肉を焼かせておくれよ
2023年10月20日(金)朝の6:00になりました。
ほう、いいじゃないか。こういうのでいいんだよ、こういうので。
どうも、高倉大希です。
BBQ をする機会が、ときどきあります。
親睦会などではとくに、なにかと BBQ が行われがちです。
お店とは違って、準備から片付けまでを自分たちで行うのが BBQ の醍醐味です。
そんな仕組みだからこそ、自然と役割分担が発生します。
みんなの分のお肉を、率先して焼いてくれる人がいたり。
嫌がることなく、ゴミをまとめてくれる人がいたり。
BBQ においてもっとも辛いのは、役割がないことです。
仲のよいメンバーなのであれば、座って肉を食べていればよいのかもしれません。
しかし、親睦会のような場なのであれば話は大きく変わってきます。
先輩が肉を焼いてくれている中で、後輩が座っているわけにもいきません。
働かざる者、食うべからず。
一方的に肉だけが与えられ、申し訳なさだけが募っていくのです。
肉を焼かせてくれればいいのに。
そう思って声をかけるのですが、「いいからいいから」と断られてしまいます。
断る側は、とてもうれしそう顔をしています。
よかれと思って、断っているからです。
役割をわたさなかった側が、ありがとうと言われます。
役割をくれた方が、ありがたいにも関わらずです。
だから BBQ をするときは、できるだけトングを渡すようにしています。
そして自分は、ゆっくりと椅子に腰掛けて、運ばれてきた肉を食らいます。
焼かせてもらえない方が、苦しいときだってあるのです。
どうか、肉を焼かせてあげておくれよ。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。