地震 もしくは、異常なスロースリップが発生した場合に、気象庁から南海トラフ地震臨時情報(調査中)が発表される。 その後、評価検討…

防災士SK
5か月前

南海トラフ地震臨時情報を多くの人に知って欲しい

南海トラフ地震臨時情報を知っている人 まだまだ多くないと感じます。 『伝えていく』これを微力ながら 防災士としてやっていきます。 知識を得れば、防災意識を変えること…

防災士SK
5か月前
南海トラフ地震臨時情報が発表されて

南海トラフ地震臨時情報が発表されて

8月8日16時43分に日向灘沖で最大震度6弱を観測する地震が発生。
地震の規模がマグニチュード7.1、
震源の深さが30km
その後、南海トラフ地震臨時情報(調査中)
が発表され、地震発生から約2時間半後に
南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)
が発表されました。運用されてから今回が
始めてのケースです

巨大地震注意が発表されるケースは
・異常なスロースリップ
・想定される震源域内でM7クラス

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災害警戒レベルをしっかり理解して防災対策を

災害警戒レベルをしっかり理解して防災対策を

今年の梅雨は、梅雨入り直後から大雨の
ところが相次ぎました。また、最近は
梅雨の中休みで40℃を記録するなど猛烈な
暑さを記録してます。
過去には考えられない程の大雨や暑さが
今後起こり得ることを考えて、防災対策を
しっかりしないといけません。
風水害に関する災害警戒レベルが5段階
ありますが、熱中症にも災害警戒レベルと
同様な仕組みがあります。
暑さ指数WBGTが31℃を超える場合は
災害警戒レ

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風水害に対する備え

今年の梅雨入りは遅れています。
しかし、毎年どこかで必ず風水害に関する
災害は発生しています。
備えで重要になるのは、やはり自分自身!!
防災意識を持って行動することが大切
◯風水害に対する対策
①自宅周辺の片付け・安全確認
特に台風などで暴風によって物干し竿や
屋根瓦、ベランダにある植木鉢などが
飛ばされ他人の車などを破損させてしまう
恐れがあります。なので、ベランダにある
ものは台風が接近して

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災害関連死を減らすために必要なこと

令和6年1月1日に発生した能登半島地震
でも災害関連死が増加しています。
過去にも、東日本大震災や熊本地震で
災害関連死は多く出ています。
なぜ、災害関連死は増加するのか?
一つに、災害によってストレスを抱え込み
過ぎてしまい体調を崩すことが多いです。
災害発生後は、心のケアがとっても大事
になります。また、安心して少しでも
快適に避難生活を送れる様にするのも
ストレス軽減になります。
より良い避

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災害警戒レベルを正しく理解して防災対策を!!

災害警戒レベルを正しく理解して防災対策を!!

今年は平年以上に梅雨入りが遅れています。
風水害の被害は、毎年全国の何処かで発生
しているのです。
6月〜7月にかけての大雨の特徴は、
・①梅雨前線が停滞しての長雨
・②台風の直接的な影響
・③台風(熱帯低気圧)+梅雨前線
・④寒冷渦によるゲリラ豪雨
になると思います。
①梅雨前線が停滞しての長雨
最近だと熱海の土石流災害が該当します
特徴として、猛烈な雨が降るわけではなく
数日間強弱を繰り返して

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災害時のトイレ問題

地震発生など災害時には、トイレが使えず
困ってしまう問題が必ず発生します。
過去の災害を振り返っても、必ずと言って
いいほどトイレ問題は上がります。
なぜ改善しようとしないのか、実際災害が
発生して本当に困ってから動こうとする
からだと思います。
だから毎回同じ課題が発生するのです!!
災害が発生してから動くのは遅い!!
平常時からトイレ対策はできます。
防災関連のサイトを見れば、しっかり
掲載さ

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災害前に避難所運営の役割分担を明確化すべき

災害が発生すると、避難所での生活を余儀なくされることも有ります。
避難所運営は、役所の方がおこなうの
ではなく、地域自治会の方々を中心にして
避難所運営をしなければなりません。
災害が発生してから集まって、運営に向けた
準備を始めても焦り、混乱が生じて上手く
対応することは難しいです。
事前の準備がとっても重要になります。
避難所運営に当たって、まずは役割分担を
明確にする必要があります。
一人が

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熊本地震から8年…

2016年4月14日午後9時26分にマグニ
チュード6.5の地震が発生。
その後、約28時間後の16日午前1時25分に
マグニチュード7.3の本震が発生。
益城町では、震度7を2度観測しています。

被害を見ていくと、地震による直接死より
災害関連死の割合が圧倒的に多いです。
現在、過去の大地震から家屋の耐震性が
向上し、倒れにくくなってきてます。
また、家具の固定などで地震による直接死
を防げる

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地震災害はいつ起こるか分からない!!

地震による災害は、寒い冬、猛暑の夏など
いつ起こるか分かりません。
その時期に必要な備蓄品だったり、
避難所運営に必要なことを精査しておく
必要があると思います。
猛暑の夏なら、『熱中症対策』冬ならば、
『寒さ対策』を考えた避難所運営、備蓄品
の整備が必要になると思います。
令和6年能登半島地震でも、避難所生活で
寒さの影響により犠牲になった方もいます。
近年は、災害関連死による犠牲者が増えて

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長周期地震動の恐ろしさ

今日の朝方に、岩手県北部で震度5弱の揺れによって長周期地震動階級2が観測されました。
令和6年能登半島地震でも、長周期地震動階級4が観測されています。
階級は4段階に分けられる
・階級1 やや大きな揺れ
・階級2 大きな揺れ
 ◯食器や書棚の本が落ちることも
・階級3 非常に大きな揺れ
 ◯固定してない家具等が動く
 ◯不安定な物が倒れる
・階級4 極めて大きな揺れ
 ◯固定してない家具等

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大地震の後の誘発地震に要注意!!

マグニチュード8クラスの大地震が発生
した後に、違う場所で比較的大きな地震
が発生する場合があります。
これを誘発地震といいます。

過去の誘発地震を見ていくと、
2011年3月11日 東日本大震災
発生から1日も経たないうちに
長野県北部地震で震度6強の揺れ、
4日後の15日には、静岡県東部地震で
震度6強の揺れを観測しています。

大きな地震ほど、誘発地震が発生する
リスクが高まるのです。

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より良い避難所運営を目指すために

より良い避難所運営を目指すために

災害発生時に、必ず避難所が開設され
近隣の自治会を中心にして運営しなければ
なりません。
特に地震災害では、事前の準備がなく
避難所運営をしなければいけないのです。
急遽の事態に対応するため
『準備』が非常に大事になるのです。
準備をする為に、
・プライバシーの確保
・要配慮者へのスペース確保
・トイレの確保
・避難所の安全確保
などを事前に話し合っておく必要が
あります。
内閣府の防災ホームペー

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避難所運営の在り方

地震などの災害時、学校などに避難される
方が多いと思います。
避難所を開設されたら、運営をするのが
学校区域の自治会が行います。
しかし、自治会役員の年齢層が高く、
女性の方が少ないのも事実。
これでは、災害時に女性が窮屈な
避難生活をさせてしまいます。
そこで
女性が必要としているもの、配慮して
欲しいことを言える環境を作るべく
避難所運営に女性も入れ、運営するべき
だと思うのです。

理想は、

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災害時にネギの重要性

災害が発生し、避難生活を送る上で
栄養不足により、風邪など体調を崩し
やすくなります。
また、血行が悪くなりエコノミー症候群
が起こりやすくなるのも、過去の地震災害
から見られます。
そこで、乾燥ネギが備蓄品としてあれば
風邪予防に加えて血液をサラサラにし、
エコノミー症候群を防ぐのに最適では
ないかと思うのです。
ネギは、様々な料理に使われていて
非常に便利なもの、だからこそ災害時
備蓄品の一部

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南海トラフ地震臨時情報の種類について

南海トラフ地震の想定震源域で大きな地震
もしくは、異常なスロースリップが発生した場合に、気象庁から南海トラフ地震臨時情報(調査中)が発表される。
その後、評価検討会を経て約2時間後
気象庁から
・臨時情報(巨大地震警戒)
 半割れ(西側もしくは東側)M8クラス
 の地震が発生したと判断された場合
・臨時情報(巨大地震注意)
 想定震源域でM7クラスの地震または
 通常とは異なるスロースリップの発生

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南海トラフ地震臨時情報を多くの人に知って欲しい

南海トラフ地震臨時情報を知っている人
まだまだ多くないと感じます。
『伝えていく』これを微力ながら
防災士としてやっていきます。
知識を得れば、防災意識を変えることが
出来ると考えています。
明日以降、少しずつ伝えていきます。