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キリストと生きる日常について (散文)

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本
ただイエス・キリストと生きているわたしの日々を、誠実に、飾ることなく、じぶんの言葉で書くことが出来たなら。
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若月房恵
若月房恵

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わたしは誰でもないひと

わたしは誰でもないひと

　I am nobody - who are you?
   Are you - nobody too?
  (わたしは誰でもないひと、あなたは誰？
あなたも　誰でもないひと？) 

　エミリー・ディキンソンの詩である。この詩を曲にしたものを見つけてから、よく三才の息子の傍で口ずさんでいる。覚えさせてみたいけど、彼は英語が分からないから、覚えるとしたら最近よく流しているラップ版の百人一首の方だろう

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若月房恵

若月房恵

わたしは退く

わたしは退く

　恵みについて書きたい。いまのわたしを生かしてくれているもの、キリストの恵みについて。

　つい最近のことである。わたしは自分の人生を自分で生きるのを放棄した。人生は自分で立ち向かうにはあまりに困難で、わたしにそっと囁くみ声に屈した。み声は言っていた、"Step back and let Me……" と。

　み声に言われて、わたしは退くことにした。自分の人生から、日常から。そうして初めて気付いた

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