なにやったっていいんだぜ
2023年12月28日(木)朝の6:00になりました。
いつだってそうやって頑張って考えて探してきたじゃないか。
どうも、高倉大希です。
「翌日のテストで満点がとれるなら、なにやってもいいよ」
小学校の学級担任を務めていたころ、子どもたちにこんな宿題を出しました。
翌日確認してみると、準備の内容は千差万別です。
ノートにびっしり練習してくる子もいれば、なにもやってこない子もいます。
両者に優劣はありません。
テストで満点をとれるなら、なにやったってよいのです。
大事なのは、満点がとれなかったときです。
満点がとれなかった子には、このような指示を出しました。
「つぎは必ず、今回とは違うやり方で臨みなさい」
今回と違っていれば、なにやったってかまいません。
量を変えてもかまいませんし、方法を変えてもかまいません。
時間を変えてもかまいませんし、場所を変えてもかまいません。
反対に、満点がとれたとしてもそこで終わりではありません。
満点がとれた子には、このような指示を出しました。
「つぎも必ず、今回と同じやり方で臨みなさい」
量も方法も時間も場所も、できるだけ変えずに準備をさせます。
まったく同じやり方で、つぎも満点がとれるのか。
再現性を確かめようというわけです。
このやり方なら、ほぼ間違いなく満点がとれる。
そんなやり方をみつけた子には、このような指示を出しました。
「つぎは必ず、今回よりも楽なやり方で臨みなさい」
今回よりも楽になっていれば、なにやったってかまいません。
これをくり返していると、とてもおもしろいことが起こります。
それはきっと、みなさまのご想像どおりです。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。