#5闘病明けたらご褒美みたいな毎日だった!私がバリスタになったワケ
この自己紹介シリーズも5話目までやってきました!
このシリーズは
"自分でも引くほど多い挫折や失敗を繰り返しても、
人生は何度でもやり直させて頂けること。だから大丈夫。"
というメッセージを込めています。読んで下さった方の心がちょっとでも軽くなったり、気持ちがほんの少しだけ楽になる瞬間がありますように。
前回の記事では
という事で若かりし頃のクララよ、
よう頑張ったのう!
そしてそしてそののち、
通信制高校を4年かけて卒業し、
東京に戻りうつ病の原因と決別!!
よろりよろりと回復を果たした19歳のクララは調理学校に入学!
次の冒険の始まり始まり♡
と言うのが今回のお話です。
好きなことだけに囲まれた幸せな調理学校生活
「食」の専門学校へ入学し2年間、調理・製菓・製パンを主に学ぶ。
授業はコーヒー/酒/ティー/食品学/カフェ経営/メニュープランニング/フランス語/カラーコーディネートなどなどなどなど自分の大好物に囲まれた環境に身を置く。
中学・高校に通えなかった影響で、友人との会話に付いていけない事に悩みつつも、食が好きな者同志!人間関係に恵まれる。
慣れない学生生活に戸惑うことも多く、始めは心身の疲労も強かったのですが、好きな事だけ勉強して良い環境の中で息を吹き返した私は
「生きてて良かった。死なないで良かった。」
と思えるようになりました。
お客様の好みで瞬時に味を変えられる?!☕
調理学校には、コーヒーやエスプレッソ、ラテアートの授業もそれぞれありました。その中で私が面白い!と興味惹かれたのがイタリアのバール文化とエスプレッソです。
エスプレッソとラテアートの授業を担当されていた、イタリアで修行を積んだバリスタの先生のパッションが、私の人生を大きく動かすこととなりました。(20年経った今も現役で指導を続けられてます。)
先生の語るイタリアのバールでは、常連のお客様ひとりひとりに合わせたエスプレッソドリンクを提供していました。
コーヒー豆の挽き具合や抽出時の力加減、エスプレッソとミルクの割合で、目の前のお客様の好みの絶妙な味を瞬時に生み出し提供するエスプレッソカルチャーに私は心惹かれ、
授業前の早朝に働けるコーヒーチェーン店でのアルバイトを始めました。
自分の笑顔でお客様を笑顔にできる瞬間
駅の改札を出てすぐ、オフィスタワーのエントランスにあるコーヒーショップの朝は、これから出社される大勢のお客様をお迎えするために、レジ3台がフル稼働し、一秒一秒が真剣勝負。
そんな戦闘モードの朝ピークでも、一瞬、自分の全力の笑顔で、目の前のお客様が思わず笑顔になって下さる瞬間がたくさんありました。
テンパってばかりでいつまでも戦力外…何の取り柄も無い私だけど、接客中だけは自分の笑顔でお客様を笑顔にすることができる、そんな喜びを見つけることができました。
そして徐々に食と接客が自分の軸になっていき、高いレベルでの接客が求められる一流ホテルでの調理現場を就職先に選びました。
冬季のセロトニン不足が足を引っ張るも
そんな充実の毎日でしたが、東京でも1月2月になると、冬の寒さや日照時間不足のせいか、冬季うつ病のような無気力さに見舞われました。
学校に行くエネルギーが足りず、バイトにだけ行くことがちらほら。
しかし北海道の長い冬とは違い、3月になれば温かくなる東京ではすぐに回復する事ができました🌱
好きなことに夢中でいられた調理学校生活まとめ
現在休職中の私ですが、次は何が待っているのかなとワクワクできるのは、
「じっと耐える」季節の次は芽吹き花が咲く季節が時たまやってくるからです🌱
こんな私の超個人的な自己紹介シリーズにも関わらず、最後までお読み頂きありがとうございます!!
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