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作品集・樹木転生

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都合により、切られる木。それらを用いて木工品に仕立てることで、その木は倒されても尚、新しい役目を担い、時としてその先の何十年にも渡り、人の暮らしにあたたかなぬくもりをもたらしてく… もっと読む
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#木工品

富士山のクルミの木・手彫りのマグカップ

富士山のクルミの木・手彫りのマグカップ

その良さとは・・・

コーヒー

スープ

そしてビールにも。

ちなみに、ビールを注ぐと自然に細かい泡が立ちます。

あいにく私は下戸なので、その良さを実感しかねるのでありますが、

お好きな方には堪えられないもののようですな、細かい泡。

あたたかいものはあたたかいままに、

つめたいものはつめたいままに、

陶器に比べて熱伝導性が悪い、即ち、熱が逃げにくい。

熱いものを注いでも、熱い! と

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葡萄の木

葡萄の木

決して

他の追随を許さず

人に屈せず

圧倒的なまでの

その自由奔放な佇まい。

これが

惚れた弱みというものなのだろうか。

葡萄の木に魅せられ続けている。

今年は

このコップを作る

これからも尚作り続ける。

同じに見えても

どれひとつとして、決して同じになり得ない

この木の魅力に取り憑かれた、まま。

納得の行くものが完成次第、いずれ発信してゆきます。乞うご期待の程を。

惹かれる・2

惹かれる・2

杢、その2であります。

写真の手前、大きく丸い白、これが杢、または杢目と呼ばれているもの。

通人の間では、虎杢などそれぞれの模様により、名称もあるようです。

そうそう"ギンが出た"などという名称で呼ばれているものもあるようです。

全て林業に関わられている方からの受け売り知識でございますが。

やはり専業の方は深い知識をお持ちですね。木の幹のみで、木の名前が

おわかりのなるとのことでしたよ

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匙

たまたま身近に竹があり、ある時それを用いて、匙を作った。

その匙で、カレーを食べた。

衝撃、である。

味が違う!

まったくもって味が違う、と、強く衝撃を受けた。

以来、常の食事は、全て自作の匙になっている。