短調の曲の途中で少しだけ長調になりまた短調に戻るような曲展開や、それとは逆のパターン、長調→短調→長調となる曲展開は魅力的で、どちらも繊細な響きがする。私が書こうとしている話もその類で、明と暗のグラデーションを行き来しながら静かに読み手の心に忍び込むような展開を意識している。

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