仕事脳であればあるほど、子どもが居づらくなる。
ここ1週間くらいは補助金申請書類とか、事業計画とか、収支計画とかを考えることが多かった。
タスクもたくさんあるから、
効率的に、能率的に動かないといけない。
自分の中にその流れができてきたら、
それはそれで楽しいというか、充実してると思う。やれるだけの日々を送れてたら自己満足感はそう低くはない。
なかったけれども。
子どもの存在は、タスクや時間管理、仕事の能率などという資本主義的価値観を完全に上書きしてきた。
そんなんじゃないと。
資本主義が考え方や日々の行動選択にも浸透してる現代において、仕事だけじゃなく家事や暮らしも、いかに早くそつなくこなすか、いつの間にかコスパ、タイパを考えてしまう。
いつまでに何をどうしなきゃいけないから、と時間に追われてしまう。
それがデフォルトのこの世界で、
そんなの関係なく「いま、ここ」の一瞬しか生きてない子どもは、ある意味、相性が悪い。
大人たちは、
思い通りにいかなくなる。
今まで出来てたことができなくなる。
それでも、無視することもできないから
取り掛かってたことは強制的に中断することになる。
それは社会で生きようとする大人たちにとってはやっぱり大きな負荷だ。こども子どもが大事だとわかっていても、ストレスを感じてしまう。
だから、きっといまの社会は子どもが育てにくいのだと思う。少子高齢化は誰かが悪いわけではなく、ヒトという種族と資本主義のシステムが合ってないことによる結果だ。
そんなことを、本人は何も考えてはないけれど、
大人たちのデフォルトの価値観を、全て塗り潰して上書きする魔力を持っている。
大事なことはそんなことじゃないよ。と
そうだった。
お金増やすゲームはそこそこにね。
いまここ、を豊かに生きていこう。
そうやって生きていける世界をつくるのだと。
初心を思い出させてくれる。
頭で身体を動かすのはエネルギー使うからね。
心の熱量で身体を動かしていこう。
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