エスプレッソ思想 Mark

エスプレッソエンジニア エンジニア視点から、珈琲、マシン、抽出方法に関して体系的に伝え…

エスプレッソ思想 Mark

エスプレッソエンジニア エンジニア視点から、珈琲、マシン、抽出方法に関して体系的に伝えていきたいと思います。 コラム: 珈琲GPT Twitter: EspressoGPT 経歴:エスプレッソx16年、化学x2年、材料x9年、ロボットx2年

記事一覧

最近日本ではドリップ珈琲を淹れる人もバリスタと呼ぶみたい。
バーで働く人(バー/Bar+職人/ista)の語源からきており、欧米ではバー越しにエスプレッソ抽出+カフェ提供する人を指す。なので本来ドリップコーヒーもカフェではない。
日本のドリップ文化に欧米語を混ぜた結果なのかな。

エスプレッソの4M (Man, Machine, Method, Materials)

皆さんこんにちは、エスプレッソエンジニアのカッキーです。 今回は、エスプレッソを作る上で提唱されている4つの要素について紹介します。 4MのMはそれぞれ以下の頭文字…

先日散歩中に表参道でIntelligentsia coffeeを発見。昔カリフォルニアのベニスビーチ店⛱️によく通っていた。
フラグシップのblackcat espressoを飲みたかったが、残念ながら提供なし。なあぜなあぜ?

エスプレッソにテクノロジーなんて必要ない。必要なのは思想とパッションです。

スペシャリティ珈琲の特徴について、先日大手珈琲卸売業の方と話しました。
ブレンドが通期を通して一定の風味を提供できるのに対し、スペシャリティは限定モノ。毎回違う独特の風味を楽しめるのが後者で、人生で唯一無二の体験ができるのが特徴となっているとのこと。
納得の回答でした。

ブレンドvs. シングルオリジン

この二つの疑問について度々質問があります。 ブレンド珈琲が開発された背景は、 ①品質の安定化 ②供給の安定化 ③オリジナルブランドをアピールできる。  最近、シン…

最近Noteをお休みしていたが、年始に2回エスプレッソ抽出会を行った。

Flair58とエスプレッソ抽出を実際に体験してもらい、抽出も難しさや豆の種類による風味への影響を試してもらった。

今年もエスプレッソの魅力を広めたいの一本で行きます!

イタリアのエスプレッソはブラジルベースが多い理由は、ミルクと合わせやすいからじゃ?チョコ・カカオテイストで上手くブレンドすれば、酸味・苦味が上手く抑えられ、まろやかな口当たりを体現できる。誰かご存じ?

2週間前にオープンしたエスプレッソ専門店
「RITA Affogato Tokyo」 その名の通りエスプレッソが主役のアフォガート。
口当たりはほんのり苦くチョコ感強いエスプレッソとこちらもまろやかなアイスクリームとの組み合わせ🍨 スッと胃袋に入っちゃった😋

こう見えても初めてのスタバロースタリー
クリームブリュレラテxクリスマスブレンド
チョコ系の濃厚感あるエスプレッソを選択

先週から関東は暑い日が続いているので、朝シェケラートというオプションも悪くない。キンボのエキストラクリームとアーモンドミルクをブレンドして作ってみた。

ナッツバターラテ | imperfect Omotesando
先日インスタで見つけたお店。新しいコンセプトに惹かれ、寄ってみた。
ミルクの苦味が強調されてしまうんじゃないかと偏見を持っていたが、ナッツバターの濃厚さがしっかりボディーを効かせたいて舌触りよし👍おすすめの一品

珈琲GPT | エスプレッソ抽出の難しさ

エスプレッソエンジニアのMarkです。 エスプレッソの抽出はやり方次第で簡単にも難しくもなる。 豆の種類や鮮度、配合や設計によっても、消費者に提供される状態になった…

スペシャリティーにおけるサステナビリティとその課題

こんにちは、エスプレッソエンジニアのMark です。  この投稿では、スペシャリティーコーヒーにおけるサステナビリティと、その直面する課題について紹介します。  珈…

珈琲をブレンドするには理由があります。
味・風味の安定性確保のほか、抽出でのロバスト性、長期にわたる供給安定性、コスト削減など。エスプレッソに至っては家庭で細挽き粒度を安定・均一に挽ける様多種の豆がブレンドされています。まさに配合は各メーカーが積み上げたテクノロジーです。

東京から近い上野原にあるシェアロースターでコーヒーセミナー
自分も応援してるオヤジのコーヒーうんちくは価値有。ドリップ珈琲の奥深さを探求したい人には特におすすめ。

ADDress珈琲部部長、つよぽんのコーヒー講座参加権

https://camp-fire.jp/projects/view/678716

最近日本ではドリップ珈琲を淹れる人もバリスタと呼ぶみたい。
バーで働く人(バー/Bar+職人/ista)の語源からきており、欧米ではバー越しにエスプレッソ抽出+カフェ提供する人を指す。なので本来ドリップコーヒーもカフェではない。
日本のドリップ文化に欧米語を混ぜた結果なのかな。

エスプレッソの4M (Man, Machine, Method, Materials)

エスプレッソの4M (Man, Machine, Method, Materials)

皆さんこんにちは、エスプレッソエンジニアのカッキーです。
今回は、エスプレッソを作る上で提唱されている4つの要素について紹介します。

4MのMはそれぞれ以下の頭文字からきており、それぞれの要素が大きくエスプレッソの風味や品質に影響してくるという考えです。

1. Mano / Man (人) プロセスに関与する「人」を指します。これは、バリスタ、焙煎士、およびコーヒーの準備に責任を持つ全ての関

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先日散歩中に表参道でIntelligentsia coffeeを発見。昔カリフォルニアのベニスビーチ店⛱️によく通っていた。
フラグシップのblackcat espressoを飲みたかったが、残念ながら提供なし。なあぜなあぜ?

エスプレッソにテクノロジーなんて必要ない。必要なのは思想とパッションです。

スペシャリティ珈琲の特徴について、先日大手珈琲卸売業の方と話しました。
ブレンドが通期を通して一定の風味を提供できるのに対し、スペシャリティは限定モノ。毎回違う独特の風味を楽しめるのが後者で、人生で唯一無二の体験ができるのが特徴となっているとのこと。
納得の回答でした。

ブレンドvs. シングルオリジン

ブレンドvs. シングルオリジン

この二つの疑問について度々質問があります。

ブレンド珈琲が開発された背景は、
①品質の安定化
②供給の安定化
③オリジナルブランドをアピールできる。

 最近、シングルオリジン至上主義を語る人は、「ブレンドは安い豆を混ぜて誤魔化している」等、売る側の都合のいいポジショントークに誘導することが多いです。それぞれ開発には背景があり用途や目的のビバレッジも違うわけですから、「ブレンドvs. シングル」

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最近Noteをお休みしていたが、年始に2回エスプレッソ抽出会を行った。

Flair58とエスプレッソ抽出を実際に体験してもらい、抽出も難しさや豆の種類による風味への影響を試してもらった。

今年もエスプレッソの魅力を広めたいの一本で行きます!

イタリアのエスプレッソはブラジルベースが多い理由は、ミルクと合わせやすいからじゃ?チョコ・カカオテイストで上手くブレンドすれば、酸味・苦味が上手く抑えられ、まろやかな口当たりを体現できる。誰かご存じ?

2週間前にオープンしたエスプレッソ専門店
「RITA Affogato Tokyo」 その名の通りエスプレッソが主役のアフォガート。
口当たりはほんのり苦くチョコ感強いエスプレッソとこちらもまろやかなアイスクリームとの組み合わせ🍨 スッと胃袋に入っちゃった😋

こう見えても初めてのスタバロースタリー
クリームブリュレラテxクリスマスブレンド
チョコ系の濃厚感あるエスプレッソを選択

先週から関東は暑い日が続いているので、朝シェケラートというオプションも悪くない。キンボのエキストラクリームとアーモンドミルクをブレンドして作ってみた。

ナッツバターラテ | imperfect Omotesando
先日インスタで見つけたお店。新しいコンセプトに惹かれ、寄ってみた。
ミルクの苦味が強調されてしまうんじゃないかと偏見を持っていたが、ナッツバターの濃厚さがしっかりボディーを効かせたいて舌触りよし👍おすすめの一品

珈琲GPT | エスプレッソ抽出の難しさ

珈琲GPT | エスプレッソ抽出の難しさ

エスプレッソエンジニアのMarkです。

エスプレッソの抽出はやり方次第で簡単にも難しくもなる。

豆の種類や鮮度、配合や設計によっても、消費者に提供される状態になったときの飲み物に大きく影響する。

日本でエスプレッソが家庭で普及しにくい理由について、いくつか考えたことはあるが、今回は比較的難易度の高い「グラインダーの調整」と「抽出」の難易度についてAIに聞いてみた。

要点だけ太字にしたが、正

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スペシャリティーにおけるサステナビリティとその課題

スペシャリティーにおけるサステナビリティとその課題

こんにちは、エスプレッソエンジニアのMark です。

 この投稿では、スペシャリティーコーヒーにおけるサステナビリティと、その直面する課題について紹介します。

 珈琲業界におけるサステナビリティには各社多種多様の視点があり、環境面だけでなく社会的に優れたコーヒー豆の供給も重要になってきています。

 一般的にどの業界においても、サステナビリティは環境面だけにフォーカスした意味合いだけでなく、社

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珈琲をブレンドするには理由があります。
味・風味の安定性確保のほか、抽出でのロバスト性、長期にわたる供給安定性、コスト削減など。エスプレッソに至っては家庭で細挽き粒度を安定・均一に挽ける様多種の豆がブレンドされています。まさに配合は各メーカーが積み上げたテクノロジーです。

東京から近い上野原にあるシェアロースターでコーヒーセミナー
自分も応援してるオヤジのコーヒーうんちくは価値有。ドリップ珈琲の奥深さを探求したい人には特におすすめ。

ADDress珈琲部部長、つよぽんのコーヒー講座参加権

https://camp-fire.jp/projects/view/678716