ゆや

日々の思慮や鬱憤など。

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最近の記事

決め込んだ幼さを許してほしい

怒るって言う行動はとても幼いことだと思っている。 腹の底からふつふつと泡を立てて湧いてきた感情のままに口から大きな声を出し、自分を見るように置かれたものに嫌悪感を覚えて壊したりしたこともある。 最近は楽しいと楽しくないを繰り返している。日常はそういうもんだよって言われるかもしれないけど、いつもより全部がはっきりに感じる。 好きな人と遊びに行ったり、おいしい食べ物に出会ったり、猫に懐かれて家までついてこられたり。全部が嬉しかった。 その代わりに嫌なこともたくさんあった。

    • 僕は僕の上に人を作り僕の下に人を作る

      天は人の上に人を作らず人の下に人を作らず。 前後の文脈を切り取った名言のとおり、人間はみんな平等にできてると思う。 白人も黒人も大人も子供も男も女もその他の類もみんな同じ立場で扱われるのが大多数の理想。 でもそれはマクロに見た時の話で、 自分の中では自分の下にも上にも人がいる。 自分よりすごい人やら偉い人にはやっぱりかなわないと思うし、自分はその人たちより下なんだなあと思う。 逆に自分にできることができない人や自分よりもすごくない人、慕われたりすると、無意識にも自

      • 就職活動を通して知ったこと。

        長かった就職活動が終わりました。 去年の10月から就活をちゃんと初めて5月末に終えました。 字面では7カ月の短い時間の中でたくさんのことを知りました。 それらを4つほど書いていきます。 1.社会はクソかもしれない面接を受け始めた頃にこれを感じました。 初めは自分の本当のポテンシャルを見てもらおうとひねくれていたので、想定質問もそれに対する答えも考えずに面接を受けていました。 全部本音で答えてみたところバンバン落ちました。清々しいほどに。 ここで、どうやら社会は若

        • 君が決めたことなんだろ

          東京を後にして名古屋に向かう。 パンデミックの最中、東京にはテレビで見て想像を膨らませた先の景色が在り続けた。ソーシャルディスタンスは人知れず叫ばれ、人々の耳を通り抜けるだけだったみたい。 大都会の排他的な雰囲気のなか、空気に従順に自分1人だけがどこか浮いているように感じていた。 背中を丸めるサラリーマンや夜風に脚を晒すネオギャルは同じように感じているだろうか。 友人は東京に慣れたように自然な素振りで歩く。環境が人に与える影響を肌で感じる。 星が見えず、深夜もパトカ

        決め込んだ幼さを許してほしい

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        • 吐露
          16本
        • 日記
          10本

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          東京の光

          就職活動で東京に来た。 行きの飛行機に乗ったとき、2年前にロンドンに行った時のことを思い出した。 いまでもはっきりと思い出せる。ヒースロー空港への着陸態勢を整えた機体から夜の街の光がちらほらと見えた。 一面に広がる暗夜の中に人の心という奇跡が確かに存在することを証明してるみたいだった。 この光の中には、思索に耽る人、深酒をする人、陰謀説を説く人、アンドロメダの星雲の計算に没頭している人や愛を育んでいる人もいるかもしれない。 そして光を見るのと同時に消えている光の存在

          東京の光

          今日も煙草を蒸かして、煙が空気に変わるのを待つ。 親には煙草のことを言ってない。 今日は祖父の一周忌だった。祖父は煙草を吸う人だった。 煙草の臭いがすれば祖父を思い出すから、同じ銘柄を吸ってる。 煙みたいな、誰かの思い出のトリガーになる存在になりたい。 いつか僕の吸う煙草の煙が誰かの記憶に残っていたらいいな。 煙はすぐに消えるけど、記憶はすぐに消えないかもだから。

          世界を共有して

          あたりまえのことだが、みんなそれぞれ違う。見た目も考え方も。 どういうわけかこんな時期に恋人ができた。 僕とは人間ということ以外何もかもが違う人だ。 思考の仕方も世界の捉え方も価値観も違う。 それをとても知りたくなる。 僕と違う形をしている鼻は、僕とは違う匂いを感じている。 僕と違う色の目は、僕とは違う世界が見えている。 目線も違えば歩幅も違う。 みんなそれぞれ違う。 しかし、他の人と比べて、特段その人のそれを知りたいと思う。 その全部を知りたいから一緒に

          世界を共有して

          夢見たことは叶うはず

          こう信じたい。偉い人も言ってた。 「想像しうることは必ず実現する。」って。 最近は気が落ちてて、大切な人たちからもらった手紙をたくさん読んでいる。 自分を信じてくれて、好きになってくれる人たちが好きで、そんな人たちに褒められたい。 自分がこうなりたいとかよりも、みんなとこういうことしたいとかのほうが強くて。 どうしても自分一人の人生は考えられないから。 東京に行きたい。大切な人がたくさんいるから。きっとまだ出会ってない大切な人もいるはず。こう信じたい。 みんなに

          夢見たことは叶うはず

          鉄砂の心

          今泣いて何分か後の自分。 絶対に悔し涙を流したくない自分が泣いたらどうなるだろう。 そんなことを考えて、やめたはずの作曲を再開した。 就活の只中、心に変化が起こりすぎた。作曲したくなったのはそのせいだ。 自分はメンタルが強いと思っていた。 悪いことがあっても一晩も経たないうちに忘れるし、長引くことなんてほとんどない。 曲がりなりにもこれまでいくつも人生の壁を攻略してきた。壊したり飛び越えたり回り道をして避けたりして。 大したダメージに感じてこなかった。きっと回復

          鉄砂の心

          疲れたよ

          いつまでもやる気の起ききらない毎日です。 ESを惰性で書き、企業説明会は知っていることの確認作業。 面接練習はいつも孤独で、鏡に向かって話してると笑顔がうまくできない。 SNSには言いたい放題の元大手採用担当者(本当かどうかわからないが)たちがそれぞれ違うことを言っている。 自分で見つけた強みを否定されて落ち込んで、自分を曲げることはできないからさらに落ち込んで。 「自分を信じてがんばれ」なんて、就活が初めてで勝ち方がわからないのに自分を信じれるわけないじゃん。

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          欲と愛と幸せ

          この三つは僕の人生を表すにふさわしい言葉だ。 欲は自分の行動のこと、愛は周りのこと、幸せは理念。 僕は欲に忠実に動く。あれがしたい、これもしたい、やろうと思ったことは全部やる。 最近では周りの人の欲も考えてる。あの人はきっとあれが欲しい、この人はこれが好きそう、とか。 社会は欲でできてる。人々がこれが欲しいとか思ったものが需要になって供給が生まれる。それを作る仕事がしたい。世界の新しい当たり前を作ってみたい。 愛は周りのこと。愛に囲まれて育ってきた。 愛の形は曖昧

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          人生は映画のよう

          僕は人生の主人公だ。そして同時に監督であり脚本家であり演出家だ。 自分の人生は自分でどう進むかを決められる。山場を作ったり、平坦な物語を書くこともできる。とにかく自由だ。 生まれてからたくさんのストーリーをつなげてきた。 死の呪いはかけられずとも額に傷を作った。 あと一センチ届かない恋もした。 親戚や親から太陽の子と言われもした。 自分で作ったものを自暴自棄になって壊したりもした。 両親の喧嘩の声に兄弟と耳をふさいだこともあった。 星を見てゆっくり流れる時間の中で哀愁に浸

          人生は映画のよう

          クローゼットの思い出

          思い出はいいものではない。 過去の楽しかったことと同時に悲しかったことや後悔まで持ってきやがる。 それでも思い出は消せない。 どうしても形に残る。手紙やキーホルダーや、味や匂いや感触として。 思い出は未来の更新のためにある。 過去に思いを馳せて明日が見える。 思い出のおかげで今日が幸せとか良くない日だとか言える。 目を閉じて、21本の火のついたろうそくを吹き消して、拍手の後に目を開けた時、10歳の誕生日のことを思い出す。 ベッドの横に飾ってた二人の写真は今ではクロ

          クローゼットの思い出

          神様をだましてみろ

          この前の投稿にも書いたとおり、僕は神様の存在を信じている。 ただし神は信仰の対象で、それ以上でも以下でもない。心のよりどころでしかない。 僕たちの運命を左右する神様がいるとすれば、名前はきっと「確率」だろう。そうに違いない。 人生は選択の連続というが、その時にいかに選択肢をたくさん持っているかが人生の豊かさを左右する。 最終目標をすでに決めている人(20年生きてきて出会ったことはないが)は選択肢が少ない分その選択に迷いはない。なんと羨ましいのでしょう。 大多数の人が

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          100 years of days with no difference at all will not bring you any change.

          100 years of days with no difference at all will not bring you any change.

          好き嫌い

          人を助けるのが好き。 頑張ってる人を応援するのが好き。 目を輝かせてる人の背中を押すのが好き。 自分の背中は自分で押すし、誰の足も掴まない。 大きな声で応援するし、愚痴は絶対に言わない。 モットーを持ってる自分が好きだし、それを貫けるところも好き。 好きなことをしているときの自分が好き。 誰かを応援して、感謝されるのが好き。 朝起きてコーヒーを飲む時間が好き。 ドライブ中に道を譲った後の感覚が好き。 そんな自己陶酔に溺れる自分がとんでもなく嫌いで、死ぬほど好き。

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