死亡 勾留中 留置場 『精神疾患に気を取られ、糖尿病の処置を忘れていた』 岡崎署 愛知県警察 2022.12.04 日本 愛知県 岡崎市 20221215

 2022.12.04愛知県警察岡崎署の留置場では、逮捕され勾留中だった43歳の男性が息をしていない状態で見つかり、その後死亡しています。
 男性には精神疾患と糖尿病の持病がありましたが、糖尿病の薬は与えられていません。
 対応した署員が調査に対し『精神疾患に気を取られ、糖尿病の処置を忘れていた』としています。
 男性は100時間以上にわたってベルト手錠や捕縄といった『戒具』で手足を拘束された状態で勾留されています。
 監視カメラには、横たわる男性を複数の署員が足で蹴って動かす様子などが記録されています。
 愛知県警は、特別公務員暴行陵虐の調査をしています。

https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20221215_23852
糖尿病の薬与えず…署員「忘れていた」警察署の留置場で勾留中の男性が死亡した問題「精神疾患に気を取られ」 | 東海テレビNEWS

https://www.pref.aichi.jp/police/syokai/sho/okazaki/
岡崎警察署 - 愛知県警察
〒444-0864 岡崎市明大寺町字銭堤4-1

 法務省は、『我が国は,国際社会の場において,政府から独立した国内人権機構の設立について指摘を受けています』(2008)としています。
 国連人権理事会は、『可及的速やかにパリ原則に沿った人権機構を設立するべきとの要請』としています。

https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken03_00153.html
法務省:パリ原則に準じた国内人権機関設置に関する勧告・要請等国連人権理事会○ 普遍的定期的審査(UPR)結果文書(2008(H20))(仮訳)  「議論において日本に対して以下の勧告が行われた。」 「・可及的速やかにパリ原則に沿った人権機構を設立するべきとの要請(特に自由権規約委員会及び児童の権利条約委員会からの要請)の実施。(アルジェリア)。  ・パリ原則に沿った国内人権機構を設立するために必要な法律をまとめること。(カナダ)  ・国内人権機構の設立。(メキシコ)  ・パリ原則に沿った国内機構を設立するための努力の継続。(カタール)」 「・人権侵害の申立てを調査するための独立した機構の設立。(イラン)」

 2022.11.03国連の自由権規約委員会(B規約人権委員会)は、日本の人権状況に関する勧告を公表しています。
 日本国内では、入管施設で2017-2021年に収容者3人が死亡しており、拘束下にある人たちが適切な法的保護を受けられることを求めています。
 日本政府に対し、『パリ原則』に基づく国際基準に沿った独立した国内人権救済機関を早期に創設するよう要求しています。
 独立した国内人権救済機関設置に向けた具体的な説明が日本政府からなされていません。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/911954
国連、日本の入管死亡に懸念 「人権救済機関」創設を要求|全国のニュース|京都新聞

 2022.09.11橘宗一少年を悼む墓前祭が、名古屋市千種区の覚王山日泰寺で開かれています。
 大杉栄の甥の橘宗一少年は、大杉栄の妹あやめと貿易商橘惣三郎(愛知県あま市七宝町出身)の長男です。
 1923.09.01関東大震災直後、1923.09.16大杉栄と作家の伊藤野枝に連れられ東京に出かけています。
 3人は、憲兵に連行され殺害されています。
 3人の遺体は井戸に投げ込まれています。 橘宗一少年の墓は、父親の橘惣三郎が事件の4年後に建立しています。
 表に宗一の名前、裏には『宗一(八才)ハ 再渡日中東 京大震災ノ サイ大正十二年 (一九二三年)九月十六 日ノ夜大杉栄 野枝ト 共ニ犬 共ニ虐殺サル』と刻まれています。

https://www.asahi.com/articles/ASQ9854J8Q92OIPE00H.html
思想家・大杉栄らと虐殺された6歳児 名古屋の寺で墓発見から半世紀:朝日新聞デジタル

https://marebit.sakura.ne.jp/D19239.html
1923.9 橘宗一少年墓碑 (名古屋・日泰寺)1923 年(大正12年)9月16日、関東大震災直後の混乱の隙をつくようにアナキストの大杉栄と内縁の妻・伊藤野枝、そして大杉の甥である橘宗一(むねかず)の 3名を憲兵隊特高課が東京憲兵隊本部に連行して殺害、それぞれ裸にされた遺体は菰包みにされ麻縄で縛られた状態で敷地内の古井戸に投げ込まれ、その上から 馬糞や煉瓦を投げ込んで埋められた。

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784104369041
甘粕正彦 乱心の曠野 佐野 真一(著) - 新潮社 | 版元ドットコム

https://www.fben.jp/bookcolumn/2008/07/post_1873.php
弁護士会の読書:甘粕正彦 乱心の曠野

https://www.asahi.com/articles/ASK963V90K96OIPE008.html
愛知)関東大震災直後、巻き添えで死亡 少年の墓前祭:朝日新聞デジタル
橘宗一は1917年、大杉栄の妹・あやめの息子として米ポートランドで生まれた。震災時は日本に帰国中で、伯父の大杉栄、その妻・伊藤野枝と東京へ出かけた際、突然憲兵らに連行され、3人とも殺された。亡きがらは古井戸に捨てられていたという。

https://www.asahi.com/articles/ASP9J72L9P9JTIPE00H.html
女性解放運動、伊藤野枝を忘れない 福岡で街頭活動:朝日新聞デジタル
野枝は関東大震災から約2週間後、混乱の中で、夫で思想家の大杉栄と、おいで6歳の橘宗一と共に甘粕正彦ら憲兵隊に虐殺された。

https://www.asahi.com/articles/ASP2M54DZP29TIPE02J.html
弾圧に屈せず女性のために 伊藤野枝に光「今こそ必要」:朝日新聞デジタル
震災の約2週間後、夫で思想家の大杉栄とおいで6歳の橘宗一とともに、甘粕正彦ら憲兵隊に虐殺され井戸に葬られた。

https://www.asahi.com/articles/ASL9H432SL9HUTPB001.html
静岡)大杉栄らの墓前祭、色とりどりのバラ献花:朝日新聞デジタル
1923年の関東大震災後の混乱の中で憲兵隊に虐殺された無政府主義者の大杉栄らの命日を翌日に控えた15日、静岡市葵区沓谷1丁目の沓谷霊園で墓前祭があった。約20人が大杉とその内縁の妻で大杉とともに殺された女性解放運動家の伊藤野枝、おいの橘宗一が眠る墓に赤やピンク、黄色のバラを手向けた。

#精神疾患 #糖尿病 #死亡 #勾留 #留置場 #岡崎署 #愛知県警察 #20221204 #日本 #愛知県 #岡崎市 #20221213 #20221215 #橘宗一 #大杉栄 #墓前祭 #覚王山 #日泰寺 #20220911 #橘宗一少年の墓碑保存会 #日本 #名古屋市 #20220908 #千種区 #覚王山日泰寺 #大杉あやめ #あま市 #七宝町 #橘あやめ #橘惣三郎 #長男 #19230901 #関東大震災 #19230916 #1923 #伊藤野枝 #東京 #憲兵 #連行 #殺害 #遺体 #井戸 #大正12年 #大震災 #アナキスト #甥 #憲兵隊 #特高課 #東京憲兵隊 #菰包み #麻縄 #古井戸 #馬糞 #煉瓦 #甘粕正彦 #大杉栄事件 #20221204 #自民党 #岸田文雄 #人権 #北朝鮮人権侵害問題啓発週間 #法務省 #20221210 #20221213 #20221216 #国際社会 #政府 #独立 #人権 #機構 #設立 #指摘 #パリ原則 #要請 #国連人権理事会 #日本 #北朝鮮 #人権侵害 #拉致 #勧告 #要請
#fictitiousness #2022

https://www.asahi.com/articles/ASQDD6G6YQDBOIPE008.html
勾留中に男性死亡 糖尿病の薬を与えず、100時間超の身体拘束も:朝日新聞デジタル

https://mainichi.jp/articles/20221212/k00/00m/040/255000c
複数警察官、留置の男性を暴行か 身体拘束、後に死亡 愛知県警 | 毎日新聞

記事を読んでいただきありがとうございます。 様々な現象を取り上げ、その現象がどのように連鎖反応を誘発し、その影響がいかに波及するかを検証、分析していきます。 皆様のお役に立てればと考えております。 応援のほど、よろしくお願いいたします。