noteに投稿しているシナリオ等作品の紹介

　ここでは私がnoteに投稿している作品をまとめます。

　これらの作品はポートフォリオとしての意味合いもあるため、基本的にエンタメ作品として成立させやすいジャンルを選び、王道パターンを多く入れるようにしています。全体の作品傾向としては、世界観やテクニカルな部分よりも、登場人物の関係性と複雑な心情を重視して書いています。ご依頼の場合はこれ以外のジャンルや形式にも対応致しますので、参考程度にお考えい

【完結】『あなたの知らない永遠』エピローグ「三人娘のそれから」

初回

前回

本文　ステラは今年で八十歳になる。彼女はこの国ではかなりの長寿といえる年齢ながら、耄碌することもなく、優しく気さくなご老人として人々から愛されていた。
「ステラおばあちゃん、昔話を聞かせてよ！」
「あたしも聞きたーい！」
「ぼくも！」
　彼女はしばしば村の子どもたちから昔話をせがまれた。子どもたちは、彼女の柔らかい語り口で綴られる寓話が大好きだった。もっともそれらのうち少なくとも二

『あなたの知らない永遠』第十話を投稿しました。あとはエピローグを残すのみ。もうほぼ書き上がっているのであとは投稿するだけです。創作大賞2024の締め切りにも間に合いました。やや駆け足にはなりますが、なんとか完成させられそうです。

【完結】『あなたの知らない永遠』第十話「新たな始まり」

登場人物

ステラ(16)：とある村に住むごく普通の少女。ニナの生まれ変わり。
サラ(5,119)：魔法使いの女性。元人間。ニナと両想いだった。
ニナ(享年64)：人間の女性。サラと両想いだった。
ジェシカ(10,099)：魔法使いの女性。不老不死。サラに好意を抱いている。サラ、ニナと仲が良かったが、無断で不老不死の魔法をかけたことでサラに酷く嫌われる。その後、五千年の時を経てサラと和解した。

【完結】『あなたの知らない永遠』第九話「和解」

登場人物

ステラ(16)：とある村に住むごく普通の少女。ニナの生まれ変わり。
サラ(5,119)：魔法使いの女性。元人間。ニナと両想いだった。
ニナ(享年64)：人間の女性。サラと両想いだった。
ジェシカ(10,099)：魔法使いの女性。不老不死。サラに好意を抱いている。サラ、ニナと仲が良かったが、不老不死の魔法を勝手にかけたことでサラに酷く嫌われる。

初回

前回

本文　三人はニナの家の跡

創作大賞のファンタジー小説部門は終わりまで評価の対象になるとのことで、エントリーしている『あなたの知らない永遠』をなんとか締め切り前に完結させようと急いでおります。審査する出版社様の求めている作品とは違うかもしれませんが、きっちりまとめるだけまとめようと思います。

【完結】『あなたの知らない永遠』第八話「マナホールの所在」

登場人物

ステラ(16)：とある村に住むごく普通の少女。ニナの生まれ変わり。
サラ(5,119)：魔法使いの女性。元人間。ニナと両想いだった。
ニナ(享年64)：人間の女性。サラと両想いだった。
ジェシカ(10,099)：魔法使いの女性。不老不死。サラに好意を抱いている。サラ、ニナと仲が良かったが、無断で不老不死の魔法をかけたことでサラに酷く嫌われる。

初回

前回

本文　三人が出会ってから

Threadsのアカウントを作成しました。https://www.threads.net/@gen_akeno
日常の投稿はしない予定ですが、活動に関する話は順次上げていこうと思います。
シナリオライター、イラストレーター、その他クリエイターのみなさま、よろしければ相互フォローお願いします<(_ _)>

先ほど第七話を投稿した『あなたの知らない永遠』ですが、まあ本当に難産で、一話書くだけでかなり消耗しています。その上私自身が投稿した時点ですでに改善の余地を感じていますし、どうしたもんかといったところです。創作大賞の締め切りまでに完結させられるかどうか……

【完結】『あなたの知らない永遠』第七話「二人の距離」

登場人物

ステラ(16)：とある村に住むごく普通の少女。ニナの生まれ変わり。
サラ(5,119)：魔法使いの女性。元人間。ニナと両想いだった。
ニナ(享年64)：人間の女性。サラと両想いだった。
ジェシカ(10,099)：魔法使いの女性。不老不死。サラに好意を抱いている。サラ、ニナと仲が良かったが、不老不死の魔法を勝手にかけたことでサラに酷く嫌われる。

初回

前回

本文　あれから六日が過ぎ

現在、作中で使用するための日本語ベースの人工言語を作っているのですが、せっかくなので公然の密談が可能なレベルまで実用性を高めようと思っています。完成しても仕様を公開するかはわかりませんが。

創作大賞2024にエントリーしているファンタジー小説『あなたの知らない永遠』は主要人物が三人とも女性なんですが、なぜそうしたのかと言うと、「三人のうち1人ないし2人を男性にすると話が気持ち悪くなるから」です。このシナリオは全員男か全員女じゃないと上手くかみ合わないと思います。

【完結】『あなたの知らない永遠』第六話「サラって呼んでほしい」

登場人物

ステラ(16)：とある村に住むごく普通の少女。ニナの生まれ変わり。
サラ(5,119)：魔法使いの女性。元人間。ニナと両想いだった。
ニナ(享年64)：人間の女性。サラと両想いだった。
ジェシカ(10,099)：魔法使いの女性。不老不死。サラに好意を抱いている。サラ、ニナと仲が良かったが、不老不死の魔法を勝手にかけたことでサラに酷く嫌われる。

初回

前回

本文　翌日、ステラはいつ

【完結】『あなたの知らない永遠』第五話「独りぼっち」

登場人物ステラ(16)：とある村に住むごく普通の少女。ニナの生まれ変わり。
サラ(5,119)：魔法使いの女性。元人間。ニナと両想いだった。
ニナ(享年64)：人間の女性。サラと両想いだった。
ジェシカ(10,099)：魔法使いの女性。不老不死。サラに好意を抱いている。サラ、ニナと仲が良かったが、無断で不老不死の魔法をかけたことでサラに酷く嫌われる。

初回

前回

本文　翌日、ステラは何食わぬ

現代のシナリオ研究の一環として、他と一線を画す評価を得ている漫画を常日頃から読むようにしているのですが、先日山口貴由先生の『シグルイ』を拝読し衝撃を受けました。最初から最後まで常に先を期待させ、最終話で一挙に落とす。バッドエンドの作品としては『デビルマン』に比肩すると感じました。

短調の曲の途中で少しだけ長調になりまた短調に戻るような曲展開や、それとは逆のパターン、長調→短調→長調となる曲展開は魅力的で、どちらも繊細な響きがする。私が書こうとしている話もその類で、明と暗のグラデーションを行き来しながら静かに読み手の心に忍び込むような展開を意識している。