僕は僕の上に人を作り僕の下に人を作る

天は人の上に人を作らず人の下に人を作らず。

前後の文脈を切り取った名言のとおり、人間はみんな平等にできてると思う。

白人も黒人も大人も子供も男も女もその他の類もみんな同じ立場で扱われるのが大多数の理想。

でもそれはマクロに見た時の話で、

自分の中では自分の下にも上にも人がいる。

自分よりすごい人やら偉い人にはやっぱりかなわないと思うし、自分はその人たちより下なんだなあと思う。

逆に自分にできることができない人や自分よりもすごくない人、慕われたりすると、無意識にも自分はその人たちよりも上なのかとも思う。

上にいる人を見て頑張ろうって思うこともあるし、下の人を見て自分に自信を持つこともある。僕は悪いことと思ってない。

だからこの言葉があんまり好きじゃない。きれいごと以外のなにものでもない。

名言のみならず全ての言葉は捉えようによって意味合いを変えられる。

言葉ってそういうものだと思う。

名言の盾で人の価値観をブロックする人を僕は下に見る。


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