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つくる人たち

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“つくる人たち” の言葉を集めていきます。
運営しているクリエイター

#エッセイ

キューバでゴハンを食べたときのこと

「海外に…行きたい…」という気持ちが爆発しそうな今日この頃。 私はヨーロッパもアメリカも…

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ノリスケを笑えない。〆切を守ってもらえない編集者の気持ち。

私の職業は、書籍編集者だ。 私はよく、自分の職業をオーケストラの指揮者に例える(おこがま…

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バレエの舞台裏②

バレエシューズとトウシューズ(ポアント)って、何が違うの? バレエシューズは、ポアントを履…

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覚悟は、人生の編集「点」

「あの人はワープして、あの場所に行ったんだ」 人はそう言うけれど、決してそんなことはない…

SNSのない世界にいた

先日、SNSを一切使わない女性と出会った。彼女いわくSNSはよくわからないものらしい。「インタ…

ワンピースがほしくなった僕は、気付くとユニクロのレディースコーナーをさまよってい…

一歩も外に出ない日が続くと、もっぱら黒のスウェットで過ごすことが多い。ふと、家にいる日で…

ねいび
3年前
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ふつうのギョーザ

ごま油と醤油を 1 : 1 。 わたしの愛する、餃子のタレのレシピである。 旦那とまだ恋人同士だった頃、お手製の餃子を作って「さあ食べよう」とした時に、ふと旦那が「えっ」と小さな声をあげた。 「えっ、餃子にごま油かけるの? 酸っぱくないんだ」 わたしは面食らった。 餃子のタレといえば、ごま油醤油なのではないのか? 少なくともわたしの実家では、生まれてこのかた 二十年来の定番である。 餃子のタレに酸味、と聞いた時にあまりピンとこなかった。 外食の味と家庭料理の味は違う。

人生初の桃かすてらを食べました。

今日、クール便で荷物が届いた。箱を開けてみると、そこには桃、桃、桃。大きな桃かすてらが並…

栗田真希
3年前
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【BTC vol.1】NIKE (クリエイティブ制作後記)

0.はじめにはじめまして。OFBYFOR TOKYO プロデューサーの河口です。ファッション業界を中心に…

OFBYFOR TOKYO
4年前
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「佐藤可士和展」に行ったらお風呂に入るのが楽しみになった話

先日、国立新美術館でやっている「佐藤可士和展」に行ってきました。 もともとそこまで佐藤氏…

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平日のIKEAで息をしていた、すべてのものたち

どうにも、平日のIKEAは人を感傷的にさせる力をもっているような気がする。 木曜日、午後4時…

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わたしが黒い服しか着なくなった理由

「多分、冷静に見れば、痣のある私の顔と、Vivienneのお洋服は不釣り合いだったのかもしれませ…

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「手作りの革財布をプレゼントするね。」疎遠になった祖母との約束を果たすまで

私は学生時代から、レザークラフトを趣味としている。鞄や財布、靴など、様々なアイテムを作っ…

ヲタクに憧れている人生

ヲタクという言葉の意味は、最近になって明るくなってきた(気がする)。 確か大学生の頃、陽キャとも呼べる女友達が声高々に「私ヲタクなんで」、と言っていたのを鮮明に覚えている。 ああ、こんな子でも「ヲタク」を自称するんだ。 それから意識してしまったせいか、自己紹介や飲みの席だと男女ともに「自分はヲタクだ」とあっさり公言することに気が付いた。 まあ、大半はアイドルヲタクだったり、メジャーなアニメ・漫画が好きな人たちで、共感されやすいものが好きだから公言しやすいという一面は確