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僕が読んできたオススメ本たち。

はじめに

それぞれの本についてあまり長い解説をするととんでもない長さになってしまうので、なるべく手短に書いていこうと思います(と言いつつ長くなるのが僕の悪い癖ですが)

本当は小説も読みたいと思うのですが、小説の場合は最後まで読みきらないといけないし、読み出すとその作者の作品を追いかけてしまうので、最近は読む時間をあまり割かなくなってしまいました。

今回の記事にはほとんど小説を入れていませんが、決して物語や詩が持つ生きることへの力強さや儚さを軽視しているわけではありません。擬似体験や思考の散策ができるのも読書の醍醐味ですよね。

たとえば山崎豊子さんの戦争三部作を始めとする数々の傑作には感銘を受けましたし、司馬遼太郎さんの歴史小説や名だたる文学作品にももちろん敬意を表しています。

今回取り上げる本は多岐にわたるため、僕なりにテーマ別に分類し目次をつけました。興味のあるものがありましたら目次からジャンプして下さい。

可能な限りAmazonのリンクをつけていますので、興味がわきましたら電子書籍のサンプルだけでもダウンロードしておくといいかもしれませんね。

ちなみに僕に利益は入りませんのでご安心下さい(たぶんnoteの収益になるはずです)

ここに挙げる本には全ページを読んでないものもありますし、気になって買ったままの積読も混ぜています。

いい本に出会ったら、今後も更新していきたいと思います。学びのきっかけになれば幸いです。

人生について


このテーマについての本を紹介するのなら、どうしてもこの本を推薦しないわけにはいきません。と言いながら存在を知ったのは去年ですし、読んだのも最近なので恥ずかしい限りなのですが。

『夜と霧』を読んだ僕の拙い感想はこちらで。

日本人が書いた名著と言えば、

神谷さんは『自省録』の翻訳家としても有名です。

「天は自ら助る者を助く」(self-help)いわゆる自助の精神は弱気にくじけた僕を励ましてくれる素敵な言葉です。どんな偉人にも失敗はつきもの。自らの人生にどんな問いを立て、自らの使命を全うするか。

いろんな人の気づきを参考にしたい方にお薦めの本はこちら

たった1ページに凝縮された365人にわたる人生の諸先輩方のお話は時に僕の心を打ち、人生の節目に読み返したくなる素敵な本になりました。

勇気を与えてくれる本としては、太陽の塔で有名な岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』です。特に人生に迷った若者にお薦めしたい。

音声で紹介もしています。

さて、あまりにも有名すぎてタイトルは知ってるけど読んだことない本の筆頭?に挙げられるのが『7つの習慣』(失礼!)

分厚すぎてとても読めないという人にはこちらの本でざっくり概要を知るのもいいかと。

文字が苦手な方は僕の動画でもどうですか?(笑)

その他にも有名すぎて(以下略)の本を挙げると。

どんな本屋さんの自己啓発コーナーにも必ず置いてあるデール・カーネギーさんの本も外せませんね。

人間心理や考え方について



人間関係の悩みは尽きないものです。人から好かれる人には共通する特徴があります。

原題の、How to Win Friends and Influence Peopleは直訳すると“友だちを得て、人に影響を与える方法”ですが、邦題ではどうやって人とうまくやっていくかというニュアンスが消えていてあまり好きではありません。

たいへん読みやすい本ですが、より分かりやすい本としては、先ほどの『7つの習慣』でも挙げました13歳から分かるシリーズがお薦め。

ドラッカーもいいですね。組織論の項目に挙げるべき本かもしれませんが。

もしドラはブームになりましたよね。

「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」と言ったのは、フロイト、ユングと並ぶ個人心理学を提唱したアドラーです。日本においては無名に近かった彼を一躍有名にした本が、言わずとしれた大ベストセラー。

『幸せになる勇気』は教育論が中心なので子育てに悩まれている方にお薦めします。

サラリーマン向けのアドラー本としてはこちらの本が人気YouTuberのサラタメさんみたいで面白い。オーディオブックはさらにお薦め。

そして、このテーマで中国の古典を紹介するなら、野中根太郎さんの全訳シリーズが癖のない現代語訳で読みやすくて愛読しています。

論語を僕なりにテーマ別に分けて紹介してみました。

文字で読みたい方はこちらから↓

論語はもちろん素晴らしいですし、渋沢栄一さんの『論語と算盤』など数多くの偉人に影響を与えていますが、僕がよりお薦めしたいのが『菜根譚』です。

論語より後に出されている分、いろんな思想が詰め込まれていて、しかも現代人が読んでも違和感がないのがすごい。読み返す度に発見がある僕のバイブルです。

儒教に異を唱えた作品としては、この二つも挙げておかずにはいられません。

道(TAO)とは何か?を考え始めると禅にも興味がわきます。ジョブズが禅にひかれたのも有名な話。

ちなみに僕は奈良に住みながら、無宗教なんですけどね(汗)

あとは大愚和尚さんの一問一答チャンネルも面白いですね。


枡野俊明さんの本も好きです。禅語が好きな方は日めくり感覚で読めるこちらはいかがでしょうか?

マインドフルネスにも興味が尽きません。

その他にも哲学めいた本はどうも難しくて読めないという方は、こちらの二冊がお薦め。


史上最強を目指す格闘漫画、刃牙シリーズをモチーフに東西の哲人たちを分かりやすく読ませてくれる入門書です。

もっと軽い感じのものが読みたいなら、さとうみつろうさんの『神さまとのおしゃべり』も面白い。

口が悪いみつろうくんですが、神さまにズバズバと切り込み、笑いながら哲学めいた?ものが学べます。この本に関しては会話がメインなので、特にオーディオブックがお薦めです。

悪魔との対話もあります(笑)

あとはこちらのシリーズも分かりやすくておすすめ。


高校生の時から好きな『徒然草』もお薦めします。無常とは?

学生の時は単なる無味乾燥な暗記対象の知識としてつまらなかったのですが、こちらの本をオーディオブックとして聞き返すと、世の中にはいろんな考えがあってすでに考え尽くされているのだなぁと思わせてくれます。

世界史を概観する参考書としては、

世界の国を一人のキャラクターに見立てて分かりやすく説明してくれている漫画がこちら、


古典作品の紹介は100分de名著も面白いですが、YouTubeチャンネルでは何と言っても、アバタローさんがオススメです。



マーケティング、行動経済学について


何と言っても真っ先にお薦めしたいのが、

シリーズとしては実践編、戦略編がより具体的なので青本を読まれた後は、この二冊もお薦めです。

こちらの本によると、『影響力の武器』の中で例として挙げられている心理実験のいくつかは事実と異なるようですが、内容は普遍だと思います。

6つの影響力をざっくり知りたい方は、僕の動画でも見て頂ければ幸いです。


行動経済学と言えば、ダン・アリエリーさんの他の本も超オススメです。様々な実験結果にびっくり!単純に人間心理の読みものとしても楽しい。

他にも参考になる本としては、

こちらは僕の動画でも紹介しています。なぜ要らない物が欲しくなってしまうのか?を知りたい人は見てみてください。

こういった本を読むと、なぜ無駄な物でもついつい買ってしまうのか?
だまされないためにはだます方法を知ることだと痛感させられます。

後は、USJを見事V字回復へ導いた国内屈指のトップマーケッターとして森岡毅さんの本を挙げないわけにはいきません。

三部作として名高いのがこちら。


森岡さんは統計学の専門家でもありますね。人生に悩む娘さんに向けた本もお薦めですよ。

内容が気になる方はこちらで(笑)

社会学も人間心理を学ぶのには必要ですね。見開きで分かりやすく解説してくれる本はこちら。


数学、統計学について


数字やデータが苦手な僕でも最低限の数字のトリックやバイアスにひっかからないように易しく教えてくれる本を紹介します。

日本でただ一人のビジネス数学教育家と言い切る深沢真太郎さんの本は、どれも数字アレルギーの僕にとっては分かりやすく解説してくれるありがたい本です。日常生活やビジネスにおいてどう数学マインドを活かすのかを丁寧に解説されています。

謎とき統計学チャンネルでも有名なサトマイさんのデビュー本。動画と同じく統計学の基礎を面白エピソードを交えながら教えてくれます。

統計学の入門書を一冊くらい読むだけでも数字に対する考え方がだいぶ変わると思いますので、たまには本屋さんのコーナーで足を止めてみてはいかがでしょうか?

あのビルゲイツが大学生に配布したことでも話題となった『ファクトフルネス』は思い込みの危険性を具体例を用いて教えてくれます。

先ほどの行動経済学の章とテーマが重複しますが、こちらのシリーズも面白くて好きです。


認知バイアスについては、こちらの二冊が入門書として分かりやすくてお薦めです。パラパラとめくるだけでもざっくりと理解できます。



なぜ人は物事を知っていると錯覚してしまうのか、知ってるようで実は知らない思考過程を様々な実験結果を用いて解説してくれる本はこちら。

無知つながりで紹介するなら、ちょっと毒舌の橘さんの本も挙げておきたいな。


数学や統計学に関する勉強はこれからも続けたいと思いますが、苦手な分野なので紹介できる本はほとんどなくて申し訳ありません。経済学と共に勉強不足を痛感。経済を学ぶことは人間を学ぶこと。

予備校の先生が経済学を分かりやすくまとめた本がこちら。


経済学を原典の引用から説明し、おまけに受験英語からの脱却を試みる面白い本はこちら。


さらに経済学の名文をまとめたのが、

英文法のお供にはこちらもどうぞ。翻訳や英作文としても使えるロングセラーの名著。

経済学の原点と言われるアダムスミスの『国富論』は構想の一部でしかなかった。本命はこちら。

そんな数学オンチな僕でもこれはすごい!と思う名著がこちらの本。単なる数学の問題の解き方をまとめた本ではなく、哲学的な本としても読めます。

理系という言い方は文系の人ならではの表現らしいですが、僕が好きなミステリ作家の森博嗣さんのエッセイ本はいろいろと持っていて、あまりに自分と対極にあるためいろんな気づきがあります。

何か一冊挙げるとすれば、こちらの本がかつてのブログを5冊分まとめた合本でお得感があります。


リーダーシップ、経営学について


ビジネス書のコーナーに行けば山のように出されているテーマの本ですが、そういった本を読めば読むほど、古典の持つ普遍性を再認識します。ですので、ここでは僕がお薦めする古典を挙げていきます。

唐の二代皇帝太宗李世民が貞観の時代に政治の要諦をまとめた、いわば中国の失敗学から学ぶ政治の教科書が『貞観政要』です。

講談社学術文庫は750ページもある分厚い本ですが、部下との対話も多く、意外にすらすらと読み切りました。

関連本も多数あるので、何か一冊お読みになると参考になる部分が必ずあると思います。

音声配信でも紹介しています。

次に紹介したいのが『韓非子』です。


こちらも関連本が多数出ています。岩波文庫と講談社学術文庫といった原文に近い本を読む前にそういったサポート本を読むと理解も早いでしょう。ちなみに岩波文庫は全部で四巻あります。

韓非と言えば、漫画キングダムで描かれている春秋戦国時代の諸子百家の中で、法家思想のルーツとも言える存在。一説には李斯によって殺害されたとも言われていますが、初の中国統一を果たした秦という国を支えた根幹のシステムがここにあります。

組織を束ねるにはどうすればいいか?

人間はいつの世も変わらないものだと思わされます。性悪説に準拠するとシステムで人を縛るしかありませんが、数々の失敗の歴史を繰り返しています。

中国の古典は全般的に興味がありますが、このテーマとして絶対に挙げなければならないのが『孫子』でしょう。


論語と共にタイトルくらいは誰でも知ってる古典中の古典作品。それこそ関連本は山のようにありますので、自分に合った本を読み重ね理解を深めたいところです。

音声でも紹介しています。

そして、西洋の経営戦略書として森岡毅さんも薦められていた難解ながらも『孫子』と合わせて読み継がれているのが『戦争論』


僕は守屋淳さんの古典解説本が好きなので、入門書として『孫子』と比較して書かれているこちらの本をお薦めします。

また、先に語録を読んで概略を頭に入れるのもいいかもしれません。復習用にもいいですね。

戦争論、難しいんですよね〜。でも含蓄の深い言葉が多くて、やっぱり名著です。

ランチェスター戦略を分かりやすく教えてくれる本もいいですね。

より具体的な経営論を読みたいなら資本金1万円から起業した木下勝寿さんの本はかなりオススメです。自らの経験を基にここまで血の通った経営話が書かれている本も珍しい。

経営論に興味が無い方は、自己啓発になりますが、自社で研修に使われている法則の中から再現性の高い有益な45個の法則をまとめたこちらの本を読むだけでも木下さんの考え方が学べます。


ところで、日本の古典も挙げておかないと片手落ちですね。

剣豪宮本武蔵と言えば、やっぱり『五輪書』です。

特にこちらの角川ソフィア文庫シリーズは全訳ではないものが多いですが、入門書としてお薦めです。僕はいつでも気になったら読めるように電子書籍でシリーズを購入しています。

ある意味古典とも言えるビジョナリーシリーズもおすすめです。

気になる方は、音声で紹介しています。

アイデアについて


自分に柔軟な頭があればなぁ。何かの壁にぶつかってしまった時、僕はいつもそう思います。

ピタゴラスイッチやだんご三兄弟などで知られる佐藤雅彦さんの『プチ哲学』は、かわいい絵柄で一見簡単に読める子ども向けの本に見えますが、大人になればなるほど物の見方の大切さに気づかされます。

バザールでござーる、スコーンのCM、不朽の名作パズルゲームI.Qなど数々のヒット作を世に送り出した佐藤さんは糸井重里さんと共に僕の憧れです。

数々のブランドロゴを手がけたことで有名なデザイナー


佐藤可士和さんも気になる方の一人です。

自分が絵が描けないだけにデザイン系の人には一目置いています。

ある一枚の写真から自分なりの発想をトレーニングする本と言えば、

この本はあくまでも気づきのきっかけに過ぎません。正解はあなたの中にしかなく、また答えはあなたの成長に伴って変容します。

この本で発想の練習をすれば、いつも何気なく目にしている日常風景がちょっと違って見えてくるかもしれません。

オリジナル思考を持つ人はどういう人かを考察しているのがこちらの本。

クリエイティブな思考はいつでもあなたのそばにあります。

クリエイティブと言えば、こんな授業もあります。

そのまんまですね(笑)

創作とは悩みとの戦い。くじけそうになった時に背中を後押ししてくれる素敵な本です。

数々の先人の経験談から発想の気づきを教えてくれる本と言えばこちらの本がお薦め。僕のお気に入りです。

文章が苦手だという人は同じ著者のこちらの本もお薦め。ワークショップのようにお題に出された絵を描いていく練習帳です。

現代アートはアイデアの宝庫。

アイデアの本と言えばたくさんありますが、体系的にまとめられた本が欲しいなら、読書猿さんの本がお薦めですね。

読書猿さんと言えば、他にも。

辞書並みの分厚さにも関わらずベストセラーとなった『独学大全』もありますね。もちろん全部持っています。

ただ、僕はこの手のまとめ本はオーディオブックでランダム再生するのもなかなかいいと思います。というのも、適当なページの文章が自分の深掘りのきっかけになることがあるからです。

物を考えるには、メタ思考というのも大切ですね。良書には間違いなく抽象思考が含まれています。散らばったデータをどんどんフォルダにまとめて、より高次元から考える人は頭のいい人だなぁと憧れます。

残念ながら二年前に亡くなられた外山滋比古さんも尊敬するお一人です。

『思考の整理学』があまりにも有名ですが、それ以外にもたくさんのエッセイ本があり、読みやすい文章の中に溢れかえる気づきがあります。

情報過多の時代において何でも速く答えを出すことが求められがちですが、こちらの本では逆にゆっくり考えることの大切さを学べます。

古典的名著と言えば、こちら↓

寓話について


僕は寓話にもひかれます。

たとえ、子どもにでも分かる平易な文章で書かれていても、内容は大人になるほどに心に深く刻まれる名作もありますね。

ミヒャエル・エンデは、映画ネバーエンディングストーリーの原作『はてしない物語』も有名ですが、他の作品を挙げるなら『自由の牢獄』もお薦めです。

完全なる自由とは不完全との表裏一体。束縛があるからこそ自由を感じられる。誰しもが体験する不自由さに内包される自由というものを寓話の形で読ませてくれます。

他にも古典的な寓話として挙げられるのがこちらの作品ですね。

最近僕が気になった風刺作品としては、柴田元幸さんが新訳された『ガリバー旅行記』があります。今は積読の一冊ですが、いつか読みます。

寓話や風刺と言えば、僕にとって外せないのが星新一さんのショートショート。学生時代の熱が再燃して、新潮文庫の電子版を全て大人買いした僕は、読書の合間に短くも面白いお話を少しずつ読んで楽しんでいます。

読書の合間に少しずつ読んで僕が気に入ったおすすめの話のあらすじをこちらのマガジンに溜めていってます。

小説は面白いものですが、思考実験もまた興味深いものの一つです。


マイケル・サンデルさんの白熱授業でも話題となった、いわゆるトロッコ問題を始めとする倫理や哲学的思想は思考のトレーニングとして楽しめます。

たとえば、こういった挿絵のある本も読みやすくて旅先の暇つぶし本として最適です。いろんな人と話し合えば、自分の考えとの違いに驚かされることでしょう。

人間にしかできない知的遊戯ですね。


書くことについて


noteを利用している人は、読み手にとどまらず自ら文章を書いている人も多いと思います。拙い文章しか書けない僕なので、ご紹介するというのもおこがましいものですが、どうしてもお薦めしたい本がこちら。

まんまやん(笑)

スティーヴン・キングの名前を知らない人はいないでしょうが、彼が書いた作家ならではの苦悩は文章や作品を作る上で、たいへん参考になります。

僕は村上春樹さんのエッセイ本が彼の書く小説よりも大好きなのですが(失礼にも程がありますね)

こちらの本を読むと、自分もとんでもなく素敵な作品が書けるんじゃないかと思わず錯覚してしまうくらい文章熱が高まります。

モーニングノートで有名なこちらの本も創作意欲を保つヒントが散りばめられていますね。

旧シリーズと共にベストセラーとなっています。

テクノロジー、未来予測について


誰しも未来がどうなるか?というのは気になるところだと思います。

このテーマに関する本は当たり前ですが、ネタがどんどん古くなり、予測が外れることもあるわけで推薦する本も難しくなりますね。

いっそ100年予測まで、ということで挙げておきたいのがミチオカクさんのこちらの本。単なる推測ではなく、現存する技術をもとに考えられているので、2012年に出版されたとは思えない内容に驚かされます。

500ページほどありますが、面白すぎてもっと読みたくなるほどです。

分厚くて読めないという人は僕の動画もありますよ。

もう少し範囲を狭めると、より具体性が増します。

こちらも動画で紹介しています。

日経BPの編集者や専門家たちが毎年選ぶ最新のテクノロジーを紹介した本もあります。


翻訳者の土方奈美さんはVoicyで翻訳書についてのご自分の感想など、普段なかなか顔の見えない翻訳家ならではの裏話が聴けて楽しい。統計学の項目でも紹介した『知ってるつもり』や経営学で紹介した『ビジョナリーカンパニーzero』も土方さんの訳書です。

テクノロジーの歴史をふりかえるのもいいですね。

未来を予測するということは、過去の人類史をふりかえることでもあります。

となると、大ベストセラーのこちら三作は外せないところ。

いわゆるシンギュラリティの問題に関してはリアルタイムでたくさんの本が書かれているわけですが、そうなってくると子ども達の学力低下の問題についても考えざるを得ません。

こちらは僕の動画でも紹介しています。


脳科学について


脳の研究というのはまだまだ未知の世界のようです。せめて自分の頭の中くらいは良い状態で保ちたいものですが・・・。

池谷さんと糸井さんの対談本は、面白くて何度も読み返した記憶があります。記憶ってどんな仕組みなのかがよく分かります。

元々はテレビ番組シリーズの書籍化だそうですが、こちらの本もめちゃめちゃ面白い!タクシーの運転手さんは空間記憶を司る海馬がものすごく発達しているそうです。他にも数々の興味深い脳のお話が満載。

脳は本当に不思議だなぁと思わせてくれる本。

終わりに


書き始めたら、あの本もこの本も薦めたいと際限がなくなり、あっという間に5時間くらい経ってしまいました。

ここで選んだ本はなるべく再読に耐えうるものを基準としました。あまり網羅性にこだわると長くなってしまうので、それはまた何かの記事で紹介しようと思います。

本屋さんは僕にとって脱出困難な迷宮です。一歩足を踏み入れると、棚に収められた本たちが僕を誘惑します(笑)

小学校の図書室で、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを読んだあの日から僕の読書人生はスタートしました。何かに悩む度に、本は僕の良き相談相手であり、本棚に並んだ本には様々な思い出が詰まっていて、時おり読み返すと新たな発見があったりします。

何の成長もないと思っている僕でも、本の内容は変わらないわけですから、それなりに日々の学びがあるのでしょう。

読書離れとは、いつの時代も言われていますが、別に僕は本が全てだとは思っていません。本を読んでいなくても常に人生に問題意識を持って、周囲の人たちに気づきを与えてくれる人はいます。

同じ夕陽の美しさを見た感動は言葉で表すことができないその場にいる人だけの体験です。かけがえのない一日です。

僕は読書量を誇る人を読書家とは呼びません。たとえ一冊でもその人にとって心の支えとなる本があればそれで十分だと思います。ただもしもそんな一冊に出会えたとしたら、その人はもっと本を読みたくなるでしょう。

当たり前ですが、本は人が書いたものであり人との出会いに似ています。

同じ時代に生きている人間同士、助け合って学び合う。

そんな素敵な交流があれば生きていて良かったと実感できるのではないでしょうか?

もしも残念ながら、分かり合えない人に出会ったら、お互いを批難せずにそっと距離を置けばいい。僕も知らずにたくさんの人を傷つけてきたことでしょう。

でも、幸いにも心が通じ合える人に出会えたのなら、その気持ちを文章にしたため、同じ悩みを持つ誰かの助けになればこんなに素敵なことはない。人が書いた文章には、そして本にはそんな力があると僕は思います。

僕はこれからも素敵な本に出会い、その文章を紡いだ人を敬愛します。

今回紹介した本があなたの一助になればとても嬉しいです。

長い文章にお付き合い頂いて本当にありがとうございました。

本屋さんや読書についての思いは、過去記事で書いています。もしお時間がございましたらお付き合い下さい。

時代を変えてしまう天才たちがどんな本を読んだのかには興味があります。

ジブリの巨人を鈴木プロヂューサーが語る。

文系と理系の天才の対談。

難しくて分からないという人におすすめの動画。スケザネさんが分かりやすく解説してくれてます。

家康が天下を取ったのは読書のおかげ?

いつも素敵な本を紹介してくれるラジオ番組↓学問ノススメ


歴史を楽しく学ばせてくれる番組↓コテンラジオ


この記事をもとにゲームをしながら語ってみました↓


スキはログインしていなくても押せます!ワンちゃんでも押せるほど簡単です。励みになりますので、ここまで読んでくれた記念に押して下さい。いくつになっても勉強は楽しいものですね。サポート頂いたお金は本に使いますが、読んでもらっただけでも十分です。ありがとうございました。