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いいもわるいも

時の流れは優しく暖かい。昨日は荒んでいた心もいつのまにか、少しは平らになっていて、昨日は絶対的な正義だったことが今日は、正義とはなんだ?に変わったりする。時折悩まされる頭痛に嫌気がさしても、もう少ししたらよくなるよと思えるほど。

いやな思いは数えない。確率論的にほんの数パーセントなのに、なぜか人の心は、わるいことの方へ心惹かれて、暗黒面に落ちようとする。あとの過半数の声を聞かない。圧倒的に大多数の意見なのに、ないがしろにしてしまうのは、ナンセンス。

誰にだって応援団がいるよう。顔も知らないけれど、声も知らないけれど。でも思いは届く。ほんのひととき、向けられた言葉たちは、嘘をつかない。時としてヤイバのように突き刺さる言葉も降ってきたりするけど、それは、世に出た勲章だと。

そう思えばこわくない。積み上げてきたものはなくならない。きっとまたどこかで、すれ違いざまの誰かにも、嬉しい笑顔の誰かにも会える。

だからいいことだけ数える。後ろなんて向いてる暇はない。いいことを探しに、ただ顔をあげて、前を向けばいいだけのことだったりする。なんてことない日常は、穏やかに流れて。





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