gallery hyphenのオーナーによる独り言。
「身近にひそむアート」をテーマに、あれこれとつぶやきます。
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それでも、「滅び」は美しい。 第三稿
刹那を斬り、一瞬の美を永遠にする男
アート/空家 二人を訪問した後日、今度は東京工芸大学 写大ギャラリーで開催中の土門拳写真展へ向かった。
土門拳は戦後日本を代表する写真家だ。
『文楽』『ヒロシマ』『筑豊のこどもたち』など、日本の伝統文化や社会性の高いテーマを主軸とし、「リアリズム写真」を追求し続けた人である。
「写真の鬼」とも呼ばれた土門拳は、徹底したリアリズムで、対象の一瞬をファインダー
それでも、「滅び」は美しい。 第二稿
田中義樹 《ウォーホル》
これは、アート/空家 二人の企画展、「NITO10」で鑑賞した作品だ。
田中 義樹 《ウォーホル》
2022年 文庫本、模型
手前に三島由紀夫著『金閣寺』の文庫本、その奥にミニチュア模型の銀閣寺がちょこんと置かれている。先にこの作品を見ていた人が、可笑しそうにくすくす笑っている。なんだろうと私も近寄ってみるが、よくわからない。
三木さんが声を掛けてくれて「文庫本、