退屈な時間に少しでも賢くなりたい人へ【退屈勉強ツール7選】
さて、世間ではハチャメチャGWですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
きっとどこかへ出掛けたり、実家に帰省したり、友達と遊んだりと楽しい休暇を過ごしてるかと思います。
反対に私は家の中で転職の面接を受けたり、『アンチヒーロー』を見たり、ちょっとイキって勉強してみたりと、だいぶインドア、通称:インドアツードアな生活(家の中のドアからドアまでしか移動しないことの意)を送っております。
まあつまり退屈です。ちょっとした予定はありますが、それ以外は皆無です。暇です。この貴重なGWを全てモノマネの練習に費やそうとしているぐらい暇です。
しかし、どうせならこの退屈を良い時間に変えましょう。誰もがこのGWは「遊びたい」と願う中で、ひとり勉強に駆け出す人間になろうと思います。
もしかしたら、いまごろ呑気に旅行してるエリートサラリーマンは「な、遊んでる場合じゃない!置いて行かれる!」なんて思うかもしれませんね。
置いて行ってやりましょう。ポンコツの意地を見せてやりましょう。
退屈勉強ツールとは?
さて、今回の内容は「退屈勉強ツール」の紹介です。決して勉強についてあれやこれや語るものではありません。
ただ単純に「あ~ちょっと暇だなぁ。勉強でもしたいけどガッツリ机に向かって勉強するのはしんどいし、なんか楽にちょっと勉強できるものはないかなぁ~」という悩みを解決するツールを紹介するという、ただそれだけです。
さすがにGW中に勉強机に向かうのは嫌だと思います。まあ私ぐらいの勉強ジャンキーになると、机に向かうのが当たり前というか、むしろ机の方から向かってくるというか。
何を学んでるかというと、主に中国の歴史についてですね。特に春秋・戦国時代について学んでます。最近だと司馬尚と戦ったり、王翦が大活躍したりしています。ちょっと絵が多いですが、良い参考書だと思います。あ、すいません、よく見たら『キングダム』でした。
とにかく、GW中の暇な時間に手軽に勉強できるツールを紹介しようという回です。
1.東京大学で開講されている統計学を学ぶ『UYokyo OCWx』
私が統計を学んでることもあり、まず統計について学べるツールをご紹介します。
それがこの「UTokyo OCWx」というサイト。統計学入門からR(統計処理ができるWebアプリ)の使い方までを学ぶことができます。
基本的にはパソコン上でRを動かしながら講義を見て学ぶスタイルです。
手軽かと言われたら、パソコンとタブレット(かスマホ)が必要になるので手軽ではないかもしれません。ですが、無料で大学の講義が見れるんだからそれぐらい頑張りましょう。
ちなみに国公立大学の授業を受けるとしたら、2単位(1授業)あたり27,000円ぐらいします(1コマ1,800円×15回)。
つまりこの「統計データ解析Ⅰ」と「統計データ解析Ⅱ」だけでも54,000円の価値があるということです。
授業の内容はあくまでも基礎的な内容なので、例えば「これからデータサイエンスティストを目指したい」という人や、「統計の基礎だけ学んでビジネスに活かしたい」という人にオススメです。
他にも「コンピュータシステム概論」や「データマイニング入門」などの講義があります。
2.科学を1枚の図で学べる『科学技術週間』
これは小さい頃に欲しかったですね。
文部科学省が毎年発行している「一家に1枚」シリーズで、「数理」や「太陽」や「宇宙」についてを1枚の図で丁寧に解説されています。
これはちょっと恐れ入ったというか、今すぐにでもトイレに貼って勉強したいぐらい素晴らしい出来だと思います。
小学生のときに理科室で見た気もしますが、このクオリティーの図が約20枚もあって、しかも無料ダウンロードというから太っ腹です。
なんなら一人暮らしの部屋にジェイソン・ステイサムのポスターを貼る代わりに貼りたいぐらい魅力的です(さすがにステイサムが可哀想なのでやめときます)。
小さいお子さんのいる家庭なら、その辺の参考書より勉強になるんじゃないかと思います。トイレや廊下の壁に貼って一緒に勉強するのも楽しそうじゃないですか。
ただし印刷しないと見にくいので、印刷は必要かと。
3.高校数学をイッキに学ぶ『150分で学ぶ高校数学の基礎』
ちょっと理系寄りの内容が続いてますが、この資料も一気に高校数学が学べるので手軽に学ぶにはちょうどいいです。
スマホなら矢印ボタンを押すだけなので、手軽も手軽。それにスライドも見やすく、例えも分かりやすく、重宝しました。
統計を学ぶうえでやっぱり高校数学は避けて通れない領域です。その中でも確率と統計の基礎知識、微分積分を学びなおせるのはデカいです
この資料が無料で公開されていることに驚いたのと、この資料を作るのにどれだけ時間がかかったのかと思うともう感無量です。
今日の晩はこの資料と一緒に寝て、明日の午前中もこの資料と共に過ごしたいと思います。
4.Pythonの無料の教科書『Pythonプログラミング入門』
これは東京大学 数理・情報教育研究センターという所が出しているテキストで、Pythonの基礎から応用まで、パソコンで動かしながら学べる資料です。
まあ手軽ではないですが、GoogleのColabolatoryを使ってるので、新たにPythonやAnacondaをインストールしなくても使えるのは便利ですね。
ページ数も322ページと本1冊分ぐらいの量かつ、カラーなので非常に分かりやすい。ちょっとPaypayでお金送ってもいいぐらいの情報量です。
なんだか本気で調べればプログラミングやデータ分析なんかは、本やスクールに通わなくても無料でスキルが身に付けられる時代だと思います。
そう考えるとパソコン一台だけでお金を稼いで、飯を食っていくということも全然夢じゃないのかもしれませんね。
上記のサイトでは線形代数や行列についても動画で学べるので、データアナリストやデータサイエンティストを目指す人には有益だと思います。
ちなみに私はPythonが苦手です(エラー出しまくるから)。
5.時事問題や一般常識が学べるアプリ『時事問題・一般常識 一問一答』
いやアプリ名もそのままという分かりやすさで、もうそれだけで好きになりました。
yuth inc.という所が出しているアプリで、就活の試験対策や中途採用の筆記試験対策に使われているアプリですね。
問題数は600問で、定期的に時事問題は最新化されており、会員登録とかも無しですね。課金も見当たらず、多少広告はあるんですが、普通に使いやすい。
たぶん「ベネッセと提携した」とあったので、そこからの収益とあとは広告費で運営されていると勝手に思ってます。
ちなみに問題はちょっと難しめです。「カルテルについて」や、「日本の仏教の多くは上座部仏教か否か」など、結構難易度は高いと思います。
ただ、もし全部こなすことができれば、いい大人が知っておくべき常識は一通り網羅できるように思います。
これはちょっと私も本気で取り組もうと思います。ま、いい大人ですので。
6.言語を0から学べる『Duolingo』
このアプリはよくCMで見かけるやつですね。基本的に英語の学習に良くて、私もTOEICの試験勉強で使ったことがあります。
なにが良かったかというと発音も一緒に学べる点ですね。きちんと英語や中国語の発音を聞きながら学べるので、実用的な言語を学べます。
ただ間違うとHPみたいなものが減っていき、課金しないと学習が続けられない仕様になってます。時間が経つと元に戻りますが、ひたすら勉強したい方は課金が必要かもしれません。
ちなみに無制限でやろうと思ったら1年で9,900円かかります、高過ぎ。まあ気軽にやる分に関しては全然無料でも使えるので、良いと思います。
私は中国語を全くの初心者からやってますが、本当に基礎の基礎から、同じ内容を何度もいろんな角度から問題を出してくれるため、こりゃ学べるわと思いました。
最初は「いやニーハオもうええわ」と思いましたが、完全にニーハオの漢字と発音は覚えたので蔑ろにはできないですね。
こんな記事もありました、すんごい。
7.観るだけで学びがある『100分で名著』
あと、私が暇なときによく観ていたのはNHKの『100分で名著』ですね。
「いっちょ、賢くなってやろうかな」と思い立ったけど、本読むのはだるいなぁってときにずーっと観てました。
ただNHKオンデマンドに登録する必要があるんですが、990円で多少高い。
だから1カ月だけ契約して、1カ月でほぼ全部観てやろうぐらいの勢いで観てました。まあ結局40本ぐらいしか観てませんが。
ただコンテンツとしては、研究者が本当に分かりやすく教えてくれるし、図とか映像とか多めなのでめちゃめちゃ勉強にはなるかと。
初心者でも分かりやすい、そんな番組として構成されているのだと思います。
一旦、長くなったのでこの辺にしときます。また良い資料やアプリ、サービスを見つけたら更新していきます。
では、有意義なGWをお過ごしください(たぶんGWはGet Wildの略)。
おわり
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