見出し画像

④スクールでは教えてくれない!プロコーチ資格を取得直後、強烈に困ったBEST4/5!

こんにちは!複業・起業ブラディングコーチの大薗史奈(おおぞのふみな)です。

”困ったシリーズ”を5回に分けてお届けしています。
1. 投げかける問いが全て自分に跳ね返ってくる
2. お試し期間が終わった後にクライアントがガクっと減った。
3. 値上げの恐怖。正規料金を伝えられない。いくらが妥当なの?

ときて、今日はこちらです。


継続クライアントとのコーチングにマンネリ感…。どうしよう。

こんなことを思った、コーチ・コンサル・セラピストの方は、いませんか?私はプロコーチがお客様というケースも多くて、実は、頻繁に相談を受けるテーマでもあります。だいたい、1年くらい経って、コーチングスキルもだいたい使い切ったなというタイミングで起きるようです。

「あ、またこの質問ですか…」

「前にもやった、このやり方ですね…」

クライアントの表情から、こんな気持ちが読み取れてしまうあなたは、感度の優れたプロコーチである証拠です!まず、そのことに気づけた自分にYes!(自己肯定)してください。ちゃんとクライアントのサインを受け取れています。

その上で、こんな空気を察したら、どうしたらいいのでしょうか?
きょうは、わたしの経験談から3つの対策を紹介します。
ご自分にあった方法を模索する中で、参考の1つにしていただけたら嬉しいです^^

①1回、前提をぶっ壊す

「ぶっ壊す」です。この言葉、話題になった何がしか(笑)を彷彿とさせますが、でもこの言葉が一番しっくりきます。コーチングってナマモノだから、その時その瞬間のクライアントの心を捉えて対話を重ねる、マンネリなんて本来はありえない生きたスキルです。なので、言葉で書くとニュアンスがものすごく難しいのですが、あえて書くと

「コーチング、やめてみない?」

「なんのために、コーチングやってると思う?」

このように、極端にクライアントの本心を問う強風質問を投げかけ、当たり前だった前提(これからもコーチングが続くいていく)をぶっ壊します。そんな気持ちで向き合ってるならば、意味がない。やめちゃえ、です。

ちょっと言葉が乱暴に聞こえるかもしれませんが、この問いを出す時の私は、真剣そのもの人生もそうだし、コーチとの関係性、コーチングの時間や場に本気で向き合わない人に使う時間は、私にはありません。そのくらいの気概で、人の人生に向き合ってるということを、コーチ側の覚悟を、伝えてみてもいい時期なのかもしれません。

ちなみに、私は3人にこの問いを投げかけて休止。
数週間後に3人とも気持ちを切り替えて戻ってきています。

もちろん、ケースバイケースですので、あなたのクライアントの心理状況をしっかり観察して、ご自身の判断と責任でお願いします。


(番外編)前提をぶっ壊せないコーチが陥る、ルーティンの罠

一方、マンネリを感じているコーチでご相談を受ける方は、こういった優しい関わりを続けている事も多いようです。(ご本人承諾済み)

「もやっとした空気を感じてるんだけど、いま何が起きてる?(コーチ)」

「よくわからないです。でもたしかにモヤっとします(クライアント)」

「その、よくわからない感覚を味わい尽くしましょう。(コーチ)」

→そこから生まれてくるエネルギーに身を任せて伴走する

こんな風に、とにかくクライアントと共に居続けるということをされていました。このことに正解間違いはありません。でも、こんな空気感のときは、使うのは決まって同じスキル、、、。そのルーティン脳が、マンネリを生んでいるのではないか?と思いました。

そもそもコーチングって、スキル・やり方は存在するけれど正解はない。あるとすれば、クライアントの心が拠り所。その心の動きを頼りにコーチングをしているのですから、本来は、同じことなんて起きていないはずです。毎瞬間、新しいんだと思います。

だから、コーチ側が「こうきたらこう」というルーティンの型を持っているのっておかしいんじゃないかと思います。時には、全然違う方向から、クライアントに好奇心を持ってアプローチを変えてみる、遊び心いっぱいに問いを投げてみる余白をゆったり待つことのできる心の余裕や、時には迫るような本気の関わり、などが必要になってくるのではないかと思います。
(あくま個人的な意見であり、参考程度に聞いてくださいね。)


②ゴールを描きなおす

あとは、目的を置き直すこともよく行っています。始めた当初に描いていたゴールイメージから現在の心境が変わっている可能性があるからです。

結構こういうケースありますよね。コーチって、どうしてもクライアントそのものに焦点をあてながら話を聞いているので、今この瞬間に集中するがあまり、どこへ向かっていくのか?が先のことがわからなくなることがあります。(わからなくていい、今にだけ集中していれば、着くべきところに着くという考え方もあります。)

そんな時は、私の場合、ゴールの見える化(ビジュアル化)をしています。ちょうど、この問いにぶち当たった時があり、対策としてメンタルとビジュアルの関係性を学びにいきました。願いをビジュアルに表現できるコーチング的なスキルを習得したく、ドリームマップ®︎認定ファシリテーターの資格をとりました。このおかげで、私のクライアントは、ほとんどの方が3年後のドリームマップを作っています。

日々変わりゆく心に合わせながら、随時マップも変えていきます。これがとてもいいなと思っているのは、コーチとクライアントの意思疎通が齟齬なくできるところです。言葉から伝わる情報には限りがあるから、同じ言葉から連想されるイメージは結構違うものです。でも、ビジュアルイメージを見ながら会話ができると、コーチがクライアントの行きたい方向や世界観がよく理解できて、とてもスムーズです。

ドリームマップは、クライアントのこころの羅針盤的な存在となっています。

③コーチのあなたが、人生にマンネリしていませんか?

もうこれです。ほんとこれ。というかこれが言いたくてこの記事書きました!!!といっても過言ではありません。①②を戦略的に実施するのもいいけれど、実は、コーチのあり方が変われば、全ては解決するのではないかと思うほど、この説が有力です。

なぜなら、わたしは、2年前、1年ほど世界中を旅しながら、オンラインでコーチングをさせていただいた期間がありました。その時のコーチングの質が高いこと、、、。自分でも驚きです。いつものコーチングをいつもと同じように実施しているのに、なぜだかクライアントがみるみる輝いて変化していく。変化を厭わない空気感、むしろ変化を楽しんで乗りこなすような時間でした。
一体何がおきているんだろう?と思っていました。

私の行き着いた結論は、コーチのあり方、生き方が、コーチングの空間にものすごく影響するということです。この時の私は、自由の身、何にも縛られず、あらゆる国の異なる価値観に毎日しばかれ、土地のエネルギーを全身で浴びながら、旅をしていました。私にとって、毎瞬間がサバイバルだったんですよね。

そんなエネルギーを吸収したクライアントは、きっと私のエネルギーを踏み台にして、みるみる変容していったのです。

そんな経験があって、世界旅から帰ってきて、都内某所から即引っ越し。湘南エリアに移住。冬以外は、海の近くでリトリートコーチングをやっています。理由は世界旅コーチングの時の体験からきています。

まとめ

<コーチングのマンネリ対策>

①クライアントの本気度をチェック。
 緩んでいるなら、極端に問うくらいの覚悟で迫ってみよう。

②ゴールイメージを一新しよう。
 できれば、齟齬の少ないビジュアルで。

③★コーチ自身が自分を楽しみに尽くして★
  好奇心いっぱいに生きよう!!!


あなたは、今、コーチングをどのくらい楽しんでいますか?

クライアントとの対話をどのくらい楽しみに
驚いて、願って、期待して、受け入れて過ごしていますか?

相手は自分の鏡です。

すべては、自分で変えていけるのです。

起こるすべてに感謝の気持ちを持ちつつも、何より自分が自分として生きることを楽しみ尽くすこれが、何にもかなわないほど、素晴らしい特効薬になるんだと思っています!!!


ふう、かいたかいた。
今日もさいごまでお読みいただきありがとうございました^^

あしたは
「クライアントが会社を辞めそうだ!!!
 本当に、背中をおしていいのか。不安である!!」
です。
おたのしみに!


好きな仕事は自分でつくれる!
ブランディングコーチおおぞのふみな


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?