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令和6年度の滞納整理事務の充実を目指して(4月8日現在)

 前回4月1日現在のブログで、新年度の異動を踏まえて人間関係の構築の話しをしました。とくに転入者の人は初めての業務で早く仕事を覚えようと業務優先の気持ちも分かりますが、まずは人との関係を円滑化させることです。人間関係が上手くいっていれば困ったときにも様々なアドバイス等をもらうことができるのです。

 人間関係を築くには自分が自然体で臨めるようなことで誘ってみてはどうですか。お酒が大好きな人はアフター5(ファイブ)に居酒屋等で一緒に飲食するのも方法です。またお酒が飲めない人、体に合わない人はコーヒーを飲みながら話しをするのも良いと思います。アフター5が忙しくてできない人にはランチ会でも企画してください。

 異動から一週間経過して、転入された方の表情はいかがですか。穏やかな顔つきであれば問題ないですが、表情の険しい人がいれば聞いてみてください。職場の問題であればあまり最初から細かな話しは辞めましょう。私の経験から言って、最初から微に入り細を穿つ人の説明は頭に入らず内容が理解できないものです。

 私の失敗ですが管理職試験に合格し、ローテーションで困難ポストに配属になりました。待っていたのは、とにかく細かな資料作成の説明を延々とされました。何を説明されているのか理解に苦しみ、精神的におかしくなる一歩手前となったのです。本来なら全体のイメージを説明した上で、詳細な説明に入れば良かったものを順番が逆で、受け入れるだけの余裕がなかったのです。なんとか乗り越えたのですが苦しいときでした。能力がないということです。

 経験者(今現在その職場にいる人)の人は自分が初めてその仕事に就いた時の不安な気持ちは忘れてしまい、「当然理解できるだろう」という説明は誰もが納得できるものではないことを理解してほしいのです。どんな素晴らしい仕事をしている人も最初の一歩は同じです。人事異動の時期にはそのことを皆で共通認識を図ることが大切です。

 仕事以外のことで悩んでいるのであれば、聞き役に回り聞いてあげるだけで心の負担は少なくなるのではないでしょうか。家庭内のこと、子供の教育のことなどそれぞれ皆さん問題を抱えていることと思います。悩みを抱えているからこそ生きている証拠だと思います。悩みの無い人はいません。その中でどのように生きていくか問われるのではないでしょうか。

 いきなり悩みを打ち明ける人は少ないと思います。転入してきた人、組織に残った人がお互いに人間関係を良好なものにするためコミュニケーション能力を使って「その人」を知ることです。そこからスタートが始まります。心を開いてみてはどうですか。
 

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