gajyumaru2016

保育士向けの、オンラインコンテンツを制作しています。

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最近の記事

やまかわゆみこさんの布絵本展

久しぶりに立ち寄った(というには、6時間も滞在しました)沖縄県立図書館のエントランス。 幸運なことに、昨日から「布の絵本」の展示が始まっていました。 しかも全て手作り! もう、これは 撮るしかない! 知らせるしかない!と、 焦りと興奮で、落ち着かなくなっていた私に 案内の方が優しく声をかけてくださいました。 ちくちくちく チョキチョキ ふわふわモコモコ パタパタパタ 汚してしまうのでは?毛玉を増やしてしまわないか?と、いつになく細心の注意で、触らせていただきました。

    • 就学に対する不安を、今、考えてみよう(リライト)

      保育士さんからのお悩みの中でも 「小学校に上がるまでにどうにか身につけたい力がある」 「保護者に伝えておきたい」 「小学校の先生との連携がうまくいかない」 といった、就学に関するお悩みは尽きません。 また、我が子の参観日や行事の際に、卒園児の不遇な状態を目にし、心を痛めた経験がある方もいらっしゃることでしょう。 「そんなこと、年明けたことまでは考えないようにしている」 それでは 時すでに遅し! まだまだ半年以上の期間がある今だからこそ、考えておきたい 「就学に対

      • メルマガ、再開しました

        雨が、どこかに当たる音が、色々な想像を掻き立ててくれる時間。 「嫌な天気」「濡れてしまう」と思わないわけではないのですが、降らないと降らないで困ってしまう、雨。 梅雨入りともなると、一定期間のお付き合いが保障されていますね。 自分の手で変えることのできないお天気や社会情勢、他人の感情などは、こちら側の解釈を変えて、なるべく心穏やかにいることを大事にしたいものです。 さて、この度、メールマガジンを再開する事にいたしました。 ご登録はこちらから(https://39auto

        • 「主任になって良かった!」と思って欲しい園長先生に、お伝えしたいこと

          新年度のスタートから1月が経ち、新たな環境や役職にも少しずつ馴染んできた頃ではないでしょうか。 がじゅまる学習塾も4年目に入り、時とともに変化していく塾生の姿が面白くも、愛おしくも感じています。 さてさて。 本年度は、がじゅまる学習塾での経験をもとに 「主任保育士対象のマネジメント塾」を開塾することにいたしました。 今回は、開塾に至った背景についてお話ししていきます。 開塾の背景1:そもそも本人に、主任保育士になる想定がなかった これまで私が出会ってきた主任保育士の多

        やまかわゆみこさんの布絵本展

          質問回答集*園長・主任向け講座より

          園長・主任向けの講座も回を重ねています。 "働きやすい"をテーマにした今回は、たくさんのご参加と質問をいただきました。 保育の質が、いかに"人材"によって変わるのか? 保育をより深めていくために必要なことは何なのか? 現場が回れば、それで良い。という感覚では、ギャップが生まれ続けることなどなど。盛りだくさんの講座となりました。 具体的に、どうしたらいい?の手がかりは、園の状況による所もありますが… 共通項としては “共通の認識と知識を持つこと" "モチベーション頼みにな

          ¥300

          質問回答集*園長・主任向け講座より

          ¥300

          カタブイ、1995

          「カタブイ、1972」に続き、2作目の「カタブイ、1995」を観てきた。 自身の記録によると、前作を観てから15ヶ月が経ったらしい。 この間、幾つのお芝居を観たか?と、記憶を辿ってみる。 思いつくだけでも、両手の指じゃ足りないことに少し満足しながら、開演を待った。 前作を観た時に感じていたことに引きずられぬよう… まっさらな気持ちで観ることができるようにと、深呼吸をする。 はじまった。 そして、おわった。 記しておこう。 今回の物語は、自分の記憶にもある時代の設定

          カタブイ、1995

          チャンプルーな1日〜屋部の子どもたち〜

          『いつでも・どこでも・いつからでも』保育を楽しみたい人たちが集う、がじゅまる学習塾から。 2月13日(火)の記録です。 今回も、写真とともにご報告します。

          チャンプルーな1日〜屋部の子どもたち〜

          ヤッホー市、行ってきました!

          名護にある、やまびこ保育園の支援センター! 今年も行ってきました、ヤッホー市。 私の言葉で表現するとしたら "今までありがとう!次に必要な、誰かの手に届くといいな市"です。 もう、かれこれ20回はお邪魔しているヤッホーHOUSEですが、ヤッホー市の時期はまるで表情が変わります。 さっそく、覗いてみましょう♬

          ヤッホー市、行ってきました!

          節分と保育とこども〜文化と発達と不適切保育と10の姿と〜

          やってきました、節分の季節。 そして、必ずこの季節になると出てくる「節分どうしている?」問題。 ここで取り上げたいのは「文化と発達と不適切保育と10の姿」の視点です。 なんと盛りだくさん!と、一人で突っ込んでしまいましたが、読み進めてもらえると嬉しいです…豆まき・オニの2つを書いていきたいと思います。 豆まきのこと 保育の中で、節分にこんなにも注目が集まるようになったのは、おそらく「節分の豆まきで、重大事故が起きる」ということからでしょう。(実際に、2020年2月には松

          節分と保育とこども〜文化と発達と不適切保育と10の姿と〜

          保育士の給与は安くはない。自らネガキャンをしていた自戒を込めて

          今日が終わる。 日々決まった通勤があれば"何"をしたかが、それなりに把握できるのだが、裁量のある仕事だからこそ、どうにでもなってしまうことに怖さを覚えることがある。 保育はそこに「いる」ことが、まず一つの価値になる。ぼおっと立っておけば良いという話ではないが、とりあえず現場に足を運べば、回っている現場の中で仕事が始まる。そして、子ども達と過ごす時間の中に存在していることだけでも、一つの価値が生まれる。 私は、今の仕事を始めて、どこかに足を運べば、自動的に仕事になることなど

          保育士の給与は安くはない。自らネガキャンをしていた自戒を込めて

          園長は、万能なのか?

          園長は、園によって役割も権限もキャリアもそれぞれだ。 できなければいけないことや、時間の使い方も、正直なところ"正解"がないし、背中から学ぶこともできない。 当然ながら、誰かがつきっきりで理を教えてくれることもない。 記憶を辿ってみると、私が園長だったころにお付き合いしていた園長たちは、住職、養成校の非常勤講師、不動産オーナーに社会福祉協議会の元職員、元トップセールスマン、ツアーコンダクターだった人に実業団出身者とバラエティに富んでいた。保育士として長年勤めた先に、身内で

          園長は、万能なのか?

          園長は頑張っていないのか?

          保育士が中心のSNSグループやネットの記事には、自園の人間関係や、園長への不満が溢れている。 公開されているものでこの状態ということは、LINEグループや仲良しの集まりでは、一体どんな言葉が並んでいるのだろうか。 人に言えないから、ネットで。という反論もあるだろうが、一時的なスッキリ感は得られたとしても、目の前の現実が変わることなど、そうそうあり得ない。 かつて園長だった頃、園から5kmほど離れた居酒屋の個室での出来事。食事中に、薄い壁越しに、噂話が聞こえてきた。 同席し

          園長は頑張っていないのか?

          園は、園長の鏡であるということ

          「保育園は、誰ものも?」 子どものもの? 保護者のもの? 保育者含むみんなのもの? 地域のもの? 誰のものでもない? それとも園長のもの? 以前の私も含む、多くの人が「考えたことがない」というのが正直なところ。そもそも「もの」ということに抵抗感を持つ人も少なくないでしょう。 しかしながら、あえて「物体」や「事業」として捉え決定権の所在を明らかにするとしたら「園長のもの」であることは確かだと、今の私は思っています。 保育士に将来的な可能性があっても、園長が今の保育を維

          園は、園長の鏡であるということ

          保育士たちの「暴行事件」から、見なければならないこと #3

          あっという間に5月も終わり。 本年度に入り、暴行・虐待、さらには事故の報道が相次いでおり、ますます保育士の仕事のやり辛さが浮き彫りになっているように感じています。 さてさて。 3回目の今回は、子どもの発達の変化について、言葉を重ねていきます。 そもそも。発達とは 発達とは、心理学や教育学の言葉として「時間の経過とともに、身体的・精神的に機能が変化していく過程」とされています。成長と学習によって、展開されるものでもあります。 保育の中では「子ども」に対して使われることが多

          保育士たちの「暴行事件」から、見なければならないこと #3

          かつての仕事を振り返ってみた

          保育の世界に関わって、今年で18年目を迎える。 さらに、福祉の世界に広げてみると、プラス1年。60歳が定年だった時代であれば、半分が過ぎようとしている。ということもできる。 なんと恐ろしや。 若手だと思って甘えてきたことも、今では常識の範囲とされて当然であるし、勢いや発想、長期計画などといっても「20代と比べるとな〜」とか「本当にこれに時間を使って大丈夫か?」と、我に問うことも増えてきた。 つい先日、社長に「経験としてやってみたい」と、とある業務委託の仕事の情報を送った

          かつての仕事を振り返ってみた

          備忘録・巡回の巡回

          かれこれ10年以上前に遡るが、かつて現場にいた頃。 保育所等訪問、つまりは巡回指導に手がかりを求め、助けられ、励まされ、時には腹を立てていた。 当時関わった心理士の方達が不親切なわけでも、専門性が低いわけでももちろんないのだが、保育という集団の中での個別対応と、個別支援が前提の療育での条件の違いをより考慮する必要があったし、保育士の受けてきた教育、時間的な課題を考えると、現実的ではない提案も少なくなかった。 その頃を振り返りつつ、さまざまな研修を企画・運営する中でたどり着

          備忘録・巡回の巡回