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自由が丘ネコ日記 「クリボーは他ねこと喧嘩をしてしまったようです。キズの手当てをしています。」

クリボーがいつものようにゴロンゴロンと僕の前で甘えている時、ふと右前足に目をやると、何かポツポツと毛の隙間から見えました。
どうしたのだろうかと、様々な角度から写真を撮りましたが、どうにも分かりづらいものばかり。もしかして、引っ掻かれたか、噛まれたのかなと思ったのです。

ボスねこ、メイさんが負傷した時は、こんなものではなく、完全に傷跡がパックリと割れて、毛や皮膚は脱落し、見るも無惨な状態。写真はあまりにグロテスクで掲載はしませんが、クリボーもそうなる前に手を打たねばと、獣医さんに連絡したのです。

右肩あたりに丸い噛まれた跡があります。このクリボーはとてもリラックスしているとのこと。

去勢をしていますので、ケンカは無いはずと思い込んではいましたが、多頭飼いの家猫もケンカしますので、ノラ子の中にいる、半ノラ子のクリボーには、それは避けることが出来ないのでしょう。

ケンカ後の怪我は発見が遅れることも多く、最初は大した傷ではなくても、その後、化膿したりと大変なことになるケースも多いらしいのです。メイさんの時も結果、10ヶ月以上怪我は治りませんでした。その後にうちからいなくなってしまいました。

怪我をした時、外にテントを置いて、メイさんを介護していました。

獣医さんに連絡をすると、まずは、熱を持っているか?腫れていないか?と聞かれます。クリボーを触ることは出来ませんので、熱は分からないと回答、腫れについては毛に覆われているため、腫れなのか、デブで腫れに見えるか判別が付かないと言いました。
通常だとネコを病院に連れて行き、患部から菌を採取し、顕微鏡で菌を特定してから、抗生物質の処方となるそうです。
昨年の家猫修行時に、他の病院では断られてしまい、途方に暮れていたところを助けてもらったスバル動物病院に今回も相談をしています。

クリボーは昨年連れて行っていますので、病院にはデータが残っています。前回は、2週間もつ抗生物質を注射してもらっていますので、今回もそうしますか?と、しかし、捕獲は出来ないので、広範囲に効く錠剤を下さいと話す。
獣医さんは、ノラ子の場合、継続的に2週間も抗生物質を飲み続けれないだろうと言います。そのうち、クスリに気がついて吐き出してしまうと。僕はメイさんの時、2ヶ月以上、抗生物質を毎日続けましたので、なんとかなると思い、抗生物質の錠剤を処方してもらいました。

クリボーの恩人先生がいるすばる動物病院

この時点で、実は、メイさんの時にもらっていた抗生物質をすでに3日投与済みで、今日で処方してもらった抗生物質を2日、計5日経ちました。残り9日は投与を続けます。

どんな細菌がいるのか、想定出来ませんし、HIVなどの感染がありませんようにと祈るしか無いのです。
昨年の5月にワクチン接種していますから、それに対応するものだけは大丈夫だろうとは思います。

ケンカや怪我のことは他所に、うちでまったりと佇むクリボー

クリボーの足を見ると、小さな傷はところどころあります。家猫であれば怪我のリスクはだいぶ下げれはしますが、現状は外にいますので。
クリボーは木登りも得意ではなく、動きも遅いですし、高いところに登ると、降りると時にとても時間がかかります。
そういうところは家猫向きなんですが、どうにも部屋の中は嫌なようなのです。

勝手口を開けて、家の中でグリボーにごはんを上げますが、お代わりが欲しいとなると、そのまま家に入り込んで来て、僕の真後ろに来て、フニフニと鳴き、お代わりを要求してきます。家なかにそのまま居ればと話すのですが、時間が来ると出て行きます。

でも何か、最近クリボーは僕に近づいている感はあります。
意外とうちにいるようになるのかもと考えるようにしています。

クリボーのトイレ。あーよく植物は育っています。



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