いよいよ文フリだー!! +2024年5月前半の読了本+感想と、活動報告
文学フリマが今週末に迫ってきましたね!
めちゃめちゃ楽しみです!!
ぜひ気軽にブースに遊びにきてください!!
『第一芸人文芸部 創刊準備二号』も前回に負けないくらい良い作品が書けたと思うので、ぜひ読んでください!
他の執筆メンバーの作品もめちゃくちゃ個性豊かで面白いです。
そしてBSよしもと『第一芸人文芸部 俺の推し本』の第1回の公開収録と、「小説×カレー」のおもしろ企画への参加が決定したので、合わせてお知らせいたします!
これからの予定
① 5/19『文学フリマ東京』参加します!!
第一芸人文芸部としては2度目の文学フリマ、めちゃくちゃ楽しみです。
今回の文フリで初売りになる文芸誌『第一芸人文芸部 創刊準備二号』が完成しました! 書影はこちら!
執筆メンバーはピース・又吉、ピストジャム、僕の前回メンバーに加えて、アキナ・山名、フルーツポンチ・村上、トニーフランク、赤嶺総理です。
132ページだった前作を大幅に超えた全284ページにおよぶ、ボリュームたっぷりの仕上がりになっています。
大手出版社から発売されている文芸誌並みにバラエティに富んだ内容になりました!!
第一芸人文芸部のブースは、第二展示場一階Eホール『あー27・28』です。
藍染のテーブルクロスが目印です!!
ピストジャムさんと共に、ブースでお待ちしています!!
公式サイトはこちら↓↓
ぜひ興味のあるブースはWebカタログから「気になる!」リストに追加して、当日回りやすくしてください〜!!第一芸人文芸部のページはこちらです。
第一展示場 T-23で出店する小鳥書房さんでも、僕の作品が入った『本屋夜話』を販売しているので遊びに行ってみてください〜!!
② 6/4 BSよしもと 『第一芸人文芸部 俺の推し本。』公開収録
3/30日にBSよしもとでオンエアされた特番『第一芸人文芸部 俺の推し本。』をたくさんの方々が見てくださったおかげで、なんとレギュラー化が決まりました!!
そこで、第一回の公開収録があるので、ぜひ遊びに来てください!
場所:下北沢B&B
時間:2024/06/04(火)19:00〜
メンバー:ピストジャム、ファビアン、フルーツポンチ村上+ゲスト3名
こちら3本どりで、各回ごとに特別ゲストが登場して、4人で推し本について話すイベントです!
③ カレー出します!
カレーと文学が融合したおもしろ企画に参加させていただきます!
本屋が仕掛ける、“ココでしか買えない”読書体験「華麗に文学をすくう?」
こちら赤坂に店舗を構える「双子のライオン堂」さんと、神保町・秋葉原などで「書泉」「芳林堂書店」の2つの屋号で「アタマオカシイ本屋」を展開する株式会社書泉さんの共同企画です!
小説を書いて、その中に登場するカレーがレトルトカレーとして実際に発売します!
執筆陣も豪華!
尾崎世界観さん(ミュージシャン・作家/高山羽根子さん(作家)/青木杏樹さん(作家)/オルタナ旧市街さん(作家)/浅生鴨さん(作家)/第一芸人文芸部:ピストジャム(芸人・作家)ファビアン(芸人・作家)
リリースはこちら↓↓
双子のライオン堂さんのnoteはこちら↓↓
第一芸人文芸部の活動報告
① 毎週水曜22時〜 stand.fm生配信
「今週の推し本」コーナーでは本の紹介、そのほか文学ニュースについて語ったり、活動報告も行なっています!お便りコーナーもあるので、質問等お待ちしております!ぜひ聴いてみてください!
第一芸人文芸部の活動のベースとなっております!
2024年5月前半に読んだ本
① 『カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」』 室橋裕和
稚内、中標津、奄美大島、石垣島などを旅したとき、日本の隅々まで店舗を構えているインドカレー屋さんに驚いた。大都市や地方の県庁所在地なら理解できるが、なんでわざわざ日本に来てこの場所に?と首を傾げた記憶がある。本屋でこの本を発見したとき、その記憶が蘇り、気がついたらレジに向かっていた。
まず「インネパ」と呼ばれているように、経営がネパール人が多いことに驚いた。それすら知らなかった。インネパの縦の歴史、横の広がり、光とダークサイドについて入念な取材に基づいて書かれていて、めちゃくちゃ面白かった。
同じようなメニューの店ばかりがコピペのように増えている理由、「今、〇〇の入管は技能ビザの審査、緩いらしいよ」とかネパール人同士で情報交換していること、ネパールには日本で成功したカレー屋の経営者が建てたカレー御殿やホテルが並んでいること、新宿中村屋での出来事などなど、面白い話ばかり。楽しく読めました。
なぜここにインドカレー屋が!?の疑問が解消するだけでなく、来日したネパール人家族が抱える問題にまでアプローチしていて、最終的にはネパールのバグルンに足を運んで取材を重ねている姿勢に脱帽です。
とりあえず近々、新宿「アショカ」六本木「モティ」で老舗の味わいを楽しんできます。
———紹介(公式より)———
【どこにでもある「インドカレー店」からみる移民社会】
いまや日本のいたるところで見かけるようになった、格安インドカレー店。
そのほとんどがネパール人経営なのはなぜか?
どの店もバターチキンカレー、ナン、タンドリーチキンといったメニューがコピペのように並ぶのはどうしてか?
「インネパ」とも呼ばれるこれらの店は、どんな経緯で日本全国に増殖していったのか……その謎を追ううちに見えてきたのは、日本の外国人行政の盲点を突く移民たちのしたたかさと、海外出稼ぎが主要産業になっている国ならではの悲哀だった。おいしさのなかの真実に迫るノンフィクション。
【目次】
はじめに 「ナン、おかわりどうですか?」
第一章 ネパール人はなぜ日本でカレー屋を開くのか
第二章 「インネパ」の原型をつくったインド人たち
第三章 インドカレー店が急増したワケ
第四章 日本を制覇するカレー移民
第五章 稼げる店のヒミツ
第六章 カレービジネスのダークサイド
第七章 搾取されるネパール人コック
第八章 カレー屋の妻と子供たち
第九章 カレー移民の里、バグルンを旅する
おわりに カレー移民はどこへ行くのか
拙著について
① 『きょうも芸の夢をみる』
“芸人”をテーマにして書いたショートショート&短編小説集『きょうも芸の夢をみる』について、こちらの記事に発刊への想いを綴っています。
そして以下のリンクから芸人の解散をテーマにして書いたショートショート『エルパソ』を無料公開しているので、ぜひ読んでみてください!
② 『第一芸人文芸部 創刊準備号』
『第一芸人文芸部 創刊準備号』は一般流通していませんが、以下の本屋さんで取り扱ってくれております。ぜひゲットしてください!
又吉さんは自由律俳句と散文、ピストジャムさんは書評、僕はショートショートを5本書いています。
③ 小鳥書房『本屋夜話』(「小鳥書房文学賞」詞華集: とりをめぐる12話の物語)
こちら小鳥書房さん主催の小鳥書房文学賞を受賞させていただき、その後発売されたアンソロジーです。
“とり”をテーマにした12作。僕の『私・芸能人・鳥』という作品も掲載していただいています!
小鳥書房さんのページはこちら↓↓
過去のアーカイブ
① 特別番組「第一芸人文芸部 俺の推し本」
② Amazon Audible『本ノじかん』
2023年10月〜2024年3月までの半年間、パーソナリティを担当させていただきました!豪華なゲストと本や創作について語っているのでぜひ!
また番組内の『クチヅタエ』という企画で、バイク川崎バイク(BKB)、しずる・村上、3時のヒロイン・福田、ニッポンの社長・辻、レインボー・ジャンボたかおのリレー小説の連載が完成し、第23回では全員集まって反省会をしています!各回の朗読は、声優の白井悠介さんです!
登録30日間は無料なので、ぜひ聴いてください!
面白いもの書きます!