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フジえもん流読書術⑤~本はこう選べ!~

こんばんは、フジえもんです。今日は、第伍話ということで書籍の選び方について共有します。一応、1と2で分けてみましたが細かいことは気にせず使えそうな方法があればどんどん験してみてくださいね~

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1.書籍の選び方~買うモノが決まってないけど何か読みたいとき~

買うモノが決まってないけど、何となく本を買って読みたいときってありますよね。そういうときって思わぬ収穫があり、新たな世界を知ることができます。今回は、ネット書店(以下、ネット)でも実際の書店(以下、リアル)でも使える選び方を共有します。
新書に限らず、小説、単行本、雑誌などでも同じことが言えます。

 1.1立ち読み・試し読みをする

ネットでもリアルでもできる、立ち読み、試し読み。
ざーっと見れば、その本がどんな風に話を進めているのかわかります。そうすれば、著者の論調や語り口があなたの感性と合うかどうか判断できるでしょう。読んで癪に障る、不快になるようであれば、それが買うかどうかの貴重な判断材料になります。最初に悪印象を持てば、その本がどれだけ質のいい内容だとしても続きを読もうとはならないはず。どうしても必要なら読むべきですが、無理して読むものではないです。合うものを選びましょう。
逆に、タイトルを見て惹かれなかったけど、たまたま手に取って「なにこれ!面白いじゃん!」となったらどうでしょう?買ってまで読みたいですよね。

ネットでは、表紙を見ることはできても帯紙、背文字までは見ることはできません。だから、見て触って選ぶことができないのです。これができるのはリアルだけですね。
本を出版する過程を見れば、どれだけ多くの人の手によって編集されているか、手が加わっているかわかります。つまり、本は彼らの共同作品なのです。中身は著者が作りますが、外見は著者と出版社が協力して作るんですね。どういう紙質を使って何を楽しんで貰いたいのか、どういうデザインをしてその本の良さを強調したいのか、などなど本を出す際にはどうやったら読者に届くか、買って貰えるか必死に考えているはずです。
それは金銭のこともあるでしょうが、なにより本を読むこと即ち読書の楽しさ、良さを知ってもらいたいからでしょう。(そうであってくれ)

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なぜ「試し読み、立ち読み」をするのか。
①著者の表現を自分の感性と擦り合わせるため。
②出版側の想いを楽しむため。

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それから1.2でも述べる目次を視ることができます。詳しくは1.2へ。

 1.2目次を視る

皆さん、目次の存在に気が付いていますか?邪魔だからと、読み飛ばしていきなり本文を読み始めていませんか?小説ならそれでもいいのですが、新書、単行本となると不都合なのです。その理由は何か。小説はストーリーがまとまっているので最初から読めばよく、一部だけを読んで楽しむというのはまずほとんどの人がしないでしょう。

しかし、新書や単行本は大見出し小見出しとわかれ、書かれている内容、言わんとするポイントが異なるのです。だから、全部を読む必要はないんですね。あなたが気になる内容・言葉があれば、その本を買う価値があるというものです。

教科書と同じですね。目次にどんな分野があるかまとめられているでしょう。あれを見れば、集中して勉強したい分野がどこにあるか見つけることができ、すぐにそのページまで辿り着けますよね。

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2.書籍の選び方~あるテーマに基づいて選びたいとき~

あるテーマに基づいて選びたいとき。テーマというのは、例えば、哲学、数学、情報科学と言った科目でもいいし、楽しい、悲しい、泣けるなど作風でもいい。他には、流行を知りたい!とか難しい本を読んでみたい!とかもあります。テーマは何でも構わないです。
そのときに、良書に出会うための方法を共有します。

 2.1出版社の特徴を掴む

出版社を挙げてみて。と言われたら何社挙げられますか?
或いは、普段出版社のことはあまり意識せずに選んでいる方が多いのではないでしょうか?

出版社を意識して本を選ぶと、どこの出版社がどんな分野の本を扱っているのかわかります。
私がこれに気付き、意識し始めたのは高々2年前からなので、その辺の事情には明るくないですが、例として一つ挙げてみます。
ソフトバンクグループってご存じでしょうか?はい、スマホもそうですし、野球もそうですね。ロボットも決済もやってます。私にとっては、本のイメージが強いです。その子会社のソフトバンククリエイティブ(SBクリエイティブ)ってご存じでしょうか。デザインプログラミングなどを解説する単行本を出版している会社と言えばSBクリエイティブでしょう。実際、ランキング上位にいつもいます。また、SBクリエイティブが扱っているサイエンス・アイ新書もよく見かける本でしょう。科学系、工学系、心理系、医学系と主に理系向けの内容になります。こういったことを踏まえると、SBクリエイティブって理系や創造系を扱っていることがわかりますね。

伝わったでしょうか?ちなみに、SBクリエイティブは私が今ハマっている出版社です。昨夏、某中古本を扱っているサイトで新書を大量に買ったとどっかで書きましたが、数えてみたらSB新書が8割でした。

 2.2著者のバックグラウンドを辿る

バックグラウンド即ちその人の歩んだ人生、経歴、これまでに出した著作物を知る。これは、ある特定の著者に興味があるときに効果的。これは、著者の名前をググればWikiでも何でもいくらでも出てきます。それから、本の前書きや背表紙などに書かれていることも。関連書籍を探せば、あなたの好み或いはニーズに応えるような本が見つかることでしょう。これは、推しができればその人、モノのすべてを追いたくなるのと同じことです。それを使って、自分の読みたいものを洗い出せばいいんです。それを繰り返せばあなたの探している名も知らない書籍に出会えるでしょう。

 2.3ランキングを讀む

迷ったら、そのテーマで検索してランキング上位のものを片っ端から讀んでみる。これもオススメです。ランキング上位ならそれなりに読者、レビューがあって流行っているもの、或いは著名人が書いた本ですから、どのニーズにも引っかかるはず。ベストセラーになる要因としては、内容の質も大事ですが、大衆受けするかどうかということもあるんだと思います。如何に見られるか、読まれるか考えた結果がベストセラーなんですね。著者、出版社からすれば仕掛けがうまくいったわけです。それは、現在の情勢だったり流行を踏まえたものだとか、人間の深みや負の部分にスポットライトを当てたものもあります。どれも気になりますよね?

だから、困ったら仕掛けにハマってみる。それでもいいんです。

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まとめ~あなたの欲する良書が見つける方法~

ということで、以上、本の選び方でした!どうでしょうか?何か今から使えそうな方法はありましたか?さっとまとめますね。

良書を選ぶ方法は、以下の5点!
①試し読みをする
②目次を視る
③出版社の特徴を掴む
④著者の背景を辿る
⑤ランキングを讀む

最後に

今回は、第伍話ということでだいぶ長くなりましたが本の選び方を共有しました。次回からは、書籍紹介になります。こちらは、ちょっと期間が空きまして2月半ば(都合により3月に変更。2/14追記しました。)から投稿予定です。書籍の整理に結構時間がかかると思われますので、その時間をください。ここまで第壱話から第伍話まで「読書とは何だ?」という問いに対して、私の価値観、選び方を共有させていただきました。

何か知見を得たことがあればスキ、フォロー、コメントしていってくだされば大変嬉しいです。また読みに来てください。何か質問があればコメント欄にてお気軽にどうぞ!


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