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誇りを持って生きる

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動物としての人間の持つ卑しさを乗り越えて、ひとりの自立した人として誇りを持って人生を主体的に歩む事をテーマに、日々感じてきた事を言語化した記事を集めます。
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#自立

「自らに問い続ける原動力」

「自らに問い続ける原動力」

どこからスタートしようが、時間がかかろうが、遠回りをしようが、成長する能力さえあれば何とでもなると思います。しかし、全ての始まりは自分への問いではないでしょうか?

現状維持バイアスを乗り越える原動力ところが、その問いをもつこと、持ち続けることは大きなエネルギーが要るようで、多くの人は一時的にしか問いを保持できず、手っ取り早く解が得られない場合には、待ちきれずにそのまま消えてしまうようです。

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「成長する能力」

「成長する能力」

人間にとって最も大切な能力は、成長する能力であろうと考えていますが、それは、どこからスタートしようが、時間がかかろうが、遠回りをしようが、いずれその人にとっての然るべきところに近づけると考えるからです。
もちろん、その成長する能力を起動し動かし続けるために必要なのが自らに問うという習慣です。とてもエネルギーが要ることだとは思います。そのエネルギーがどこから生まれてくるのか?つまり、モチベーションの

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「常に自らに問う」

「常に自らに問う」

どこからスタートしようが、時間がかかろうが、遠回りをしようが、成長する能力さえあれば何とでもなるように思います。もっとも忌避すべきことは人生の停滞であり、停滞の正当化でしょう。

成長する能力については、当記事公開後、解像度を上げて以下言及しましたが、全ての始まりは、自らへの問いだと思います。それはよくある割り切れない悩みの類ではなく、もっと明確なものです。

考えていること、選択や行動は、少なく

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「理不尽の蛸壺」

「理不尽の蛸壺」


世の中には何一つ科学的でも論理的でも合理的でもない理不尽な不文律(慣習)や規則(縛り)を持つ共同体(会社や任意団体など)が沢山あり、しかも、その構成メンバーは、過去であれ現在であれ、大変だ(った)とかいいながらも、まるでメンバーである(あった)ことを誇りにしているかのような物言いをしたり、その理不尽さを後輩や友人に求めてしまうような人が沢山います。その人にとっての「あるべきあらねば」のマイルール

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「安心の柵(しがらみ)で国が滅んでいく」

「安心の柵(しがらみ)で国が滅んでいく」

思いやり思いやりには、特定の人に対するものであれ、不特定多数の集団に対するものであれ、あくまでも、その言動は、思いやる側の主観に基づくものです。そして、その言動を思いやりと思うかどうかは、受け手個人の主観に基づきます。つまり、言うまでもありませんが、その言動が、思いやりとして意識したものであろうがあるまいが、思いやりとして受け手に届くかどうかは、受け手次第ということです。
少なくとも思いやりの押し

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「青信号みんなで一緒に渡らない」

「青信号みんなで一緒に渡らない」

主体性を導く道標は「高潔」2011年3月11日の震災によって、日本人特有の弱みでもある不安を感じやすい性質が刺激されて活性化し、思考停止&同調依存に陥り、いつの間にか(自覚なく)主体性を失ってしまった人が増えているように感じていました。
そして、ここ3年のコロナ禍で不安に恐怖が加わってとどめを刺されたようで、為末大さんが言及している「なんかあったらどうするんだ症候群」に冒されたままでは、理屈が嫌い

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「自己批判型論理思考で同調依存脱却」

「自己批判型論理思考で同調依存脱却」

同調依存から脱却するために必要なこと賢くなって自立する

不満や不安や自尊心をくすぐられて安易に同調しないようになるための条件は自立していることだと考えていますが、自立と言っても、はい、今から自立というわけにはいかないでしょう。
では、自立の鍵は何だろう?自分自身を自立状態に導くものは何だろう?それが正しい(正しそうな)知識と思考プロセスにあり、とりわけ自分自身に対して批判的で論理的な思考プロセス

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「同調依存社会は正直者が馬鹿を見る」

「同調依存社会は正直者が馬鹿を見る」

同調依存は自立できていない事の証新聞やテレビの報道の耳障りのいい美辞麗句や、一見正しそうな声の大きい人の意見に同調する事で安心感を得ようとする。
不安要素である同調しない人に対しては、なんとなくでも同調を求める。つまりそれが意図的かどうかは別として同調圧力をかける。
場合によっては「その人のために助言している」とすら思っているかも知れません。
そんな同調依存社会の根源は、まさに多くの人が孤独への不

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「自立と協調」

「自立と協調」

自立と理屈と成長noteに自分の考えをアウトプットしていく過程で明確になった、「私が大事にしている事は、自立と理屈と成長だ。」というお話しは、割と詳しく記事にしました。これはあくまでも一人の人間として個人的に大事にしている事であって、自分と他者との関係や、他者と他者の関係含めた人間関係についての事ではありません。

同調と安心そんな私が人間関係において、日々感じていることは、最近よく目にする同調圧

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「私の中心/コア:成長」

「私の中心/コア:成長」

7月からnoteに記事を書き続けて来た過程で自覚した、自分の中で大切にしている3つのこと、自立と理屈と成長の一つである「成長」について、過去記事も参照しながら、少し掘ってみようと思います。

連続または非連続の継続的成長私が大切にしている根っこの一つである成長。それは、より良い自分であるための連続または非連続の継続的成長を意味しています。
そして、それは、私の存在意義である、少しでもより良い社会の

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「私の中心/コア:理屈」

「私の中心/コア:理屈」

7月からnoteに記事を書き続けて来た過程で自覚した、自分の中で大切にしている3つのこと、自立と理屈と成長の一つである「理屈」について、過去記事も参照しながら、少し掘ってみようと思います。

理屈:論理空間での構造とメカニズム私の根っことして大切であることの一つである理屈。それは、私にとって、できうるかぎり真の「自立」状態を獲得/維持しながら、継続的「成長」を常に意識した生きる理由やそれらの関連要

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「私の中心/コア:自立」

「私の中心/コア:自立」

7月からnoteに記事を書き続けて来た過程で自覚した、自分の中で大切にしている3つのこと、自立と理屈と成長の一つである「自立」について、過去記事も参照しながら、少し掘ってみようと思います。

自立:大人である事私の根っことして大切であることの一つである自立。それは、まさに私にとって1人の「大人」であることそのものであり、子供の頃から葛藤を繰り返しながら模索してきた概念です。

金銭的自立を前提とし

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「私の中心/コア:自立と理屈と成長」

「私の中心/コア:自立と理屈と成長」

2023年12月14日更新

言葉にして書き留めることの大切さ2022年7月のある日の夜、友人に薦められたその日から、noteに自分の考えていることを言葉にし続けてきて気づいたことは、今の自分が最も大切にしていること、生きていく上でこだわっていることや他者に発する助言や願いにこめられる想いは、自立と理屈と成長の3つに収斂されると言うことです。

別の言い方をすれば、宗教は行動様式のことを言いますの

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