歴史を学ぶのはもはや必然
2024年6月9日(日)朝の6:00になりました。
歴史はいつだって午前中に学ぶべきよ、何かが起こる前にね。
どうも、高倉大希です。
動画内で説明されているのに、そのことについての質問がコメント欄に投稿されている。
YouTubeやTikTokでは、このようなことがよくあります。
内容をろくに見ないまま、反射的に疑問をぶつけているわけです。
まったく最近の若者はどうなっているんだと、頭を抱えたくもなります。
しかし大きな目で見れば、わたしたちも近しいことをしています。
歴史が説明してくれているはずなのに、何度も同じ壁にぶつかります。
学校の制服を、廃止したい。
たとえば、こう思ったとします。
そんなときに真っ先に考えるべきことは、なぜ制服が現存しているかです。
背景も知らずに訴えたところで、ひとりよがりな主張にしかなりません。
子どもの、わがままと同じです。
歴史を学ばなければ、考えはじめることすらできないのです。
現状とはすなわち、過去の問題を解決してきた結果です。
過去には過去の問題があり、どうにか解決しようとしてきた歴史があります。
その成れの果てが、いま目の前に広がっている世界です。
現状を変えるということは、過去に解決されてきた問題を鑑みるということです。
新しいアクションを起こすことで、過去の問題が再発しては元も子もありません。
過去の問題をケアしながら、現在の問題に向き合わなければならないのです。
当時は問題だったけれど、今考えると問題でもなんでもない。
そんなことも、わりとよくある話です。
もちろん、逆も然りです。
当時はなんでもなかったことが、今なら問題になったりします。
それも含めて、やはり歴史を学ぶことは必然なのかもしれません。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学びます。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。