夏インターン攻略法① ガクチカってどう書くの?
こんにちは。
23卒で就職活動をしていた、食品太郎です。
志望業界は、食品業界です。
食品業界での内定先は、大手製粉、大手乳業です。
(どちらの企業の商品も全国のスーパー、コンビニに並んでいるレベルです!)
倍率が高い業界でしたので、死に物狂いで就職活動をしていました。
そこで得た知識を私より下の代の方に共有できればと思い、noteを書いています!
本日は、インターンの意義と、ES、中でもガクチカの書き方についてお話しして行きます。
本選考では、インターン以上に多くのESを提出する必要があるので、ここでいかに経験を積めるかどうかで就活の質に差が出てきます!
ゆっくりでいいので、実践して行きましょう。
また、前回の投稿でESや面接で不可欠な自己分析のおすすめ法についてお話ししています。お読みでない方は以下のリンクよりぜひご一読ください。
それでは、第四稿、よろしくお願いいたします!
インターンシップって、なぜ参加するの?
インターンシップは、毎年多くの企業が開催します。
1dayのものから、5days、長いものでは2週間〜1ヶ月で開催されるものもあります。
多くの学生が参加するインターンシップは、1day〜5daysくらいの規模ものです。
3days以上のインターンは、ESはもちろん、GDや面接も複数回課す企業もあります。
就活最初の踏ん張りどころである夏インターンシップ、参加するといいこと尽くしなので、ここで周りと差をつけていきましょう!
私が感じたインターンシップの意義として、大きく4つあると感じたので、以下お話しして行きます。
就活の経験値を積むため
インターンシップに参加するために、ES、面接、GD、WEBテストなど、様々な選考が課されれます。
これらに、一度でも多く触れておくことで、本選考では圧倒的なアドバンテージになります!!!
私の周囲でも、インターンシップに参加していなかったことから、3年生の2月、本選考解禁直前に、ESの書き方、面接のコツなど、必死で調べている者がいました。
インターンで一足先に経験を積むことで、本選考解禁直前に、余裕を持って面接、GD練習、ESのブラッシュアップ、OB訪問などに取り組むことができます。
また、WEBテスト、特にテストセンターで受けるタイプの試験は、この時期に受けておくことを強くお勧めします。
理由は、本選考の時期にテスト対策に充てる時間がないからです。
自宅型が増えたとは言え、テストセンターで受験を課す企業も多く存在します。
時間がある3年生のうちにしっかり勉強し、本選考時にもスコアを使い回しましょう。
おすすめの対策本は、「史上最強」、いわゆる青本です。
3、4周もするとかなり解けるようになります。
インターンシップの選考は、本選考の練習です。
面接も最初こそ緊張しますが、就職するためには誰もが通る道です。
早めに対策をすることで、後々大きな差になります。
自分の視野を広げるため
明確にこの業界に行きたい!!!
という強烈な想いがない方は、より多くの業界のインターンに参加することをお勧めします。
そして、様々な業界に目を向け、選択肢を増やしていきましょう。
インターンで社員の方のお話を聞き、大きな魅力を感じることはよくあります。
私も最初はコンサル志望でしたが、インターンを契機に食品業界に興味を持ちました。
大手企業のインターンばかりに応募していると、倍率が高く落選してしまうことも多いので、
「業界を知る」
ということを念頭に置いて規模が小さい企業のインターンにも積極的に参加しましょう。
ミスマッチを防ぐため
前回の投稿でもお話ししましたが、私は大手証券会社のインターンシップに参加しました。
4日間休憩ゼロ、毎日送られる大量の資料、深夜まで作業、、、
でも、給料は高く、若手でも活躍できる。
私は、もともと高給取りになりたいという薄っぺらい想いがありましたが、このインターンを通して、自分の時間はお金以上の価値があると痛感しました。
そのため、給料が高いが残業は多い業界は不向きだと分かりました。
仮にこのような経験をせずに本選考まで進んでいると、上記の証券会社も受けていたかもしれませんし、給料が高いという軸でコンサルも受けていたかもしれません。
インターンに参加するだけでも、その業界の色が見えてくるので、本選考で誤った選択をしないためにも、インターンで一度下見をすることを強くお勧めします。
優遇ルートで選考を進めるため
インターンではしばしば学生への囲い込みが起こります。
秋冬インターンにそれが多いですが、夏インターンでも優遇ルートにのせる企業は多くあります。
私の志望していた食品業界は倍率が非常に高いので、優遇ルートに乗ると、非常に有利になります。
優遇ルートに乗るためには、インターンシップのプログラム内で優秀な成績を残す必要があります。
特に倍率の高いインターンシップには優秀な学生が多く集まり、自分の能力に不甲斐なさを感じることもありますが、自分の役割を考え、できる限り能力をチームに還元していきましょう。
以上、インターンシップに参加する意義です。
インターンは、選考に合格することがゴールになってしまう方が非常に多く見受けられます。
しかし、インターンシップはそれに参加し、何を吸収し、何を学び、いかに今後に役立てるかが重要です。
大学も忙しく、しんどいかとは思いますが、ゆっくりでいいので取り組んでいきましょう。
ガクチカってどう書くの?
ガクチカは「学生時代に頑張ったこと」の略称です。
どの企業の選考でも必ず聞かれます。
本選考では、ガクチカしか聞かない企業もありました。
したがって、インターンの時期にガクチカを考え、常にブラッシュアップをすることで、本選考の質も向上します。
難しいですが、一緒に頑張って行きましょう。
ガクチカのイロハ
まず前提として、大学生のエピソードの方が良いらしいです。
理由は不明ですが、マイナビの説明会でそのように聞きました。
中高時代のエピソードを使って落ちてしまってもバカバカしいので、素直に大学生の出来事をお話ししましょう。
その① 組織で課題解決をした経験を書く!
企業は組織である以上、全体の意思疎通を非常に大切にします。
円滑な進行を妨げる、協調性が皆無な人は欲しません。
そのため、組織内でも上手に周りと関係を築き、目標達成ができる方が好まれます。
資格勉強を頑張った、大学受験に合格した、部活動でレギュラーに入った、、、
などは、「強み」のエピソードとしては使えるかもしれませんが、ガクチカには不向きです。
その② 数的成果を出した経験を書く!
これに関しては、様々な意見があるとは思いますが、私は数的成果を述べた方がES、面接の通過率が高まったのでお勧めです。
記述する理由は、会社は利益を生む以上、数字の成果を出せる人を欲するからです。
例えば、
アルバイトで売り上げを3倍にした
サークルで新入部員を2倍にした
ゼミの討論会で10チーム中1位を達成した
このような感じです。これらを、周囲と協力した話を交えて書いて行きましょう。
その③ まずは1000字で事細かに書く
ガクチカになりそうなエピソードを見つけたら、1000字で文章を書いてみましょう。
例えばサークルに関するエピソードを題材にする場合は、
サークルに入った理由、サークル内でその取り組みを始めた理由、部員の反応、取組後の変化など、とにかく様々なことを書き出してみます。
1000字で書けたら、100字ごとに削って行きましょう。
900字用、800字用、700字用、600字用、、、、
といったように、様々なパターンで用意しておきます。
これをすることによって、面接での深堀りにも対応できます。
さらに、指定された字数のガクチカをコピペして貼り付けるだけなので、ES毎に書く手間が省け、結果的にこちらのやり方の方が効率が良いです。
ガクチカがない、、、という方へ
ガクチカが無くて、困っている方は多いのではないでしょうか。
当然、焦りますよね。
経験則ですが、ガクチカなんて無いわ!という学生の方が圧倒的に多いということをお伝えしておきます。
なので、じっくり探していきましょう。
そういった方は、まず、自分なりに頑張ったな〜と思える些細なことでもいいので、エピソードをぼんやり考えてください。
そこから内容を掘り下げていくだけで良いです。
例えば、
飲食店のアルバイトを頑張った
↓具体的に何を頑張ったのだろう?
接客の際に誰にも負けない笑顔を心がけていた
↓周囲に何か変化を起こしたっけ?
自分が頑張ってたら周りも笑顔を心がけてくれていた
↓それによって何か変化はあったっけ?
そういえば、満足度調査はチェーン店内で5位だった
といった具合に、ぼんやり思い出して行きましょう。
そして、ある程度枠が出来上がってきたら、話を盛って行きます。
例
自分が頑張ってたら周りも笑顔を心がけてくれていた
↓
自分が周囲に笑顔の大切さを一人ひとり伝えていった
そういえば、満足度調査はチェーン店内で5位だった
↓
満足度調査で、チェーン店内1位を獲得した。
正直で素直な人は
嘘なんてつけない!
という気持ちがあると思います。
もちろん、話を盛らずにガクチカを作るに越したことはありませんが、
私は話を盛らないとガクチカを書くことができませんでした。
0→1はお勧めしませんが、1→10であれば問題ないと思います。
実際、ガクチカの9割を作り話でソフトバンクから内定をもらったという話を聞いたこともあるので、就活とは「正直者はバカを見る」という言葉の象徴だと思います。
結論ファーストは常に心がける
先ほど、数的成果を書く必要性があるとお話ししました。
ガクチカの冒頭は必ず、出した成果から書くようにしてください。
例
飲食店のアルバイトで、チェーン店内の満足度調査で1位を獲得したことです。私は飲食店でホールの業務をしています。〜〜〜
このような形です。
企業の採用担当は、1日に100枚以上のESを見るそうです。そのため、人事の方の目に留めることができるように、冒頭でインパクトある結果を記述します。
結論ファーストは、書き方、話し方どちらにおいても、相手に理解してもらいやすい手法です。
就活を進める際に、必ず念頭に置くようにしてください。
書く順序をマスターしよう
最後に、ガクチカの順序についてお話しします。
冒頭で、ドーンと成果を書いた後の部分です。
必要な要素は、
結果→現状→取り組みを始めた理由→課題→原因→原因の要因→対策→周囲に起きた変化→結果→経験から学んだこと→それを社会でどう活かすか
まずは上記に則って仔細に記述し、1000次のガクチカを作りましょう。
そして、このうち、
結果→現状→課題→原因→対策→結果
上記の部分は必要最低限の箇所です。
指定された文字数が少ない場合でも、上記は必ず記述するようにしましょう。
先ほどの例を使い回して書いてみます。
飲食店のアルバイトで、チェーン店内の満足度調査で1位を獲得したことです。(結果)
私は飲食店でホールの業務をしています。自店は満足度調査に置いて、他店舗よりも劣っているという状況がありました。
(現状)
満足度の高低は今後の店舗運営の可否を決める指針となっていたことから、自店は満足度を向上させることが喫緊の課題でした。
(課題)
私は、原因分析のために、お客様に対して改善点のアンケートを取りました。その結果、笑顔が少ないという指摘を多くいただきました。
(原因)
そこで私は店長に、従業員全員の「出勤前笑顔トレーニング」の導入を提案し、私が従業員全員の笑顔チェックを行いました。
そしてまた、お客様アンケートで笑顔が良いとの声を集めた従業員に対し、月に一回の表彰式を開催することを提案し、毎月継続しました。
(対策)
その結果、チェーン店ないの満足度調査で1位を獲得しました。
(結果)
上記の流れになります。これは簡易版なので、突っ込みどころが満載ですが、
お読みいただいている皆様は、上記の内容に則って、1000字で書き始め、徐々に削っていくようにしましょう。
最後に
本日は夏インターンシップの意義と、ガクチカの書き方についてお話ししました。
紹介した手法に則ると、ある程度書くことができますが、やはりESは第三者に良し悪しを判断される以上、キャリアセンターの方や大学の先輩など、客観的な視点が必要です。
ESの添削であれば私もできるので、躓いている方がいらっしゃいましたら、なんなりとコメントください。
本稿も好評でしたら次回はES第2弾、志望動機と自己の強みの書き方についてお話しします。
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