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私のマサラ・チャイ【レシピあり】

寒くなってくると飲みたくなる、チャイ♪

スパイシーな香りや風味、優しい甘さで、氣持ちもホッとしますね〜
個人的にはピリッと辛いスパイスカレーの後に飲むのが好き♡

スパイスはかつて薬としても扱われていました。
効果・効能も嬉しいものがたくさんあるのでまとめてみました♪


私は普段からスパイスのある暮らしをしているので
自分なりの配合で煮出して作っています。

私が使っているチャイの基本スパイスは6つ。
・シナモン
・カルダモン
・クローブ
・スターアニス
・ブラックペッパー
・ジンジャー

シナモン(辛味・甘味/熱性/脾・心・腎・肝)
スパイシーで甘い香り。漢方では「桂皮」。
血の巡りを良くするため、冷えからくる肩こり・関節痛・月経痛などの痛みに効果が期待できる。
血流がよくなることで身体の隅々まで酸素や栄養がいきわたり、抜け毛予防や美肌にも♪

カルダモン(辛味/温性/脾・胃)
すっきりと爽快で華やかな香りを持ち、古くから芳香性健胃薬として知られるスパイスの女王。
消化促進だけでなく、口臭予防や鼻詰まり・咳・痰の改善・リラックス効果が期待できる。

クローブ(辛味/温性/脾・胃・腎)
丁子とも呼ばれ、フトモモ科の樹の花の蕾を乾燥したもの。甘く豊かな香りがします♪
薬膳では脾・胃・腎に作用し、消化促進や身体を温める働きがあるので寒い季節にぴったり。

スターアニス(辛味・甘味/温性/脾・胃・腎)
星形の可愛らしい形のスパイス♪
独特な香りですが、その香りが氣の巡りを改善してくれます。
脾・腎に作用し身体の内側を温めるので冷えからくる痛みや腹痛に。

ブラックペッパー(辛味/熱性/胃・大腸)
お馴染みの黒胡椒です!
私は煮出す時に粗挽きにして、チャイの味わいをピリッと引き締めています。
胃や大腸系に作用。効能は消化促進、血行促進、抗酸化作用、リラックスなど。

ジンジャー(辛味/微温性/肺・脾)
生姜は滞っているものを発散させる働きがあり、氣・血・水の巡りを良くしてくれます。
風邪のひき始めには定番ですね!
私は生の生姜をスライスして使っています。


牛乳(甘味/平性/心・肺・胃)
身体の水分を補給し潤いを与えてくれますが、本来は牛の赤ちゃんのためのものなので、ヒトの身体には合わないことも多いです😅

私は栄養や効能のためではなく、あくまで嗜好品として楽しませて頂くことにしています♪


☆チャイの甘みには、次のいづれかを使っています。

はちみつ(甘味/平性/脾・胃・肺・大腸)
夏から秋にかけてミツバチから分けていただく、はちみつ♪
お通じを改善したり乾燥した肌や呼吸器に潤いを与えてくれます。
表示が「純粋はちみつ」のものか、信頼できる養蜂家さんのものがおすすめ。

きび砂糖(甘味/寒性/肺・胃)
ミネラルを含みほどよくコクのあるきび砂糖。
体の熱を冷ましたり肺を潤してくれるので、から咳の時に。
※同じような茶色いお砂糖に三温糖やザラメがありますが、あれは白砂糖に精製する際にカラメル化して色がついているもの。きび砂糖とは全く別物です。


【作り方】2〜3杯分
①小鍋に水を200ml程とスパイスを入れて火にかける。
☆カルダモンは皮をむいて中の種を出したり、軽く砕いておくと、より香りがたちます。

②ふつふつと5〜10分煮出したらお好みの甘さを加えてチャイシロップにする。
(水分が蒸発しすぎるようなら途中でお湯を差してください)

③カップにシロップ大さじ2〜3と温めた牛乳を注いで出来上がり。

トップの写真は、カップに2のシロップとスチームミルクを注ぎ、シナモンパウダーを振ったものです♪
ミルクフォーマーなどでふわふわミルクを作り、見た目にこだわるのも楽しいよ^^


最後までお読みいただき
ありがとうございました〜☕️

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