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解釈の仕方で景色が変わっちゃう

スポーツの世界では、勝負の分かれ目となるのは、時にメンタルの強さにかかっています。そのメンタルを強化するための有効な技術の一つに「リフレーミング」があります。前回の投稿でもリフレーミングについて軽く触れましたが、今回は、スポーツメンタルの観点からリフレーミングの重要性とその具体的な方法について考えてみたいと思います。

前回の投稿はこちらから↓



リフレーミングとは?


リフレーミング(Reframing)とは、出来事や状況を異なる視点やフレームで捉え直すことです。これにより、ネガティブな感情や思考をポジティブに変えることができます。スポーツにおいては、失敗や困難な状況をポジティブに再解釈することで、選手のモチベーションやパフォーマンスを向上させる効果があります。


リフレーミングの効果


スポーツでは、勝敗が常に付きまといます。勝利の喜びだけでなく、敗北の悔しさも経験します。このような状況で、ネガティブな感情に支配されると、次の試合やトレーニングに影響を及ぼすことがあります。リフレーミングを活用することで、ネガティブな出来事を成長の機会として捉え、次のステップへと進むためのエネルギーに変えることができます。


リフレーミングの具体的な方法


A.失敗を学びと捉える

例えば、試合でミスをして負けてしまった時、

「 私はダメだ… 」

と自分を責めるのではなく、

「 このミスから何を学べるか? 」

と問いかけることで、成長の機会とすることができます。この視点の転換により、自己成長のモチベーションが生まれます。

B.プレッシャーをポジティブな緊張感に変える

大きな試合前に感じるプレッシャーを、

「 失敗したらどうしよう…  」
 
という不安と捉えるのではなく、

「 これは自分が成長するための挑戦だ! 」

と前向きに捉えることで、ポジティブな緊張感に変えることができます。この緊張感が集中力を高め、パフォーマンスを向上させます

C.  チームの失敗を団結のチャンスと見る

チームスポーツでは、チーム全体が不調な時期もあります。そのような時に、

「 チームはもうダメだ…   」

と諦めるのではなく、

「 この困難を乗り越えることで、チームの絆がさらに強くなる! 」

と捉えることで、団結力を高めることができます。


リフレーミングの実践


リフレーミングを実践するためには、日常のトレーニングや試合の中で意識的に取り入れることが重要です。コーチやメンタルトレーナーが、選手たちにリフレーミングの重要性を教え、具体的な方法を指導することで、選手自身がネガティブな状況をポジティブに変える力を身につけることができます。


まとめ


リフレーミングは、スポーツメンタルを強化するための有効な技術です。失敗や困難な状況をポジティブに再解釈することで、選手のモチベーションやパフォーマンスを向上させることができます。

日常のトレーニングや試合の中でリフレーミングを意識的に取り入れてみて下さい。スポーツに取り組む皆さんにとって少しでも役に立つヒントとなれば幸いです。


最後まで読んで下さりありがとうございます。次回もお楽しみに!

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