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「あなたは恵まれてるのよ」と言われる度に怖かった私がいた。

突然ですが、あなたは幸せになることを恐れたことがありますか?もしくは、自分が幸せであることに、罪悪感を抱いたことがありますか?
私の答えは、YES。どちらかと言うと、Of courseに近いかもしれません。

何で急にそんな話するの!?って思った人…
大丈夫ですよ、ちゃんと説明します!!!

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読書好きな私がいま読んでいるのは…
西加奈子さんの『i(アイ)』という小説です。2017年の本屋大賞にもノミネートされた1冊なので、あの独特な表紙を1度は手に取った、という人も中にはいるでしょう。私はこの本を読み始めた初日に、物凄い衝撃を受けました。何故かと言うと、私も主人公と同じように、母親に幼少期の頃から「アフリカの子供たちはね…」とか、「この国では昔、虐殺事件があったのよ。」とか、とにかく暗くて悲しい話をよく聞かされてきたからです。勿論、アフリカには想像を絶する程、貧しい子供たちがいること、ルワンダでは過去におぞましい数の虐殺やレイプがあったこと、これらを私たちは最低限知る必要があるし、いまある幸せに感謝することも大切です。しかし、内容によってはとてもセンシティブで、これらを写真や映像を通して幼い子どもに見せたり、生々しい表現をそのままストレートに伝えることは少し考えものかもしれません。

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