Futoshi Matsuki

土地に根ざし、生きることをつくる。森と人との関係性を紡ぎ、それぞれの力を活かしあえる豊…

Futoshi Matsuki

土地に根ざし、生きることをつくる。森と人との関係性を紡ぎ、それぞれの力を活かしあえる豊かなフィールドをつくる。noteには、日々の暮らしの中で考えたあれこれや、子どもに伝えていきたいあれこれを。2024年の目標は『関係性を紡ぐ場をつくること』|#新百姓|#耶馬溪

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【紡ぎ -Life Creators Village-】 つくることは生きること。 共創とは、誰かと共に生きるということ。 家族と大切な人たちと、毎年変わらない日々を明日も紡いでいけるように、共に生きるためのコミュニティ。 もしかすると、思っている以上に生きるのに大変なこの時代を、 共に創意工夫しながら「今」を楽しみ、生きていく。 誰もが、ただ消費するだけでなく、小さなつくり手として、彩りのある人生を築いていけるように。共につくることで「生きる」を表現しやすい場所をつくる。 コミュニティの場が欲しいなと思い、メンバーシップ機能を活用して 試験的にやってみます。 オンラインの場はSlackコミュニティにて。 (旧 hitotoseの縁側) リアルの場は大分耶馬溪にて。 (新しい拠点整備中) (旧 暮らしをつくるシェアハウスhitotose) #里山 #田舎クリエイティブ #関係性を育む #持続的・循環型ライフスタイル #対話の場づくり #NVC #森と人とが共にある風景

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マガジン

  • 僕らはどう生きるか。

    社会や時代が大きく変わっていくこの流れの中で、どう生き残っていくか。大きな渦に巻き込まれずに、心豊かに生きるための生存戦略。

  • 暮らしを紡ぐ

    心地よく過ごせる暮らしをコツコツと紡いでいく。美味しいもの、好きなこと、大切にしたい時間の過ごし方など。

  • 「働く」を哲学する

    これからの働き方、価値の生み出し方を考えるnote。自分はどう働きたいのか、誰のために働きたいのか、自分にとって「働く」とはそもそもなんなのか。

  • おカネ道|心豊かに生きるための経済圏

    資本主義経済がベースとなっている現代の日本で、おカネによる支配から自由になり、心豊かに日々を生きるためにはどうしたらいいのかを考えるマガジン。お金についての問いやお金との向き合い方を自分なりに少しずつ言語化してみます。(参考図書:自然の哲学)

  • 次の時代を生きる我が子へ

    父として、子どもへ伝えたいと思ったことを書き溜めていく場所。「そのとき」にちゃんと伝えられるようにするためのメモ書きのようなマガジン。子どもの写真多め。

最近の記事

共につくる遊びをはじめます。

毎年、未来塾という大学生向けの人生デザイン合宿をやってきた。 これまでの教育課程の中での「他人からの評価」や「数字での評価」ではなく、自分主体で、何がやりたいのか、どうありたいのか、自分との対話が始まるイベント。 毎回スタッフを含めて、みんなの心の願いが表現される場ができてて、 自分自身も原点に立ち返ることができていた。 一方で、 自分のありたい姿とか、理想の暮らしとか、生き方とか、そういうものが見えてきたとしても、社会システムはそうなっていないことに、理想と現実のギャッ

    • 心地のいい風が吹く家にしよう。

      暖かくなって、緑が濃くなってきた。 もうすぐ夏至になる。いよいよ本格的に夏が始まってきた。 森の勢いが増す一方、 クズなどの蔦植物もまた勢いを増して、木々に絡みついている。 見るからに鬱蒼としていて、 決して心地いい風景ではない。 大地の再生で聞いた話だけれど、 このクズもまた、単なる厄介者ではなく、自然の中で役割を持って生きているらしい。 森の植物が密集したり、風通しが悪くなると、 クズのような蔦植物が伸びてくる。 そのうち、太陽の光や木々のエネルギーを奪い取って、

      • 雇用を生み出すことは、幸せな人を増やしているのだろうか

        雇用を生み出すことは、 会社の存在意義の一つだと思う。 そこで働く人を増やし、 経済を回し、人々の収入源をつくることで、 そこに関わる人が暮らし、生きていくことができる。 いまの社会では収入があること=暮らすことに直結しているから、 大変ありがたいものだと思う。 実際、給与をもらいながら、ありがたく思っている。 一方で、 時給単位で働く、非正規雇用で働くことが、 いいことだとは思っていない。 続けることで、暮らしが豊かになるならまだしも、 収入が上がらないのに、税金や

        • 薪火のある暮らしvol.1「灰の活用方法」

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        • 暮らしを紡ぐ
          2本
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          5本
        • おカネ道|心豊かに生きるための経済圏
          5本
        • 「働く」を哲学する
          6本
        • 次の時代を生きる我が子へ
          1本
        • ひととせの滞在日記
          8本

        メンバー特典記事

          薪火のある暮らしvol.1「灰の活用方法」

          「村人プラン」他に参加すると最後まで読めます

          薪火のある暮らしvol.1「灰の活用方法」

          【はじめに】オンラインコミュニティで大事にしたいこと。

          「村人プラン」他に参加すると最後まで読めます

          オンラインのコミュニティをまたやり始めるにあたって、 大事にしていきたいことを書いてみました。 また増えていくかもしれないけれど、とりあえず5つ。 1. 未完成のまま表現できる場であること不特定多数に発信できてしまうSNSは、 誰がどう見てるかわからなくて気を遣ってしまう。 ここでは、クローズドで、お互いの人生を知っている人たちだからこそ、 まとまってなくても、意味なんてなくても、 未完成のまま言葉にできる安心感のある場であってほしい。 いつも教室で顔を合わせていた友

          【はじめに】オンラインコミュニティで大事にしたいこと。

        記事

          仕事脳であればあるほど、子どもが居づらくなる。

          ここ1週間くらいは補助金申請書類とか、事業計画とか、収支計画とかを考えることが多かった。 タスクもたくさんあるから、 効率的に、能率的に動かないといけない。 自分の中にその流れができてきたら、 それはそれで楽しいというか、充実してると思う。やれるだけの日々を送れてたら自己満足感はそう低くはない。 なかったけれども。 子どもの存在は、タスクや時間管理、仕事の能率などという資本主義的価値観を完全に上書きしてきた。 そんなんじゃないと。 資本主義が考え方や日々の行動選択に

          仕事脳であればあるほど、子どもが居づらくなる。

          【はじめに】オンラインコミュニティで大事にしたいこと。

          オンラインのコミュニティをまたやり始めるにあたって、 大事にしていきたいことを書いてみました。 また増えていくかもしれないけれど、とりあえず5つ。 1. 未完成のまま表現できる場であること不特定多数に発信できてしまうSNSは、 誰がどう見てるかわからなくて気を遣ってしまう。 ここでは、クローズドで、お互いの人生を知っている人たちだからこそ、 まとまってなくても、意味なんてなくても、 未完成のまま言葉にできる安心感のある場であってほしい。 いつも教室で顔を合わせていた友

          【はじめに】オンラインコミュニティで大事にしたいこと。

          誰とともに生きるか。

          冒頭からいきなりだけれど、 やっぱり豊かに生きていくために一番大事なのは、 「誰とともに生きるか」ということだと思う。 暮らしをつくるシェアハウスhitotoseという名で シェアハウスを4年間やっていろんな関係性の輪が広がった。 いま4年間のアルバムを作ろうと写真を整理しながら見返しているのだけれど、いろんな人たちと、ともに食卓を囲み、働き、遊び、暮らしている風景が何よりも大事だった。 一年前、お金のことだったり、仕事のことだったり、 いろんな要因があって、一度シェアハ

          誰とともに生きるか。

          「模倣」は「解釈」を加えてオリジナルになる。

          今の社会はいろんな情報に溢れているから、 いいなと思ったことも、やりたくないと思ったことも、 多様な選択肢がある。 とくにSNSで見える世界には、 魅力的に感じる生き方も多様にあるだろう。 「多様性がある社会」 といえば、一言だし、いいように聞こえるけれど、 一方で、選択肢があり過ぎることで、 どうすればいいのか、息苦しさを感じている人もいると思う。 そんな社会で、 自分の人生を考えるとき、 いいなと思った場所に行ってみたり、 いいなと思った人を真似てみたり、 いいなと

          「模倣」は「解釈」を加えてオリジナルになる。

          原価率100%という贅沢

          耶馬溪でやっていることを説明すると「自給自足的な暮らしだね」と言われることもある。 でも、自給自足という言葉は、ちょっと古いというか、なんだか田舎っぽいというか。また経済社会へのアンチテーゼの文脈の中で使われることが多い気がして、個人的にはあまり好きな言葉ではない。 けれど、 移住して5年目、林業を覚えたり、米作りをやってみたり、電気工事ができるようになったり、商品開発をしてみたり。やってることだけ並べてみると、確かに、自給自足とも言えるかもしれない。 自分で色々作って、

          原価率100%という贅沢

          自然の循環、生態系システムの上に成り立つ暮らしを分かち合いたい

          たしか映画「杜人」の中で出てきた言葉だったように思う。 自分自身は大学を卒業してそのまま耶馬溪に移住してきたから、ちゃんとした就活や社会人経験というのが乏しい。 なぜ耶馬溪で生きるという選択をしたのかは振り返り始めると色々と出てきてしまうから棚に戻しておくとして、 移住して4年、シェアハウスをしながらいろんなお客さんに来てもらい。 今年の春にシェアハウスを閉じてからも、こんな山奥まで大学時代の友人たちが遊びに来てくれたりして、自分よりもちゃんと社会人をしている人たちの話を

          自然の循環、生態系システムの上に成り立つ暮らしを分かち合いたい

          自分にとってのPublicは、仕事か暮らしか。

          最近、車に乗っている時間が増えて、 車内でいろんなポッドキャストを聞いています。 今日は、 「働くことの人類学」のポッドキャストを聴きました。 仕事とは、 暮らしとは、 お金との向き合い方。 なんて、キーワードは何度も書いたり、話したりしてたけど、 この配信の中で出てきたパプアニューギニアの『公私』の話が面白かった。 公私。つまり、PublicとPrivate。 この価値観が、日本人と現地の人たちと逆って話だった。 日本の社会の場合は、 仕事、会社に行くこと、働くこ

          自分にとってのPublicは、仕事か暮らしか。

          耶馬溪で未来塾をつづけるということ。

          屋久島で 第1回環境系学生未来塾 に参加したのが、2017年の夏。 あれから5年半経って、耶馬溪で4回目の未来塾が始まろうとしています。 自分にとって未来塾は、自分の想いを言葉にできた場所。 共に人生を語れる仲間とつながった場所。 大人も同年代も、いろんな人の人生に触れた場所。 一人ひとりが違う経験をして、それぞれの想いを持って人生を生きていることを知った場所。その人生を応援したいと思った場所。 振り返ってみると、自分の人生にとって欠かせない存在になっている未来塾を、いつ

          耶馬溪で未来塾をつづけるということ。

          本棚の紹介|自然の哲学

          自分は、何か物事を考えるにあたって、一から考えるのは苦手なようです。 なので、本や雑誌、ラジオや記事なんかを見聞きしながら、その中で思ったこと、感じたこと、考えたことを綴り自分の考えを深めていこうと思います。 今回は、大学時代から考え続けている「資本主義社会」について。 最初から大きなテーマですが、ずっと文章にしたいと思いながら、発信するには至っていなかったテーマです。 「自然の哲学」という本を読みながら、改めていま言語化したいと思いマガジンを作成しました。 そのマガジン

          本棚の紹介|自然の哲学

          2022年はゆっくり、丁寧に、育む一年にする。

          noteを書こう、書こう、と思いながら 今年もまた、いつの間にか年末がやってきてしまった。 年の瀬の振り返り だけは続けているようで今年で4年目。 今回もまた2021年のふりかえりと、2022年の目標を考えてみる。 1年間のできごとメモ まずは、今年一年のできごとの振り返り。 1月 やばけい未来塾に参加してくれた2人が短期住民としてシェアハウスに滞在。このときは農泊関連の仕事で忙しかったみたい。 2月 簿記3級の勉強をして、月末に資格を取った。この月は福岡県宮若市の百家

          2022年はゆっくり、丁寧に、育む一年にする。

          2021年は学びと実践を深める一年。もっと自由な大人になろう。

          耶馬溪に移住して2年目の年末。 また今年も1年を振り返ろうとnoteを開きました。 年末に一年を振り返るのも実は3年目。 2年前、移住してくる前の、大学4年生の時。 シンプルに生きることを目標に立てました。 うまい飯食って生きていたいし、うまい酒を飲んで生きたい。 そのために、身体動かして、農作業して、暖かいお風呂に入って、 それを一緒にいる人たちと共有できたら、これほど幸せなことはない。 きっと人生はそのくらいシンプルでいい。 去年の年末、耶馬溪という地域に足をつけ

          2021年は学びと実践を深める一年。もっと自由な大人になろう。

          「親のススメ」と「自分の進路」

          最近、「就活」に関する悩みを聞くことが多い。 とくに今年は、コロナによって気軽に説明会にいったり、会社訪問したりすることができなくなって、会社の雰囲気や空気感に触れることができないまま、それでもネットから情報をかき集めて人生の進路を選択しなければいけない。 ようやく見つけてきて、いいかなと思った選択肢も、価値観の違いなのか世代間のギャップなのか、一番身近な親に怪訝な顔をされてしまう。 今回は、そんな親のススメと、自分の進路について思ったことや考えたことが溢れてきて、not

          「親のススメ」と「自分の進路」