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変えるポイントを理解する -変数のお話-

こんにちは!
「おはようございます」の時間帯からしれっと、この時間に変更をしてみた今日この頃です。
#実験ということにしよう
#朝の習慣は継続

さて、今日も読書メモの回です。

「仕事が出来る人」に共通するたった一つの思考法
数値化の鬼(著:安藤広大)

前回は、確立に潜んだ「分母と分子」の関係性、それに伴う行動量の低下などを観ていきました。
今回は、やるべきこと、やらなくていいことを分ける「変数」を学んでいきましょう。

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どこを‟変える”のか??

目の前で起きていることの裏側にある数字を見つけることが、この問いの答えになります。仕事においては、全てを一端数字に置き換え、考えるべきこと、考えても無駄なことを見つけていきます。
その見極めとなるものが、「変数」なのです。

変数を扱うために、2つの頭の悪さが邪魔をすると著者は指摘します。

① 全ては自分の思い通りになる
→ 「変えられない」ことを「変えようとする」ヒト
② 自分の力では何をやっても思い通りにならない
→ 「変えられる」ことを「変えられない」と思い込んでいるヒト

このどちらの行動パターンも本質的なものではありません。

Y=ax+b

誰もが数学にて習ったことのある方程式ですね。
この場合、aとbは定数であるために、変化を生むことはありません。xのみが変数であり、唯一変化をするのです。

例えば、大事なプレゼンがある場合、資料作成に1-2時間費やしたとしましょう。それでも結果が変わらなかった場合、完成度はプレゼンの変数ではないことが理解できます。

動画で取り、自分を見つめ直す作業などを行った場合、成功の回数が向上するようであれば、伝え方がプレゼンの変数であったと言えるでしょう。

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定数と変数の見極めこそ重要

変数の見つけ方は、プロセスの試行錯誤の中でのみ、見つけることが出来ます。そのためには、3つのステップがあります。

① やることを時系列で整理する
② 最初の工程の「行動量」を増やす
③ それぞれの工程での問題点を整理する

「なぜ?」を繰り返すことにより、自分と向き合う作業とします。場合によっては、自分の行いが間違っていたことを認める作業になるため、向き合えるか否かも重要な因子となります。

この変数に、いち早く気が付くためには、何をしたらよいのでしょうか。

工程を分けて、数字を数えて、「なぜ?」を繰り返す。
この作業から逃げることにより、流行りのビジネス本等にある「〇〇力」という概念を使い、概念化して逃げると著者は指摘しています。

具体的には、数値化をしたKPIに分解をするのです。

プレイヤーとして成長をするためには、答えを与えられても意味がありません。プロセスのマクロ管理では成長しないのです。このこと日早く気が付いた人から成長をするのです。

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KEY:「変数」じゃないものに固執しない

会議をやっている時間は変数ではありません。会議の変数は、アイディアを10個出すなどの明らかに数値となるものです。

社長が直接みんなに声かを変える「回数」も同様に変数ではありません。得られる数値的変化が変数となるのです。

なぜ、このように考えるかというと、人間は意味を後付けをするためです。
折角やったのだから、意味がなかったと認めることが出来ないのです。PDCAにおける(P:目標)を忘れないことがより重要となります。

その上で、CAを考えていきます。
Cは評価であり、半年や1年の期間で上司が行うものとなります。一方、KPIは自分自身で行うものでもあります。やったことに勝手に意味づけをしないためにも、評価は重要となるのです。明らかに結果や成果につながったことを見つけ出す作業となるのです。

その際の問の例があります。

① (P)につながる行動を「何回」とったか?
② (P)に繋がる仕事を「何時間」とったか?

数値化を徹底したうえで、次はどうするのか?もセットで考えます。
これこそ、(A)です。(A)においては、二択です。

① うまくいっていたら、その調子でもっと攻める
② 失敗したり、未達成だったりしたら、他にどんな方法があるのかを考える

①であった場合、本来ならもっと成功率を挙げる方法がないかを見つけることは続けます。②であった場合、素早く認めて、次の行動を考えるのです。
どちらにしても、他者の評価を受け入れず、自己評価が高く、失敗を失敗と認めなければ、成長は止まります。

そのためにも、数値を自分の感情が入り込まないように、そのまま受け入れることが重要となります。

世の中にあるありとあらゆるノウハウ本ですら、全て仮説でしかありません。試して、数値的変化があるのであれば、「変数」として受けいれます。ということは、上司の成功法すら仮説でしかないのです。
時代、能力、素質も違うことから、プロセスまでは教えるべきではないのです。


過去の成功にとらわれたり、色々と考え始めると、これは本当に難しいことであると考えました。さらに、うまくいかないときはなおさら。
自分の掛けた時間における費用を考えると、簡単に認められるものではないからです。ただ、そこを一歩踏み込めるか否かが成長の有無を分けるのでしょう。

今日も学んだ!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム
講内 源太

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