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ぴんじろう。
2023年1月9日 22:33
四ヶ月もかかったのか、四ヶ月で済んだのか…。兎にも角にも、再就職活動にその時間を費やした。視点を少し変えれば、長い社会人人生においては1、2年程休んでもバチは当たらないだろうし、もう少し広い視野で社会を見渡す事もできたかも…と、思うとやや残念に思う。だが、そもそもが「休むため」ではなく、「這い上がるため」の時間なのだから、そんな発想は浮かぶ訳がなかったし、そんな悠長な
2022年11月24日 02:11
「日東駒専」個人の実力以前に、入り口からランク分けされる学生にとって、氷河期の就活がどれだけ苦戦するか、想像に難くない。無論、大学受験の比ではなかった。面接や採用枠はもちろん、書類選考で篩にかけられる。そう、試験すら受けれないのだ。それでも、世間知らずの前向きさで、どうにかこうにか内定をもらった会社は、同族経営の中小企業。上司は、社長の息子。一期一会をい
2022年11月20日 18:29
1勝6敗…団塊Jr.が蔓延る受験戦争。俺は、一年浪人の末に、なんとか1つ合格通知を手にれた。工場の職人の末っ子で、風呂なしアパートで育った。そんな家庭に金なんてない。奨学金で進学した俺は、4年間バイト三昧の日々。大学へはほとんど行かず、代返とコピーで単位を取る。ギリギリの成績で卒業するといった有様だったが、学業以外の勉強は充実した。バイト先は、食べ放題の焼
2022年11月18日 10:01
「あなたが一番輝いていたのはいつですか?」もし、そう聞かれたら、俺は「いつ」と、答えるだろうか?7歳上の姉と、3歳上の兄に続いて、工場で働く職人の末っ子として生まれた。風呂なしアパートの狭い部屋で家族五人暮らし。親子で銭湯に通ひ、兄弟三人、並んで眠る。一人の時間なんてない。姉の会話の中で、兄のペースに併せて暮らす。いつも身の丈にあってない。気がつけば