アイヌ民族遺骨返還 寄贈1911-1936 研究目的 博物館 オーストラリア 20230507

https://www.youtube.com/watch?v=mcJ9PnaoLys
アイヌ民族の遺骨が豪の博物館から返還 110年以上ぶりに故郷に|TBS NEWS DIG - YouTube
May 7, 2023
オーストラリアの博物館で保管されていたアイヌ民族の遺骨が、日本の関係者に返還されました。
6日、オーストラリアのメルボルンで行われたアイヌ民族の遺骨の返還式には、日本から北海道アイヌ協会の大川勝理事長らが出席しました。
返還された4体の遺骨は、オーストラリアの2つの博物館で保管されていたもので、1911年から1936年にかけて日本から研究目的で寄贈されました。
近年、オーストラリア政府は、研究目的で収集されたアボリジニなど先住民の遺骨や副葬品を返還する取り組みを行なっていて、今回のアイヌ民族の遺骨は日本政府と交渉し返還が決まりました。
北海道アイヌ協会 大川勝理事長
「アイヌを代表して、心からお礼を申し上げたいと思います」
遺骨は8日、北海道の空港に到着する予定です。

https://www.youtube.com/watch?v=oTLhfiopK3o
オーストラリアの博物館からアイヌ遺骨返還 - YouTube
May 6, 2023
オーストラリアの博物館などで80年以上前から研究目的で保管されていたアイヌ民族の遺骨計4体が6日、メルボルンで日本の関係者に返還された。返還後、北海道アイヌ協会の大川勝(おおかわ・まさる)理事長は記者団に「研究材料として国外に持ち出され、(遺骨は)さぞ寂しい思いをしたのではないか。日本の地に持ち帰って慰霊をしたい」と語った。

https://www.city.kitami.lg.jp/administration/news/detail.php?news=1045
オーストラリア国内で保管されているアイヌ遺骨の出土地域への返還手続きが開始しました | 北見市
文部科学省は、オーストラリア国内で保管されているアイヌの人々の遺骨について、政府が策定した「大学の保管するアイヌ遺骨等の出土地域への返還手続きに関するガイドライン」(平成30年12月)に沿ってアイヌの人々への返還等を進めております。

https://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/ainu/1415588_00002.htm
オーストラリア国内で保管されているアイヌ遺骨の出土地域への返還手続について:文部科学省

https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/16/9/16_9_9_83/_pdf
PDF
アイヌ人骨の自然人類学的研究とその課題
篠田謙一(しのだ けんいち)
国立科学博物館人類研究部 人類史
研究グループ長
専門:分子人類学
 明治期に始まる日本の人類学研究の中で、アイヌ民族の系統と由来は常に重要な研究分野として注目されてきた。その研究の基礎となる人骨の収集も明治から昭和にかけて継続的に行われ、現在では全国の大学研究機関に 1,500体を越えるアイヌ人骨が収集されている
(中略)
 いくつかの先進国では先住民の遺骨を埋め戻すことで、その責任を果たそうとしている。しかし、実は、これはその地域に成立の歴史を持たない人々が考える解決の方法であって、そのことが先住民の歴史も抹殺していることに注意する必要がある。アイヌの人々も本土の日本人もともに日本列島に成立の基盤を持っているという点で、日本の事情は他の諸国とは大きく異なっている。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/16/9/16_9_9_83/_article/-char/ja/
アイヌ人骨の自然人類学的研究とその課題
篠田 謙一
学術の動向
特集 今、アイヌであること─共に生きるための政策をめざして─
2011 年 16 巻 9 号 p. 9_83-9_87

https://www.youtube.com/watch?v=n16nggGn5aY
【HTBセレクションズ】遺骨を還せ!闘うアイヌの長老 - YouTube
Jun 19, 2018
2017年10月、東京大学の「赤門」前で、アイヌの人々が慰霊の儀式を行いました。
祭祀を務めたのは旭川市のアイヌの古老。彼らは「先祖の遺骨を返せ」と訴えています。
東大、京大、そして北大。日本を代表する国立大学に、アイヌ民族の遺骨が保管されています。その数は1600体あまり。ほとんどは人類学者が過去にアイヌ墓地を掘り起こし収集したものと言われています。
大学へ、国へ、法廷へ―。先祖のために戦い続けるアイヌの人々の願いを聞きました。
(2017年11月23日 イチオシ!で放送)

https://www.hokudai.ac.jp/pr/johokokai/ainu/post-33.html
本学が保管するアイヌ遺骨に関する声明(2019年11月5日) | アイヌ シサㇺ ウレㇱパ ウコピㇼカレ ウシ/アイヌ共生推進本部 | 広報・公開 - 北海道大学
<これまでの経緯>
 2005年、当時の中村睦男北海道大学総長は、「先住民族と大学」に関するシンポジウムにおいて、民族の尊厳を尊重しつつ、アイヌをはじめとする先住少数民族に関する全国的・国際的な研究教育を実施することが本学の責務であると宣言いたしました。
 その背景には、北海道に立地する国立の総合大学としての役割だけでなく、これまでのアイヌ民族と本学との間の歴史的経緯がございます。
 本学医学部においては、1931年から、人類学研究のため、アイヌの方々の御遺骨を発掘し、研究資料として保管・管理しておりました。
 当時の医学部では、研究上もっとも重要と考えていた「頭骨」を「四肢骨等」と分離して保管する等、御遺骨を一体ごとに保管し、記録・管理する体制がとられておりませんでした。
 このような取扱いは、アイヌ民族の尊厳に対する適切な配慮を欠いており、極めて遺憾であり、真摯に反省しております。

https://www.hokudai.ac.jp/news/2016/09/post-410.html
新着情報: 北海道大学アイヌ遺骨等返還室
 2015年4月、北海道大学がお預かりしているアイヌ民族のご遺骨等のうち、身元が判明した(個人が特定された)ご遺骨16体(以下では特定遺骨等と言います)を、政府のガイドライン等に基づき、ご遺骨のご遺族のうち、主としてご先祖をおまつりする方(以下では祭祀承継者と言います)への返還を担当するため、「アイヌ遺骨等返還室」を設置しました。

https://ainu-upopoy.jp/facility/cenotaph/
慰霊施設 – ウポポイ(民族共生象徴空間) NATIONAL AINU MUSEUM and PARK
慰霊施設の由来
アイヌの人々の遺骨やこれに付随する副葬品は、古くから人類学等の分野で研究対象とされてきました。
明治中ごろには、日本人の起源をめぐる研究が盛んになり、研究者等によってアイヌの人骨の発掘・収集が行われ、昭和に入っても続けられ ました。その結果、数カ所の大学等に研究資料等としてアイヌの人骨が保管され、それらの中には、発掘・収集時にアイヌの人々の意に関わ らず収集されたものも含まれていたと見られています。
日本政府は、アイヌの人々の遺骨等を巡る経緯や先住民族にその遺骨を返還することが世界的な潮流となっていることに鑑み、関係者の理解 及び協力の下で、アイヌの人々への遺骨等の返還を進め、直ちに返還できない遺骨等についてはウポポイに集約し、アイヌの人々による尊厳 ある慰霊の実現を図るとともに、アイヌの人々による受入体制が整うまでの間の適切な管理を行うことを平成 26 年 6 月に決定しました。
これを受けて建設されたこのウポポイの慰霊施設が令和元年 9 月に完成しました。
同年の 11 月に大学から遺骨等の受け入れを開始し、同年 12 月にアイヌの人々による最初の慰霊が行われました。
ここを訪れる多くの方に、このような歴史を理解していただくことが、未来の共生社会の礎となるものと考えます。

https://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/about/ainu-center/
アイヌ民族文化研究センター | 北海道博物館について | 北海道博物館
北海道立アイヌ民族文化研究センターは、アイヌの人びとが長い歴史のなかで育んできた貴重な文化の調査研究と、その成果の普及などを目的として1994(平成6)年に開設しました。アイヌ文化のなかでも、無形文化として受け継がれてきた「言語」「芸能」「生活技術」、そしてこれらの理解に欠かせない「歴史」について現地調査を進めるとともに、関係する文献や録音・映像資料などの収集・保存と、その整理・分析・公開を進めてきました。

https://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/ainu/index.htm
大学が保管するアイヌ遺骨の返還について:文部科学省
大学が保管するアイヌ遺骨の返還について
 アイヌの人々は、日本列島北部周辺、とりわけ北海道に先住し、独自の言語、宗教や文化の独自性を有する先住民族です。
 政府では、衆参両院による「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」(平成20年6月6日)及び「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」の報告書(平成21年7月29日アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会決定)等を踏まえ、内閣官房長官が座長を務めるアイヌ政策推進会議の下に、アイヌの人々の意見等を聴いて、アイヌ政策の推進を図っているところです。
 その中で、過去に発掘・収集され、現在大学が保管するアイヌの人々の遺骨及びその副葬品の中には、アイヌの人々の意にかかわらず収集されたものも含まれていると見られていることから、アイヌの精神文化の尊重という観点から、遺族等への返還が可能なものについては、返還するとともに、遺族等への返還の目途が立たないものについては、国が主導して、アイヌの人々の心のよりどころとなる象徴空間に集約し、尊厳ある慰霊が可能となるよう配慮することとしています。
 この方針を踏まえ、文部科学省は遺骨の返還手続きに関するガイドライン等を踏まえ、出土地域が特定された遺骨の返還申請を受けつけるとともに、大学の取組について情報を公開しています。

https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/ainu/93737701.html
博物館等の保管するアイヌ遺骨等の取扱いについて | 文化庁
文化庁が実施した「博物館等におけるアイヌの人々の遺骨及びその副葬品の保管状況等に関する再調査」(改訂版)において、アイヌ遺骨及び当該遺骨と一対一で対応する副葬品(以下「アイヌ遺骨等」という。)を保管している旨の回答のあった博物館等又はその設置者(以下「関係博物館等」という。)によるアイヌ遺骨等の適切な取扱いに資するよう、基本的な考え方等について取扱いを定め、関係博物館等へ通知しました。

https://www.mlit.go.jp/hkb/hkb_fr1_000008.html
北海道:慰霊施設において管理するアイヌ遺骨等の返還手続について - 国土交通省
慰霊施設において管理するアイヌ遺骨等については、「大学の保管するアイヌ遺骨等の出土地域への返還手続に関するガイドライン」(平成30年12月)等に従い、返還の手続を行っています。

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/ainusuishin/dai5/siryou1-1.pdf
PDF
「アイヌ遺骨の返還・集約に係る基本的考え方について」 (概要)

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/ainusuishin/dai5/siryou1-3.pdf
PDF
首相官邸
アイヌ遺骨の返還・集約に係る基本的な考え方について

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https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/774713
京都大の樺太アイヌ遺骨返還されず 子孫「盗掘したものは返し謝罪すべき」|社会|地域のニュース|京都新聞

記事を読んでいただきありがとうございます。 様々な現象を取り上げ、その現象がどのように連鎖反応を誘発し、その影響がいかに波及するかを検証、分析していきます。 皆様のお役に立てればと考えております。 応援のほど、よろしくお願いいたします。