人生が想像どおりにいくほど、人の想像力は豊かではない
2024年5月2日(木)朝の6:00になりました。
知識には限界があるが、想像力は世界を包み込む。
どうも、高倉大希です。
人生の8割は、予想外のできごとで構成される。
この考え方には「Planned Happenstance」という名前がついています。
日本語で言うところの、計画的偶発性理論です。
1999年に、スタンフォード大学のクランボルツ教授によって提唱されました。
子どものころに思い描いていたとおりになった大人なんてほとんどいない。
言い換えるならば、そういうことです。
思いどおりにならない。
そう聞くと、なんだかネガティブな印象を受けます。
しかし、冷静に考えてみればそりゃあそうです。
子どものころの想像力なんて、たかが知れています。
徒歩圏内が、この世界のすべてだったわけです。
そんな当時の想像どおりに未来が展開される方が、随分とおかしな話です。
じゃあ大人になればあらゆるものごとが、想像どおりに進むようになるのか。
もちろん、そんなことはありません。
子どものころと比べれば、できることは増えているはずです。
未来に先まわりする計画力も、身についているかもしれません。
しかし言ってしまえば、ただそれだけの話です。
ひとりの人間が想像できることなんて、そもそも大したものではないのです。
人生が想像どおりにいくほど、人の想像力は豊かではない。
いま考えていることなんて、未来にはどうせ変わります。
べつに、投げやりになっているわけではありません。
想像できないからこそおもしろいだなんてことを、言いたいわけでもありません。
これは、ただの事実です。
ネガティブなわけでも、ポジティブなわけでもありません。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。