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#日常のおかしみと哀しみ
ヤギが月へ行った話 #お気に入りnote教えて
白ヤギさんから、ではなくあきらとさんからメンションついた。読まずに食べた。不要不急企画の「お気に入りnote教えて」のリクエスト。まじか。
企画をやってるのは知ってた。けど、企画に参加するには唯一にして最大の問題があって。何かというと、自分で「お気に入りnote」と呼べるものがないからだ。
は? 何カッコつけてんの? と思われるかもしれないけど本当にない。他の誰かが書いたnoteならお気に入り
間違えることはあるけど、嘘はない。
なんだかしょっちゅうRTしてる気もするけどファンだから仕方ない。
わざわざの平田さんがちょっと前にツイートしてた言葉だ。具体的に何に言及しての言葉なのかちょっと思い出せないのだけど。
「間違えることはあるけど、嘘はない」
わざわざというお店、いやもうお店の概念に収まらない宇宙だけど、その中で人間のやることだから「間違える」はあるけど「嘘はない」と言い切れるのに撃たれたのだ。
平田さんはとき
なぜか鉄道で外国人に試される件
なぜか駅、新幹線のホームで外国人にたずねられることがまあまあある。
なんだろう。見るからに忙しそうでピリッとした空気をまとってるビジネスパーソン風でもなく、学生でもなさそうだからちょうど声を掛けやすいのかもしれない。
でも、日本人にはおばあちゃんを除いてあまり話しかけられないので、僕が話しかけやすいのかどうかはわからないんだけど。
外国人に話しかけられるのは、だいたい突然だ。いかにも困ってて
『きのう何食べた?』ドラマ化作品がいい感じなので布教します
累計500万部、連載12年の人気作品。なのに、派手さは一切なくずっと愛されてるよしながふみさんの漫画『きのう何食べた?』。40代ゲイカップルの日々の食事が描かれてると言われても、何も知らない人はもやもやしそうだけど、そのドラマ化作品がなんともいい感じなんです。
基本、日本のTVドラマはほぼ摂取しない僕が(最近観たのは『あまちゃん』と『真田丸』くらい? しかも全然最近じゃないし)なんでこのドラマだ
池袋サウスゲートの愛憎
JR池袋駅の南改札を出ると、構内を圧迫する煤けたクリーム色の円柱が目につく。
円柱の前には待ち合わせする人。立ち止まって携帯の画面を追う人。
一か所だけ人の流れが淀んだ円柱の前には、三人の警察官に押さえ込まれて足を投げやりに放り出した作業服の少年。
警察官の後ろには棒立ちする無表情な警備員。
その前を不二家のエクレア3個入りみたいなファッションの女の子たちが笑いながら通り過ぎ、タイトなスー
写真徒然 2019.1.27
※日曜日は写真と話す日
どこでもない場所に佇むのが好きだ。
自分にとっては無関係で無目的な場所。
たとえば、ひなびた物静かなスキー場。
もちろんスキーやスノボはしない。
ただ、無口なスキー場の風景や気配を愛でるのだ。
一応、スノーブーツを履いているとはいえ、
明らかにスキー場に遊びに来たのではない格好をしているのを、
時折通り掛るスキーの人たちがチラと見る。
もちろんエリアの中には立ち入っ
倒錯する大根の見る夢は
もし、いろんな「問い」が並んでるスーパーマーケットがあったら迷わず僕は入る。
もちろん、商品も陳列されているんだけど、そのスーパーでは商品の横に「問い」が一緒に並んでいるのだ。
『人生にチョコレートが必要な理由』だとか『倒錯する大根の見る夢はモノクロームである』『ダンテと鰻』とか。
これはPOPのようなものと言えるのかもしれないけど、商品の売り文句は何も書かれていない。ある種のテーゼというか
2018年、今年の僕のワーストnote 5選
気がついたら、仕事納めも華麗に年を越えそうなフリーランスな年の瀬。
毎年そんなこと言ってる気もするけど。
だけど、今年はちょっとだけ違う。1年ぐらい旅に出たかのように、ほとんど書いてなかったnoteを8月ぐらいからまた戻ってきて書いている。ええ、年明け早々締め切りの原稿を横目に。
2018年の暮れはnoteと一緒に見送るのだ。
そんなわけで、ちょうど #今年のベストnote というお題も出て
クリスマスピザの修理は
「ねえ、まだ直らないの?」
バイクのコネクタを外して、端子の接触具合を確かめているとクーコがやってきて言った。
「どれが原因かわかれば、スグなんだけどな」
ケンタローはクーコの顔を見ずに答える。
「原因なんて、ろううせわかんないよ。他の方法考えたほうが、 はらいんじゃない」
クーコは限定チーズ味キャラメルコーンを口のなかでもぐもぐ言わせながら、ケンタローの顔を覗き込む。
「だめだ
なぜラブホの名前はそうなるのか
小さい頃からラブホテルの名前が好きだった。
いや、変態の子の話ではない。真面目な話。
親が運転する車に乗せられて移動していると、高速道路のインター近くになぜか密集しているラブホテルのネオン看板が気になってくる。
どう考えても子供にとっては、あの、秩序があるようでない光はショッピングモール的なイルミネーションとの区別がつかない。
なかでも、漢字のラブホ名がお気に入りだった。これもすごく誤解を
プロでもうれしいこと
ずっと仕事の原稿に埋もれてると息してない気がしてくる。
書籍の場合7万字とか10万字のテキストを掘り起こすように書く。なんていうか一人でヘッドランプを頼りにほの暗い坑道に入り、テキストの鉱山の奥深くに潜って、鉱脈を見つけてはコツコツと掘っていく感じ。
そうして採掘されたテキストをトロッコに積んで運び出し、構成して編集して本になり誰かの心の火を灯すことだけを考えて黙々と書く。
それなりに長くこ