ちちんぷいぷい、とんでいけ。
今の時代の母親は使うかわからないけど、少なくとも私の世代のほとんどの人は、幼い頃に母親から聞かされた記憶がある言葉だろう。
正確には「ちちんぷいぷい、痛いの痛いの、飛んで行け!」だったと思う。
転んで膝を擦りむいたり、頭をぶつけてこぶができた子供を安心させて落ち着かせるために母親が使う「おまじない」だ。
大人になってからはその言葉を聞く機会は無くなったが、つらい時や苦しい時、あるいは何かに挑戦する時、何かしらの「おまじない」のような言葉で自分を励ましたり勇気を振り絞ること