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「いいね!」が1万ついた【肌トラブルは化粧品がつくり出している】という話。

本日6月11日は、暦の上では入梅(にゅうばい)と言われ、入梅とは、梅雨入りのことを指すそうです。梅雨入り前とは思えない気温の高さですが、これに梅雨も伴ったら、ますますマスクが息苦しくなってきますね。

1年以上続くマスク生活で、肌トラブルに悩み、皮膚科を受診する人が増えているとか。また、オンライン会議で、画面に映る自分の顔を頻繁に見るこようになり、スキンケアに興味を持ち始めた、なんていう男性も増えているそうです。

実は、私自身、かつて肌トラブルに悩まされていました。ある出来事をきっかけに、それまでイイと思って使っていた化粧品が、実は肌トラブルの原因だったことがわかり、その後、劇的に改善した、という実体験があります。

その経験をもとに書籍をつくり、自分の体験談を踏まえて書籍の紹介記事を書いたところ、当時、1万を超える「いいね」をいただきました。

どんどん日差しも強くなり、日焼けも気になり出すこの季節。(マスクのところだけ白く残る、マスク焼け、とかあるんでしょうか・・・?)知っておきたいスキンケアのこと、また、すでに肌トラブルに悩んでいる方がいらっしゃいましたら、実は化粧品が原因かもしれないということ。2015年の記事になりますが、抜粋してご紹介いたします。

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【オーガニックコスメは危険がいっぱい!?】日本で唯一の化粧品の毒性研究者が明かす、人気コスメの裏側

こんにちは、フォレスト出版編集部です。

今日は、老若男女問わず、ぜひみなさんに読んでいただきたい1冊について、熱く語らせていただきたいと思います。

それは、先日刊行した『ウソをつく化粧品』(小澤貴子著)です。

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突然ですが、みなさん、オーガニックや自然派のコスメやシャンプーなどの日用品を「安全・安心だから」という理由で購入していないでしょうか?

私もてっきり「お肌にやさしいんだ♪」「安全なんだ♪」と思って、「オーガニック」「ナチュラル」「無添加」といった表示がある化粧品や日用品を選んで使っていました。

そう、10年前までは・・・。

ことのきっかけは思春期。多くの中高生同様、私はニキビに悩むようになりました。

はじめはヘチマの化粧水といったようなものを使っていましたが、バイト代などで自由に使えるお金が増えると、国内の有名ブランドの化粧品や外資系の高いクリーム、医薬部外品や無添加といったような化粧品をどんどん試すように。

当時続々創刊されていたコスメ専門の女性誌も毎月欠かさず購入するほどの熱心さ。カリスマ美容ライターの製品レビューを読み込み、化粧品を買う前には、当時流行りだしていたコスメのクチコミサイトをチェックしたりしていました。同世代の友人に比べて、コスメに対する知識はかなりのものだったと思います。

美容にそれなりに投資をしていたわけですが、なんかヘン

どんなにこっくりしたクリームを使っても、なぜだか肌の乾燥が止まらない。お昼を過ぎると肌が乾燥してきて、脂浮きしてきます。いわゆる、インナードライ、大人肌、といわれる状態です。

まだ若いのに、いまからこんなに乾燥していて、だいじょうぶなの・・・?

なにを使ってもしっくりこないので、自分に合うコスメが見つかるまでのつなぎとして、小ビンに入った無添加化粧品を使っていた矢先、運命の出会いを果たします。

それが、『バカがつける化粧品』という衝撃的なタイトルの本でした。

いつものように、無添加化粧品を買って、帰りに書店に立ち寄ると、この、なんとも刺激的なタイトルの本が、棚差しされていたのです。

おもむろに手に取り、パラパラとめくってまたもや衝撃。

なんと、私がついさっき購入した無添加化粧品が、「お肌を壊す化粧品」として紹介されていたのでした。

無添加化粧品だけでなく、CMをバンバン打っている有名な通販のコスメや誰もが知っている外資系ブランドの化粧品が、その本では実名で告発されていたのです。

その本には、

○一般に出回っている化粧品には、お肌のバリアを壊し、皮膚を弱らせる成分が配合されている
クレンジングオイルと台所洗剤は同じ
○無添加化粧品は、防腐剤無添加をうたっているが、合成ポリマーでできており、そもそも腐ることがない
植物エキスは本当は危険。動くことができない植物が外敵からどうして身を守れるのかというと、それは植物毒をもっているから

といったことが書かれていました。

「防腐剤無添加だから○日で使い切ってください」みたいにいっている化粧品が実は腐らないってどういうこと????

こういったショッキングな話ももちろんですが、その本に書かれている現代女性の肌の特徴が、異常な乾燥といった、自分の肌の状態とピッタリ当てはまることに気づき、この本でいっていることは正しいかもしれない、と思いました。

そして、これまで使っていた化粧品の使用をやめ、本に書かれているお手入れを実行。

すると、あっという間にお肌の乾燥が止まったのです。

以来、ここ10年は、たまにポツンとニキビができるくらいで、目立った肌トラブルが起きたことはありません。

いままであんなにクリームやら美容液やらを塗りたくっていたのに、就寝前は、真冬でも化粧水をつけるだけ。

それでも、肌がきれいだね、と言われるようになりました。

8割以上の女性がインナードライに悩んでいる、という話もありますが、私も悩んでいたインナードライとは、化粧品によって人為的に作られた肌トラブルだったのです。

お手入れを180度変えたことで、肌が劇的に改善したばかりでなく、無駄な化粧品を買うことがなくなり、化粧品に注ぎ込むお金はグッと減りました。

そして、これまで、化粧品にさんざんお金をつぎ込んでいた私は、広告や女性誌など、マスコミが流す情報をまずは疑うようになりました。

この出来事をきっかけに、人生観が180度変わった、といっても過言ではありません。

それから10年――。

『バカがつける化粧品』の著者である小澤王春さんは他界され、現在はあとを継がれた娘の貴子さんが、正しい美容科学の普及に努められています。

今回、貴子さんに、お父様の本をベースに新しい情報を盛り込み、「2015年版『バカがつける化粧品』」の執筆を依頼。

信念をもってあとを継がれた貴子さんが、約1年かけて、貴子さんとして初めての著書を上梓してくださいました。

打ち合わせでは、脈々と受け継がれてきた思いに目頭が熱くなることも。

『バカがつける化粧品』が刊行された頃とは、化粧品を取り巻く環境は変わり、「オーガニックコスメ」「自然派化粧品」といったものが広まったことで、新しい肌トラブルも増えていることがわかりました。

また、近年、美白化粧品による白斑問題など、化粧品による深刻な被害もありました。

貴子さんによると、公式の発表と白斑問題の本当の原因は違う、とのこと。

貴子さんと打ち合わせを重ねるにつれ、早くこの本を多くの人に読んでほしい!という思いが日に日に大きくなっていきました。

「手作りコスメ」が流行ったり、「肌断食」といった、既成の化粧品に頼らないお手入れが広まったりもしていますし、そういった書籍も多く出回っています。


しかし、今回、刊行させていただいた『ウソをつく化粧品』では、そもそもどうしてこういった、消費者の肌を壊していくような化粧品が出回るのか、
白斑問題の本当の原因がなぜ報道されないのかといった、化粧品業界が抱える問題について、鋭く切り込みました

毎日、さまざまな宣伝文句で新製品が発売されています。情報の渦に飲まれそうになることでしょう。

『ウソをつく化粧品』をすでに読んでくださった方からは、

「長年感じていた疑問が氷解した」
「奥さんに読んでほしい」
「家にある化粧品をチェックした」

といった声が続々届いています。

今、お肌の悩みを抱えている方、化粧品が何かおかしいと感じている方、
ぜひ、『ウソをつく化粧品』をご一読ください。

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▼『ウソをつく化粧品』についてVoicyでもお話しています

(編集部 杉浦)

Photo by Christin Hume on Unsplash

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