見出し画像

自分にとってのPublicは、仕事か暮らしか。


最近、車に乗っている時間が増えて、
車内でいろんなポッドキャストを聞いています。

今日は、
「働くことの人類学」のポッドキャストを聴きました。



仕事とは、
暮らしとは、
お金との向き合い方。

なんて、キーワードは何度も書いたり、話したりしてたけど、
この配信の中で出てきたパプアニューギニアの『公私』の話が面白かった。


公私。つまり、PublicとPrivate。
この価値観が、日本人と現地の人たちと逆って話だった。

日本の社会の場合は、
仕事、会社に行くこと、働くことが『公』なことで、
暮らしや地域行事なんかは『私』なこと。

でも、
パプアの人たちは、
暮らしや子育て、地域コミュニティでの行事、共同体の中での営みが、Publicなことで、
例えば、お役所に行って、働くことは個人の小遣い稼ぎ。
つまりPrivateなことで、仕事を理由に共同体の行事を休んだら
「なぜ自分の小遣い稼ぎのために休んでるんだ」と怒られるらしい。


青年海外協力隊の若者が、現地に行った時、
現地の人が全然仕事に来ないことに不満を抱えているらしい。
日本人にとっては、職場に働きに行くことがPublic。
現地の人たちにとっては、暮らしやその地域で生きる営みの方が、Public:主であるのだと。

お金を稼ぐことだけが、「働くこと」ではない。


自分にとってのPublic
重要なことはなんだろう?


子どもを育むこと、
暮らしを営むこと、
人との関係性を紡いでいくこと。

そのために働いていく。
これからもそうでありたい。



資本主義について、
お金や働くことについて、
いろんな価値観の変化を、いろんなところで聞くようになってきた。
自分なりの「生き方」を一つ自分の中に持っておきたいものです。

この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?