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人生を変える景色

ずっとずーっと1番書きたかった記事。少し長くなるけど最後まで読んで頂けたらとっても嬉しいな。

19歳で飛行機にすら乗ったことのなかった私がいきなり遥か遠い北欧へ行った動機の全てと言っても過言ではない。

オーロラ を見ることは幼い頃からの夢だった。

小学2年生の時、母が読み聞かせの本として図書館から借りてきた1冊の本。

オーロラの向こうに

この本との出会いが全ての始まり。
私は松本さんの撮った数々の美しいオーロラに一瞬で心を奪われた。綺麗としか言い表せないのが悔しいけどとにかく心がワクワクしていつか自分も絶対見てみたいと幼いながらに強く思った。

月日が流れ私はいつのまにか大学生に。オーロラを見るどころか海外経験もゼロ。このまま大学生活を終えて就職して、、とふと考えた。

いやいやこのままで私の人生いいのか?

突然襲ってきた人生に対する不安
何かが私の中で動いた。

以前の記事にも書いたがそんなこんなで運命的に出会ったスタディツアーで2日間のオーロラチャレンジ。

1日目、全日厚い雲に覆われていたため粘りましたがオーロラは姿を見せなかった。ガイドの方は落ち込む私たちを元気付けようとライトを使ったアートで楽しませてくれた。

(代表の方へのサプライズ)

2日目。今日こそは!という強い気持ちで極寒の雪の中を数時間待ち続けた。(想像していたより過酷)

ガイドの方があっちに見えそうだと言った方向に一眼レフカメラを設置し、ただその時を待ち続けた。

...パシャッ

シャッター音が響き渡り、恐る恐る画面を確認するとそこには見事なカーテン状のオーロラがはっきりと映っていた。

思わず歓声が上がった。ハイタッチをしあい喜ぶ私たち。

時間が経つにつれて磁場が強まり、ついには肉眼でもはっきりと光のカーテンを捉えることができた。

満点の星空に夜空に広がるオーロラ

これ以上贅沢な景色ってこの世にあるのかな?
そう思うほどにただただ尊くて美しかった。

**
その瞬間を1つのカプセルに閉じ込めて、記憶のカケラが一粒もこの手からこぼれ落ちないように強く握り締めた。**

一生忘れられない経験てこういうこと。
19歳で味わえたことに感謝しかない。両親には特に。

世界は知らないことで満ち溢れている。
命があるのにそれを知らずに終わるなんてそんな勿体無いことはしたくないと強く感じた。

ああ、オーロラを見れて本当によかった。見れなかったら私はずっとオーロラが肉眼でも虹色に輝くカーテンと思い込んでいたかもしれない笑

恍惚って言葉がぴったりかな、いやもっと自分の気持ちをズバッと言い表せる言葉がないかな。

こうしてnoteに綴ることであの時の記憶カプセルを再び開けて懐かしむことができる。

noteを書くって素晴らしいことだな。

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