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最強のコーヒーマシン。のはず。

去年とあるyoutuberのルームツアーを見て
ネスカフェドルチェグストがほしくなった
コーヒーカプセルを入れれば
瞬く間にとてもおいしいコーヒーができる
代物である。


僕は試しにメルカリで中古の
古いタイプのドルチェグストを購入した。

ランニングコスト的には
普通のコーヒーで60~70円
高いもので150~200円ぐらいの
コストがかかる。


しかし家で本格的コーヒを
飲めると考えれば
そこまで高くないのではないか。
僕はそう思ったのだ。


早速コーヒーを入れて飲む
とてもおいしい。
スティックコーヒーとは
段違いのうまさである。
舌に全く自信のない私でも
買って満足できる。


そんなこんな
1ヶ月ぐらたったある日


我が家に激震が走る。
なんとドルチェグストが
動作不能になるという
造反行動に走ったのだ。


こちらのボタン連打
電源の抜き差し攻撃
強烈な打撃にも
全く動作しない。


たった1ヶ月で
お亡くなりになってしまたのだ。


残ったカプセルが
まだ大量にある。
コーヒーは美味しい。


悩みに悩んだ末
我々はカプセル定期便を頼み
無料で最新のマシンを
レンタルすることに成功した。


最新のマシンは
自動でコーヒーの量を調節できるため
ボタンを押せば後は
こちらが何もせずとも
抽出完了となるスーパーマシンである。


これは便利だと考え
僕は定期便に申し込んだのであった。


しかし僕は送られてきた
箱を開け衝撃を受ける。


なんと全く必要のない
誰も求めていない
カプセルゴミ箱的な物が
付属しているではないか。


我が家ではカプセルは
抽出後即ゴミ箱へ
一瞬の無駄もなく運ばれている。


このゴミ箱自体が
完全にゴミなのである。

しかもその大きさと形から
他に全く用途をなせない
黒い置物にもなれない
プラスティックゴミにしか
見れないのである。

僕はこのマシンをレンタルしている間
このゴミ箱というゴミを
所有しなければならない苦痛に
コーヒーを抽出するたびに感じるという
地獄が始まった。

このマシンは定価は1万数千円である。

僕は熟考に熟考を重ね
リスクを感じながらも
このゴミ箱を勝手にプラスティックゴミへ捨てた。


プチミニマリストの僕には
この意味のわからないゴミ箱を
理解することができなかった。


そして時は過ぎ春になった。

そろそろホットコーヒーよりも
アイスコーヒーが飲みたい。


アイスならばもはや
ペットボトルコーヒーで
いいのではないか。
しかし解約はできない。


1回6箱を3回頼まないと返却できないのだ。
しかも僕は箱もゴミ箱も捨ててしまっている。


もはやそれすら不可能かもしれない。

最近そのyoutuberが再度
ルームツアーを行っていた。


よく見たらそこにドルチェグストは
見る影もなく新しいコーヒーマシンが置かれていた。




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