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#エッセイ
発信が怖い、できない理由を考えてみる。
7月末からスタートした第5期・京都ライター塾。
講座では毎回、「ブログやTwitterなどで発信の練習をしましょう」と伝えているのだけど、なかなか行動に移せる人は少ない。
前回2回目の講座では、ブログは書けても「Twitterで発信するのは怖い」という意見が多数あったので、なぜ私はできているのか、改めて考えてみた。
Twitterで発信するとき私はどんな気持ちでいるのだろう、と。
発信が怖
クリスマスにまつわる思い出(2)「クリスマスが好きになる魔法」
23歳のクリスマスの日のことは、よく覚えている。気の置けない女友だちとロームシアターのライトアップを見に行って、そのあと私が一人暮らしをしていた小さな部屋で一緒にお酒を飲み、友だちはそのまま泊まっていった。
そして明け方、家の電話が鳴って、母親から妹が交通事故で死んだことを知らされたのだった。
だから、私にとってはクリスマスは妹の命日である。
以来、クリスマスが近づく12月になると息が苦しく
人生やるか、やらないか。
フリーライターになって12年。
これまでに老舗料亭の店主や経営者、
カフェのオーナーさんなどなど、
いろんな人のインタビューをさせてもらったけれど、
最近になって心に響いている言葉がある。
それは某大企業の、今は会長さんとなった方の言葉。
#013 許す人に私はなりたい
私は、あらゆることを許す人になりたい。
「許したい」なんていうと、上から目線でなんて嫌な奴なんだろうという印象になってしまうかもしれないけれど。それはもしかすると「心の広い人になりたい」と言い換えた方がいいのかもしれない。
とにかく日々、イライラしたくない。いつも平穏な気持ちでいたい。誰といるときも、どんな場面でも。
時間に遅れる人、自分の言ったことを守れない人、レジで順番抜かしをする人、同
#011 泣きたくなったときは
あくびをして私の目に涙が溜まっているのを見つけた娘が「ないたら、あかんで」と言って涙を拭いてくれた。
「ないたらあかんで」と仕切りに言うので、試しに「泣きたくなったときは、どうしたらいいの?」と聞いてみた。
ちょっと考えて娘が言った。「だっこしてあげる、さらちゃんが。ね」と言う。「だから、だいじょうぶ」と。
そうか、抱っこしたらいいのか。泣いている人がいたら、抱っこするだけでいいんだ。抱っこ
#007 さらけ出せる才能
ライター仕事でお店取材をしていると、ときどきカメラの前に立つことがある。撮影前に立ち位置や光の具合などを事前に確認するため、というときもあるし、お客さんのふりしてイメージカットを撮るため、というときもある。いずれにしても、カメラの前に立つと緊張する。カメラマンさんにとって、私の表情などどうでもいいってことはよく分かっているのに、無駄に緊張して、ものすごく疲れる。カメラの前にいると、世界中の視線が自
もっとみる#005 人生三大幸せな日
2006年9月17日に平安神宮で結婚式を挙げた。
夕方からTHE SODO東山に移動して、披露宴。
ここの料理はおいしくて、食べたい気持ちはすごくあったのに、
どうしても胸がいっぱいで、
夫にも母親にも食べろ食べろと薦められて、
私も食べようと努力したけれど
結局一口も食べられなかった。
幸せだとこんなにも胸がいっぱいになって
本当なーんにも食べられないんだということを
このとき身をもって知った