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読書はどうしようもない休日を救う


2024年7月16日(火)朝の6:00になりました。

ち…ちがうね!オレは本を読んでいる!

どうも、高倉大希です。




昔から、寝ることがあまり好きではありません。

寝ているうちに過ぎ去る時間が、あまりにももったいないからです。


だからといって休日に、予定を詰め込みたくもありません。

せっかくの休日なのだから、ゆったりとした時間を過ごしたいなと思います。


それゆえに、休日だろうが生活リズムは変えません。

朝の6:00に文章を投稿することから、1日がはじまります。


はじめての休日に、じぶんの未来についてあれこれ考えているうちに、ふにゃふにゃと眠ってしまう。ここには明日がある。あたらしい明日が。絶望にさえあこがれていた。エイティーンブルース。

小原晩(2023)「これが生活なのかしらん」大和書房


よし、今週も有意義な休日を過ごしてやるぜ。

そう意気込んでいたはずなのに、時計の針はあっという間に進みます。


まだなんにもしていないはずなのに、お腹がぐうぐう鳴り出します。

有意義な休日の半分が、終わりを迎えた合図です。


これは、まずい。

そう思ってお昼をかき込み、本棚に手を伸ばします。


岩田さんの読み方というのは、ほんのなかにヒントを求めるのではなく、ふだん考えていることの裏付けを得たり、自分の考えを本を通して人に伝えたりするために役立てているような感じでした。

ほぼ日刊イトイ新聞(2019)「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた」ほぼ日


まるっと1冊読み切る日もあれば、1章だけで本を閉じる日もあります。

大切なのは、少しでも本を読んだという事実です。


読書は、どうしようもない休日を救います。

何もしなかった1日が、本を読んだ1日に姿を変えるというわけです。


ち…ちがうね!オレは本を読んでいる!

このときだけは都合よく、一部と全部を見事なまでに入れ替えるのです。


行きつけの書店によって人生が変わることがある。その書店に並べてある本がすべての世界の窓口であるからだ。今でこそ行きつけの書店はなくなったものの、ぼくの場合は小学校、中学校、高等学校時代のそれぞれを一軒ずつの「本屋さん」が支配していた。それは豊饒で甘美な支配者であった。

松岡正剛(1980)「概念工事」工作舎


こうやってやり過ごしてきた休日が、過去を振り返ればたくさんあります。

読書のおかげで、どうしようもない休日を後悔せずに済んでいます。


書くことだって、同じなのかもしれません。

何もしなかった1日が、文章を書いた1日に姿を変えるというわけです。


これは、ライフハックです。

またの名を、ごまかしといいます。






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