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令和6年度滞納整理事務の充実を目指して(6月17日現在)
令和5年度出納閉鎖(令和6年度5月末)が終了し決算数値が確定するころだと思います。そして令和6年度がスタートしたということで少し視点を変えて組織に「揺らぎ」を与えることを提案したいと思います。
組織に「揺らぎ」を与えるとは
先日『迷いの先に 仕事と人生の羅針盤』(中鉢良治著、日経BP社、2017年10月、P74)という本を読んだ中に書いてありました。現状を維持することに汲々として、今い
令和6年度滞納整理事務の充実を目指して(6月10日現在)
滞納繰越分の事案について、優先順位付けの高いものから取組みを開始しましょう。
前回のブログで滞納繰越分の滞納事案を取組むための準備として4種類の「見える化」リストを作成するようにお話ししました。今回はそのリスト化を使って具体的にどのように処理を進めるのかお話ししましょう。
①高額事案の取組み
各自治体に拠って高額事案の金額は違います。財政の豊かな自治体であれば、100万円以上かもし
令和6年度滞納整理事務の充実を目指して(6月3日現在)
滞納繰越分のチェックと令和6年度としての取組み準備をしましょう。
令和6年度の歳入確保に向けて
令和5年度の収入等は5月末で終了しました。令和5年度の歳入確保に向けて努力された自治体に心より労いの言葉を贈りたいと思います。さて、今週からは令和6年度の取組みを開始しましょう。管理監督者の皆さんは、令和6年度の方針を部下職員に示すことから開始してください。
滞納繰越分を優先順位付けする
令和6年度滞納整理事務の充実を目指して(5月27日現在)
今週は令和5年度の振り返りを全員で行いましょう。忌憚のない意見をいうことで組織を挙げて令和6年度のスタートを切りましょう。
組織目標の達成についての分析
各自治体の令和5年度の組織目標は達成されましたか。まずは予算額の確保ですが確保されたでしょうか。これまでさまざまな自治体に出入りさせていただきました。中には予算額を前年度の決算額より低く設定し、年度の後半には達成してしまい、職員が手持
令和6年度滞納整理事務の充実を目指して(5月20日現在)
実質出納閉鎖までの残された1週間とその後の滞納繰越分のチェックの準備をしましょう
令和5年度の出納閉鎖までの事実上1週間をどのように活用するか
電算処理の関係から令和5年度の現年課税分の収入日を仮に24日(金)が事実上の最終処理日とすると、この1週間で何をチェックするか確認しましょう。滞納者との約束で5月に納付すると言いながら納付の無い滞納事案が存在するかチェックすることです。
全
令和6年度滞納整理事務の充実を目指して(5月13日現在)
出納閉鎖後の組織方針案を策定する期間にしてください
上位者は一歩先を見る
令和5年度の出納閉鎖も残すところ3週間となりました。実質は電算処理の関係がありますから5月24日(金)頃で終わることと思います。ということは2週間しかないということです。そこで今回は出納閉鎖が終了した後のことをお話しします。
のんびりする前に令和6年度の計画案を策定する
20年以上も前のことですが出納閉
令和6年度滞納整理事務の充実を目指して(5月7日現在)
いよいよ出納閉鎖の月になりました。そしてこれまで積み重ねてきた日々の業務の最終結果が出納閉鎖後の決算額となります。予算額を確保するためにも限られた日数で何ができるか全員で確認しましょう。
予算額との差額を目標とする
一番わかりやすいのは、令和5年度の歳入予算額との現在の差額です。予算額との差額が判明したところで、出納閉鎖までに納付見込みのある滞納事案を概算で集計しましょう。そのとき組織と
令和6年度滞納整理事務の充実を目指して(4月30日現在)
前回のゴールデンウィーク前の臨戸強化週間はいかがでしたか。
さて新しいメンバーでの4月を振り返り、出納閉鎖までのやるべきことを再確認しましょう。
連休前の臨戸理由
予定通り五月の連休前に滞納者にアタックすることができたでしょうか。かって職員時代に連休後に接触を取ったところ、滞納者が異口同音に「連休でお金を使ってしまった」と言ったことを踏まえて、連休前に接触する方法を検討することをアドバ
令和6年度滞納整理事務の充実を目指して(4月22日現在)
前回のブログで、令和5年度現年課税分未収入滞納事案の処理について説明しました。とくに未接触の滞納事案について、臨戸の提案をいたしました。
今週は臨戸強化週間という設定で臨戸時に注意しなければならない内容を述べたいと思います。
臨戸前のチェック
個人情報の関係で紛失すると自治体自体の信頼が喪失してしまいますので、滞納者の滞納金額内訳表のような個人情報そのものを何人分持ちだすのかチェックしまし