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医療日和

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#マインドフルネス

「最高の休息法」を読んで 8 マインドフルネス呼吸法について

「最高の休息法」を読んで 8 マインドフルネス呼吸法について

・ストレス軽減
・雑念の抑制
・集中力、記憶力の向上
・感情のコントロール
・免疫機能の改善これらに効く呼吸法。

注意散漫、無気力、イライラなどは脳疲労のサインです。
その根本原因は意識が常に過去や未来ばかりに向かい「今、ここ」にない状態が慢性化していることにあります。

現在に意識を向ける「心の練習」をすることで疲れにくい脳を作っていきましょう。

ポイントは
・1日5分でも10分でも(なんな

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「最高の休息法」を読んで 6 マインドフルネスを知るうえで重要な事

「最高の休息法」を読んで 6 マインドフルネスを知るうえで重要な事

評価や判断を加えずに、「いまここ」の経験に対して能動的に注意を向けること

どうでしょうか。こんな説明をされてもわかるような、わからないような・・・・いや、分からないな
となる説明ですね。

適当な訳語もないので、簡単に説明すると
瞑想をベースにした脳の休息法

そう。マインドフルネスは、一種の瞑想です。

日本人だと特に、瞑想と聞くとネガティブなイメージをお持ちかと思います。
怪しいカルト集団を

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「最高の休息法」を読んで 5 DMNを鎮めるために

「最高の休息法」を読んで 5 DMNを鎮めるために

雑念回路とも言うべきこのDMNはどうすれば鎮められるか。
ここでまず思い浮かぶのはクスリ、そう薬物治療かと思います。

日本ではいまだに抗うつ剤、睡眠剤などがかなり安易に処方される傾向にあります。
病院に来たのに薬を出さない医者=あまり腕の良い医者ではない
というような風潮すら。

しかし、アメリカの精神医療の現場では、クスリ一辺倒の治療はもはや過去のものになりつつあるそうです。

この背景には副

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「最高の休息法」を読んで 2 マインドフルネスとは

「最高の休息法」を読んで 2 マインドフルネスとは


マインドフルネスという言葉を聞いた事はあるでしょうか?

ここ近年、これに関する書籍がたくさん出てきていますが、アメリカでも爆発的に流行しているそうです。

マインドフルネスとは、一言で説明すれば「瞑想などを通じた脳の休息法の総称」です。
「瞑想」と聞くと日本人にはちょっと怪しげなイメージをもたれるかもしれません。

しばしば言われることですが、脳は体重の2%ほどの大きさにも関わらず進退が消費す

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「ぼくらの未来をつくる仕事」を読んで その7 薬大国な日本

「ぼくらの未来をつくる仕事」を読んで その7 薬大国な日本

日本では抗生物質の過剰使用が問題となっている。

その背景には「薬を出してくれる医者がいい医者」という文化が日本には根強く広がっていることが影響していると思われる。
(一時的だとしても短期間で効率良く病状を抑えて仕事復帰!という日本人特有のクソ真面目な国民性ゆえなのか、はたまた製薬会社の陰謀か・・w)

医者が薬を処方しないで「このまま様子をみましょう」というと、多くの患者が不満そうな顔や怪訝そう

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