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歴史を面白く学ぶコツ

こんにちは。

今回は歴史の学び方について
ある気づきがあったので
共有しようかと思います。

例えば、、、
つまらないといって
敬遠されがちな古代ローマあたり
を見てみましょう。

あなたはアナクシマンドロス
という人物をご存じでしょうか?

彼は結論から言うと
地球は浮いているのではないか?
という主張をした人物です。

これを聞いて
どう感じるでしょうか?

いや、知ってる


こんな反応をしてしまった人は
おそらく多いと思います。

昔の人は
頭が悪かったんだなあ
で片づける人もいそうですね。

しかしこれは
非常に頭が悪く
もったいないことです。

こんなことは言いたくありませんが
学び方に問題がありすぎます。

それはどういうことかというと
簡単に言うならば学び方を
変えようよということです。

僕が思うに学びには
2種類あると思っています。

①WHATからの学び
②WHYーHOWからの学び

この2つです。

今日の受験業界を
少し思い浮かべてみてださい。

どちらに属すると思いますか?

というと、①なんです。

いまだに入試問題で
出来事の年代が聞かれるのは
そういう理由でしょうか?

①の大きな問題の一つは
頭を悪くする」ことにあります。


へえ、そうなんだ、しらなかった


こんなフレーズを
あちらこちらで聞くようになったのも
受験制度にいくらかの非があるかと
感じます。


では改めて、
なぜ歴史が面白くなく感じるのか?

それは①の学び方をしてしまうからです。

②の学び方をするべき
と言い換えることもできます。

より分かりやすく言うと、
プロセスから学ぶということです。

アナクシマンドロスが
「地球は浮いていると主張した」

これを覚えることを
①の学びといいます。

逆にどのように考えて
このような結論に至ったのか
を考えることが②の学びです。

その時代について考えましょう。

時代を風靡していたのは
この世界はどこかで
滝のように落ちてしまう
という考えです。

そこで出てきていた考えは
大地は水によって支えられている
という定説です。

この考えを多くの
頭の悪い民衆」は
疑うことをしませんでした。

しかし、アナクシマンドロスは
大地を水が支えているということは
水を何かが支えていなければならない?

どういうことだ?

ありえないぞ??

という考えに至り、
地球は浮いていなければおかしい
と考えるようになったのです。

その当時に常識とされ、
鵜呑みにされていた事実に
疑いを向け、考えたのです。

というアナクシマンドロスが
主張に至ったプロセスから
学べることは多いはずです。

しかし、学びが浅い初学者ほど
すぐに結論を求めたがるのです。

なぜでしょうね?

受験の「答えがある」という
構造的な問題かもしれませんね。

いずれにせよ、このように学ぶことで
思考はとどまることを知らなくなります。

ぜひあなたも
WHY-HOWから学んでみて下さい。




あなたの貴重なお時間で、僕の稚拙な文章をお読みいただき本当にありがとうございました。何か改善点、ご意見などおありでしたらお気軽にコメントいただければ幸いです。