広田タカヒロ

日記とかエッセイ書いてます。

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■どんなクラブか 私の文章が好きな方、私に相談したいことがあるかたへ向けたクラブです。 ■活動方針や頻度 会員様限定で「お悩み相談記事」を公開します。 会員様から寄せられた「悩み相談」「周りには言えないけど聞いてほしいこと」に対する答えとなる記事を書きます! 加入してくださった方は、メンバー限定のSlackまたはTwitterのDMにて連絡ください。 どんな小さな悩みでも構いません。 相談してくれた人の心がちょっと軽くなるような文章を書きます。 無理にポジティブを押し付けるような内容にせず、一人一人に寄り添った記事の執筆を約束します。 月に4~6記事ほど投稿します。 ■どんな人に来てほしいか ・何だか生きづらいなあと思っている方 ・大きさは問わず、心・体にストレスを感じている人 ・話を聞いてほしい人 ■参加するにあたって ポジティブな話題・ネガティブな悩み、なんでも構いません。 どんな出来事にも寄り添って味方となる文章を書きます。 「分かってくれる人がいない・・・」と途方に暮れても大丈夫です。 私の文章で心を軽くしてみせます。

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マガジン

  • エッセイ「優しさの追求」

    実体験を主にして自分が思う「人への寄り添い方」について書き綴ります。

最近の記事

母が死にたがっている。

母が死にたがっている。 一緒にいると、何度も「もう2人でいなくなろう」や「炭持って来たから火を点けよう」と言ってくる。 うちは焼肉屋を経営しているから、炭は簡単に用意できてしまう。困ったものだね。 なぜそこまで死にたがっているのか? それはシンプルに焼肉屋の経営が上手くいかないからというのが大きいだろう。 なにぶん小さいお店だ。知名度がそこまであるわけでもない。 ここまで騙しだましやってきたけど、遂に限界がきてしまったのかもしれない。 お客さんが来るかどうかなんて、店を開

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    • 枕を濡らして

      とんでもない夢を見てしまった。 朝起きた時、こんな夢を見た自分に失望するような夢だ。 多分きっかけはLINEにある。 なんとなくLINEを開いて、3年前に付き合っていた彼女の名前を見た。 すると名字が変わっていた。結婚したのだ。 ありがちな話である。 好きだった人が結婚する。その事実を知ると、なんとなく”モヤっと”してしまう。 結婚なんて素晴らしい祝い事なのに、心の底から喜ぶことができない。 その人は良い人だった。 真っすぐで自分に嘘をつけない人。あとルックスも可愛かっ

      • 【クリアレビュー】P3Rが見せてくれた”完璧なリメイク”の在り方【ペルソナ3 リロード】

        2006年に発売され、長年人気を博してきた『ペルソナ3』 ポップでスタイリッシュなデザインとは裏腹に”死”をテーマにした本作は、ペルソナシリーズにおける変換点として有名だ。 今となっては超人気コンテンツとなったペルソナだけど、間違いなくその礎となったのはペルソナ3だろう。 4と5が発売されて爆発的に売れても、やはり「3が一番好き!」というユーザーは多かった。 僕もその口だ。中学生の時に初めてプレイしたペルソナ3。 子どもながらに必死で本作に秘められたテーマを読み取ろうとし

        • 2023年個人的レコード大賞

          やっぱ音楽って素晴らしいじゃないですか。 最近はサブスク全盛だから、イントロが短くて曲の時間も3分未満のものが増えてきた。 昔よりも「音楽は消費されるもの」という風潮が強くなったと感じる。 しかし!消費するだけじゃ勿体ない!! 去年もたくさんの名曲が生まれていたんだ! ということで個人的2023年の名曲を振りかえっていこう。 趣味嗜好にかなり偏りがあるだろうけど、そこは勘弁してください。 じゃあレッツゴー 1.君島大空「c r a z y」 新時代の鬼才・君島大空が放っ

        母が死にたがっている。

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        • エッセイ「優しさの追求」
          12本

        記事

          明けましたよ。おめでとう

          明けましておめでとう! ということで、2024年を向かえた。 子どもの頃に大人がよく言っていた。 「歳とれば1年なんてあっという間だぞ」と。 当時は「そんな訳あるかい!1年ってなげえわ!!!」と思っていたけれど、三十路を迎えた今だから思う。 本当に年を取るほど1年はあっという間だ。 体感で言うと、3か月前のことが1か月前の感じ。 なんなら2年前と3年前の区別はついていない。冗談抜きでそんな感じなのだ。 2023年はどんな1年だっただろう? 一人一人、違う人生がある。 総合

          明けましたよ。おめでとう

          人肌

          すっかり肌寒くなってしまった。 と言っても今年の11月は、いつもより暖かいほうかも。 でもやっぱり寒い。朝と夜はストーブを点ける日も増えてきた。 冬に近付くにつれて”人肌恋しい季節”なんてフレーズもよく聞くようになる。 確かに寒いと恋人欲しくなるかもしれない。 クリスマスとかあるしね。 恋人…。 今まで生きてきて、恋人がいない時期はそれなりに「あ~彼女欲しい~」的な感情を持っていた気がする。 でも今は全くない。ゼロ どうしようホントに。いや、焦ることでもないんだろうけど

          幸せな風景は子どもと共に。

          この土日、僕は知人が経営するパン屋さんのお手伝いをした。 と言っても、出店スタッフとして売り子をしただけだけど。 イベント自体はとても平和な雰囲気で、その空間だけ時間がゆっくりと流れているようだった。 皆がニコニコしている。 テレビを点ければ「ジャニーズが・・・」とか「不審人物が・・・」とか、そんなニュースばかり。 でも、この空間だけは誰にも邪魔できない暖かさに包まれていた。 僕もゆったりと緩く接客をしていた。 すると親子がやって来た。 父と母は20代後半~30歳になっ

          幸せな風景は子どもと共に。

          Mr.Children『miss you』レビュー | 捻くれて、優しくて、寂しいミスチル

          ついに発売されたミスチルのニューアルバム『miss you』 手にした瞬間から高揚感で身体が満たされる。 「あぁ、やっぱり僕はミスチルが好きなんだなあ」としみじみ感じる。 なんとなく僕は今作に多大な期待をしていた。 このトレーラーを見て、近年のミスチルとは一味違うなと感じたからだ。 国民的バンドとして確固たる地位を築き、多くのリスナーを虜にしてきたミスチル。 しかし、コアなファンほど「昔のほうが良かった」「もう全盛期は過ぎた」と嘆く。 正直その気持ちは分かる。 僕も90

          Mr.Children『miss you』レビュー | 捻くれて、優しくて、寂しいミスチル

          やりたい事リスト

          やりたい事なんていくつあったっていい。 小さい頃は夢がいくつもあった。 けいさつ、かめんらいだー、なんちゃらレンジャー・・・ 自分には無限の可能性があると信じていたのだ。 大体、中学生くらいから「あれ、意外と選択肢って狭くね?」と気付き始める。 仮想の存在に憧れるのが馬鹿らしく感じてしまい、現実的な夢へと方向性をシフトし始めてしまう。 僕は中学生になるまでプロ野球選手が一番の夢だった。 全然上手くもないし、センスもない。 でも何故か「まあドラフト5位くらいなら指名あるだ

          やりたい事リスト

          山積み

          問題は山積みだ。生きるのは大変なのである。 めでたく30歳になったわけだが、ここ最近というかしばらく苦しい状況は続いている。 精神的に苦しいのはずっとなんだけど、まあ何よりも生活が苦しい。 端的に言うとお金関係が辛いのだ。まあなんと情けない話だろうか。 一人で生活する分には限度を保てるラインだけど、あいにく僕の置かれている環境は歪なのである。 僕は社会人になるにあたって地元に戻ってきた。 大学生活を仙台で過ごしたが、それもかなり無理を言って押し通した部分がある。 僕は生

          生きている。

          8月31日に死ぬはずだった。 だってもう生きる意味など失ってしまったから。 31日を迎える1週間前くらいから、頭の中は「どうやって死ぬか?」で埋め尽くされていた。 練炭にしようと決めた。車に乗り、人気のいないところまで移動する。そのまま練炭を燃やして眠りにつく。 もう起きることはない。その代わり人生を楽しむことも失うけど、今の苦しみがなくなるのなら、それでいい。 そう思っていた。当たり前のように自分は自死するのだ。 人より少し寿命が短かっただけ。もう充分楽しんだ。いい人生

          生きている。

          走馬灯、下半身

          あと1週間で30歳だ。 いやー、あっという間の人生だ。走馬灯のようにここまでの人生を振り返られる。 小学校2年生のとき、プールの授業が終わって教室で着替えていた。 男子は教室、女子は別の教室で着替えるというルールだった。男子は全員が着替え終わったあとに、女子がいる部屋をノックし「着替え終わったよ」という決まり。 でも僕はその日、なんだか気が狂っていた。 幼き男子の悪ノリもあり、「タカヒロが全裸で女子を待ち構えようぜw」となってしまったのだ。 まだ”セクハラの概念”も知らず

          走馬灯、下半身

          8月って楽しいね

          どうも、8月31日に死のうと思っている男です。 だってその日は僕の誕生日だからね。歳をとったその日に消えるなんて、なんだかロマンチックじゃないか。 ということで8月も半ばを迎えている。 今日は13日だから、多くの人が墓参りに行くだろう。僕も行く予定だ。 お墓の中にいるお爺ちゃんとお婆ちゃんは今の僕を見て、どんな言葉をかけるだろう。 きっと優しく微笑んでくれるだろうな。 全てを悟ったような顔して、僕を眺めていそうだ。 しかし、死を覚悟した今年の8月はとっても楽しい。 今ま

          8月って楽しいね

          1か月後、消えようと思ってる

          随分と衝撃的なタイトルを付けてしまった。 タイトルの文字通り、僕は今「1か月後、消えちゃおう」と考えている。 実は1か月後の8月に僕は誕生日を迎える。 ちょうど30歳の節目となる瞬間だ。でも、そんな瞬間をもって僕は消えてしまいたい。 なぜこんなことを思っているのか? 端的に言うと、人生に疲れてしまったからだ。 なんにも良いことがない。良いことがないから行動を起こそうとする。しかし、その度に傷付き疲弊してしまう。 自分でも薄々気付いていたけど、もう僕は限界を迎えているのだ。

          1か月後、消えようと思ってる

          ああ、恨みそう。

          自己嫌悪ほど生産性のない行為はない。 どれだけ自分を卑下しても、その先に楽しいことは待っていない。ただ落ち込むだけだ。 …なのに!いま僕はものすごく自己嫌悪してしまっている。 これはもう人生で一番レベルの自己嫌悪だろう。 高校生の時にイギリスのバンド・Radioheadにハマって「暗いのってかっけえ…。ネガティブって芸術的…。」と感じ、わざとらしくネガティブで自己嫌悪していたあの時期とは比べ物にならない。 本物のネガティブが押し寄せているのである。 その理由は”人生で初

          ああ、恨みそう。

          本当に素晴らしいミスチルの曲を10曲教えたる【Mr.Children】

          Mr.Children、通称ミスチル もう日本国民なら誰もが知ってる超スーパービッグバンドである。 そして僕は小学校5年生からミスチルを聞きこんでいる『ミスチル狂信者』だ。 皆さんにとって「ミスチルと言えばこの曲!」と言える曲は何だろうか? HANABI?しるし?Tomorrow never knows? ノンノンノン、そんな有名シングル曲ばっか聞いてるようじゃ勿体ないよ! あなたが思ってるよりミスチルはもっと深えんだ!!! ということで、ガチミスチルファンの僕が選ぶ『本当

          本当に素晴らしいミスチルの曲を10曲教えたる【Mr.Children】