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28:感覚を共有する

こんにちは、yuyaです。

今回は、引きこもり生活の中に感じる刺激について書いていきます。

自分のしたいことだけ

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引きこもっていると、まず初めに「自分が何をしたいか」考えます。

まず初めにと書きましたが、実は終わりはありません。

引きこもりから脱却するまで、何しようかな?と考え続けます。

パソコンやスマホをいじったり、本や漫画を読んだり、映画を観たり、ゲームをしたり。

引きこもりのしていることをリスト化すれば、上位に食い込むのはこの辺りでしょうか?

絵を描いたり、筋トレをする人もいるかもしれません。

部屋の中でできることには限りがあるのですが、部屋の中から得られる情報には限りがありません。

ですが、好きなことしか目を向けていないと、次第に様々な情報が飛び込んでくる感覚を捨てていってしまいます。

思考が偏り、見たいものしか見なくなります。

他のことは認識できないので、目の前に情報があっても気付きません。

知らないものに出会い、これは何だろうと心が揺さぶられる感覚が、徐々に弱まっていくのです。

なかなか引きこもりから脱するきっかけが見つからない人は、思考の偏りに注意してみましょう。

同じことの繰り返し

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引きこもっているときにハマってしまったコンテンツは、何度も何度も見たり聞いたり遊んだりしました。

その良さに浸るのはもちろんのこと、何か安心感がありました。

知っている結末でも、その過程が良かったりすると何度も映画を観てしまいますよね。

ですがその良さは、他のコンテンツを知って比較ができるからこそ分かります。

興味があるものにだけひたすら目を向けていると、妄信してしまいます。

何が良いのか説明できないのです。

好きなものは好きといって良いはずですが、その良さを共有できないと常に独りよがりです。

ネット上では様々な声を聞くことができますが、あくまでそれは他人の声。

自分の発信に対して他人がどう思うか。

それを肯定も否定もする必要はありませんが、そのやりとりは、価値観の広がりに役立ちます。

たとえ映画であっても感想はひとそれぞれ。

正しい見方も間違った意見も存在しません。

ですが常に自分の中で意見を完結させ、それを何度も繰り返してしまうと、人に共有する力・伝える力が衰えてしまいます。

共有ができなければ、自分の意思が相手に伝わりません。

社会復帰するにあたっては、自分がどのような人間か理解してもらうことが必要不可欠です。

組織に所属しようが、自分で仕事を取ろうが、必ず相手がいます。

意思の疎通がうまくいかなければ、業務は円滑に進みません。

日々感じたことを共有するために、書き出してみましょう。

これだけでも社会復帰はうんと近づきます。