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発達障害の世界【当事者目線でおくる】

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2024年4月の記事一覧

発達障害が自由に生きれない訳

発達障害が自由に生きれない訳

やりたい事がやれる人とやれない人がいる。

なぜだろう。

私は長年、自由に生きれないと感じてきた。

なぜかやってはいけない気がしてしまう。

これは発達障害の人の多くが感じている事だと思うが、「自分から自由になれない」のだ。

囚われ、がんじがらめにされている。

当事者目線だからこそ語れる、長年言葉にできなかったモヤモヤした感覚を文章にわかりやすくまとめてみた。

是非興味のある人はチェック

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弱者として生きてきて

弱者として生きてきて

私は長い間、弱者として生きてきた。

ハンチバックという芥川賞受賞小説をご存じだろうか。

この小説は、裕福な難病身体障害者の目線で描かれている。

健常者の配慮のない考え方、価値観に障害者は日々抑圧され傷ついている点に深く共感した。

健常者の無知と特権性を暴き、弱者だからこそ描ける視点に思いをはせてみた。

これを読めば、有名作家のセリフのナイスな抜粋で、あなたも、マジョリティーに言いたい言葉

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人に言えないような人生を歩んできた

人に言えないような人生を歩んできた

人に言えないような人生を歩んできた。

言ったらどうなるのか。

発達障害というまだ世間に知られぬ障害を抱えて生きるという事がどのような世界であり、どのような人生であったのか。

当事者目線で書いてみた。

それはとても不思議で、奇妙で、

わけがわからない世界だった。

言語化できない何かに呪われたような世界だ。

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流された事がない人生

流された事がない人生

人間には山登り型と川下り型の2種類がいると言う。

山登り型の人間というのは目標を決めて、それに向けてコツコツと登って行く努力家で真面目な寄り道しないタイプ。

川下り型は川が上から下に流れていくように、目標とかじゃなく、やりたい事や、無理な事にぶち当たったら適宜進路を変えながら、流されてどこかに辿り着くタイプだ。

発達障害を抱えて今まで生きづらかった人の多くは前者だと思う。

私もそうだ。

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