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夢を描く

会社設立から紆余曲折の7か月を経て、3月31日にクラウドファンディングをスタート。先日、5月7日までの期間を全力で走り切りました。

結果として、目標の646%を達成。162名もの方に応援いただきました。
この場をお借りしてお礼を言わせてください。
応援いただき、本当にありがとうございました!

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コーヒーを自分の手で焙煎する体験を通じて、五感を総動員して全身で味わうというサービスです!!

このクラファンの一歩は、壮大な夢の第一歩です。
今日はその夢について、少しだけ語りたいと思います。

1.将来の夢

一番最近「将来の夢」を語ったのは、いつですか?

「食を通じて、世の中に笑顔を増やしたい」と小学校の時から描いていた夢を、食品メーカーに入り、価値提供することで実現しました。
しかし、社会人になってからは、子どもの頃に描いていた「夢」といえるようなものを語ったことがありませんでした。ある意味、達成して満足してしまったのです。
社会人になってからは、現実的な視点で、3か年の中期計画のように将来設計をしていく。川下りのように、与えられた機会を全力で取り組んでいくというキャリアを積んで、それで満足していたのです。
その中で、キャリアに対しての考え方を変える転機がありました。それは、妊娠・出産です。子どもを産むとともに、自身も生まれ変わった気持ちで、まっさらの心で、自身と向き合い、再び子どもの頃のように「夢」考えるようになったのです。

そうはいっても、すぐに「夢」が思い浮かぶでもありません。学びながら、行動しながら、常に矢印を自分に向けて夢を問う日々。
生き方・働き方を考える中で、会社を興す決断をし、模索する中で会社として成し遂げたい理念は結晶化できるようになりました。
しかし、個人としては、野心や野望が芽生えてこなかったのです。ギラギラと燃えるような1ミリも出てきませんでした。
※理念=夢ともいえるの、抽象的できれいな言葉でまとめるのではなくて、具体的で人間臭いものを、ここでいう「夢」として書いております。

でも、会社としてクラウドファンディングという第一歩を踏み出した時から、少しずつ私の心に変化が芽生えました。

青春時代の頃のような、熱く輝く「夢」を描きたい

クラウドファンディングが終わる5月に、夢を口にできるようにと、心身を整えるところから始めました。

2.心身を整える

心身を整えるとはどういうことでしょうか?なぜ必要なのでしょうか?

ビジネスシーンにおいて、現代人はたくさんの情報の中から必要なものを選び、考え、決断し、行動することが日々行われていますよね。
そして多くの場合、決断した理由を尋ねられます。論理的に、相手が理解できるように説明するような「アカウンタビリティ(説明責任)」が求められます。
誰もが理解できるように、思考した内容を論理的に話すと、どれも現実的で非の打ち所がないように見えます。
私は、ここに落とし穴があると気付いたのです。

どんな落とし穴かというと、実現できそうにないもの、説明できそうにないものにはブレーキをかけてしまうということです。
私は社会人になってから、感情や情動には一旦フタをして、現実的で論理的な意見にすり替えるというスキルが身についてしまっていました。
空気を読む、間を読む、日本人らしい特性を存分に発揮をしながら生きていたのです。

そんな時、ふと流れたミスターチルドレンの”終わりなき旅”に耳を奪われます。

時代は混乱し続け その代償を探す
人はつじつまを合わす様に 型にはまってく
誰の真似もすんな 君は君でいい
生きる為のレシピなんてないさ

鳥肌が立ちました。何度も聞いているヘビロテの曲ですが、その瞬間に我に返ったのです。つい、思考や論理に偏って、世の中が求める正しさを表現してた自分がいた。固定概念や優等生という型にハマっていた。そう、落とし穴にハマっていたのだと気付きました。

自分が落とし穴にいることに気づくことはできましたが、いざ脱出しようとしても、長い間ハマってしまっていたので、なかなかそこから抜け出せません。感情や情動にいきなりアクセスして、夢を描こうとしても無理です。

だから私は、心身を整えることから始めたのです。

まず、デトックスを1か月間行うことにしました。スムージーやプロテインによる食事の代替で、固形物を取らずに、胃腸を休めながら、腸内細菌を変えていく一種の腸活プログラムです。
なぜデトックスなのかというと、身体が余分なものを溜めていると本来の直感力を発揮できないと感じたからです。例えば、脂肪が多すぎて筋肉が少ない身体だと、俊敏に動けない、自分の思い通りに動かせない、といったことがありますよね。それと同じです。
その中でも腸活を意識したのは、腸が神経細胞から分化された臓器で「第二の脳」と呼ばれているからです。腸ではセロトニンなどの神経伝達物質を多く生成しており、腸を整えることが心や思考を整えること繋がるというのが、最近の研究で分かってきています。
参考:https://bifidus-fund.jp/keyword/kw033.shtml
今は14日間経過して折り返し地点ですが、お通じを見る限りは腸内が整ってきています。さらに、身体の脂肪も柔らかくなり、老廃物がなくなって、セルライトも解けて、身体が軽くなって、本来の力を取り戻して元気になっていることも分かります。非常に良い感じです。

さらに、直感力を鍛えるために5~7月までの瞑想講座も申し込み、習慣化させていた瞑想をより本質的な価値が発揮できる形に近づけていく練習をしています。瞑想の良さは、様々なところでいわれている通りです。瞑想することで脳に変化を促します。それが認知・感情・ホルモンバランスを整え、心の安定につながります。私が大学院で研究していた「脳の可塑性」そのものです。
参考:https://www.earthship-c.com/liberal-arts/neuroscience-reveals-benefits-of-meditation/

こうして、文字通り、心身を整えて、余分な思考や感情を制御して「夢」に向き合ってみることにしたのです。

3.見えてきた「夢」のカケラ

いざ「夢」を描く日時を決め、瞑想を30分ほど行って、準備万全になってから、ノートに向き合いました。

すると、フッとインスピレーションが湧いてきました。
これまでは諦めていた想いや、ビジュアルがどんどん浮かんできます。ずっとフタをして閉じ込めていた大切な情動たちが、弾けるように出てきたのです。
ビジュアル化されてた「夢」を見ながら、ニヤニヤして言語化していきました。そうすると、ノートに壮大な「夢」が浮かび上がってきます。
でも、そこで満足して、終わりにしません。それを10年後に達成すると仮定したときに、8年後に到達する地点は?と、ブレークダウンしていきます。5年後、3年後、そして来年2022年までに何をするかまでマイルストーンを置いて、ラフ案を書きだします。
そうすると、「夢」がグッと現実味を帯びてくるのです。

これはまだ「夢」のカケラの状態。でも私にとっては大切な大切なカケラです。ゼロの状態から、腹をくくって1か月でカケラをつかむことが出来ました。10年近く塞いでいた情動たちを、1か月で解放することが出来たのです。
これは、心身を整え、直感をキャッチできる力を蓄えたからであることは間違いありません。

4.夢のカケラを紹介

「世界一の食体験ラボ」になること。

食体験は究極のエンターテイメントです。分かりやすい例を挙げるとすると・・・エンターテイメントで最近飛ぶ鳥を落とす勢いのNetflix(ネットフリックス)の食体験版です。
私たちの会社はLaboratory(ラボラトリー)という名前を付けており、研究所の意味です。食体験の面白さを探究し続ける集団、かっこよくないですか?
そんな意味を込めて、「Comma Lab」というブランドを生み出し、育てようとしているのが今のステータスです。その一歩が、冒頭で触れています、クラウドファンディングです。

日本の食文化・食体験を世界に向けて発信し、グローバルに向けて進出する準備が整っている状態にしていきます。
まだまだ「夢」のカケラではありますが、2021年5月14日にこれを宣言し、実行プランに落とし込んで活動を進めていきます。

5.実行プランに移すためのコーチング

心身を整えるための、デトックス&腸活・瞑想講座を始めた、と申し上げましたが、さらに、もう一つ5月から始めたことがあります。
それは、コーチングです。

ずっと興味を持っていたものの、コーチをつけてバンバン活用していくイメージがあまり湧かなかったため、トライしたことがなかったコーチング。
ご縁が重なり、信頼できる仲間から、とても良いコーチを紹介していただきました。
奇しくも、初めてのコーチングセッションは、この「夢」のカケラを掴んだ3時間後でした。
興奮した状態で、煮え切っていない状態で、コーチに「夢」を語ると、すべてを受容し、励まし、実行するためのステップを一緒に考えてくれました。

コーチングを受けるまでは、それによって何を実現したいか、目的をうまく言語化が出来なかったのですが、セッション中に腑に落ちました。
私は、「夢」を聞いて、寄り添って、励まし、そのゴールに導いてくれる人を求めていたのです。

有難いことに、私には、ビジネスプランを建設的に議論する仲間や、現実的に指導してくれるメンターがたくさんいます。本当に、皆さんクレバーで親身になって、アドバイスをくださいます。
現実を見て、真摯に寄り添ってくれるからこそ、安易に煮え切っていない状態の構想を口にすることはできません。それが、実は私にとって、物凄いプレッシャーであり、情動にフタをするものにもなっていました。
自分軸がない中で口にすると、揺らいでしまうという経験を、起業前後で幾度となく繰り返してきたので、慎重になっていました。
だからこそ、安心して、ふわふわしたアイディアを吐き出せる場所が必要だったのです。

今のコーチは、有難いことに私にとってはぴったりのコーチだったようです。これから、コーチをつけて、さらに仲間やメンターの力も借りて、このカケラの状態から結晶化した「夢」に具体化して、達成していきます。

6.最後にお願い

私はこれから、第二の青春として、「夢」を追いかけていきます。
その姿を、このnoteでも、そして会社公式のnote発信していきますので、ぜひ皆さん、応援のほどよろしくお願いいたします!

こちらが会社のnoteです。
「間」を大切にしている理由について、仲間と書きましたので、ぜひ読んでみてください。


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